イレギュラー・リズム・アサイラム
160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
新しいホームページ: http://ira.tokyo
営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)
IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo 160-0022
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
website: http://ira.tokyo
Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)
ちかごろは、上関原発建設予定地からの中継を見たり、Youtubeでリビアからの映像を探してみたり、マスコミのウェブサイトもいちおうチェックしてみたり、という日々ですが、それにしても邪魔くさいですね、広告が!
映像の下にはちょこちょこ広告が出てきて、その度にいちいち小さいバツ印をクリックして消さないといけないし、どうでもいい広告上のフレーズやイメージや人の顔を、いつの間にやら頭に叩き込まれていたりもする。そういうのをきれいさっぱり頭から取り除けたらいいですが、それはなかなかむずかしい…。
では、ということで、とりあえず、もう2度とこれらの広告を見ないようにしてしまいましょう。すでにやっている人もいるかと思いますが、Firefoxというブラウザのアドオン・機能拡張を使うとそれが簡単に出来るので、いちおうここでご案内。
もしまだ、IE (Internet Explorer)などのコーポレート(企業)・ブラウザをお使いでしたら、これを機にこのFirefox(自由度の高い、オープンソースの非営利ブラウザ)に切り替えることをお勧めします。
Firefoxの準備が整ったら↓Adblock Plus 1.3.3というアドオンをインストール。
・Adblock Plus 1.3.3 (Firefox)
インストール後、↑のような「同期フィルターの追加」という画面が出てきたら、「上記以外を追加」から「Japanese Filter」を選ぶことが出来ます。
さて、これでもう煩わしいインターネット上の広告とはおさらばです。まだしつこく残る広告もたまにありますが、そういうのは指定したうえで、次回から表示しないように設定することも可能。また、このページだったら広告はあっても良い、あるいは、見たい画像が表示されなくなった、というような場合は、そのサイトでのブロックを解除することも簡単にできます。
Firefoxのほかにも、Google Chromeで広告をブロックしたい場合は↓これ。
・AdBlock (Chrome)
フランコ・ベラルディ(ビフォ)も、
「自分自身のメディアを作る」というのは、
テレビやラジオやインターネットを作るということではありません。
上司や広告に“NO”を言うことなのです。
“NO” と言う力を持った時、あなたは他者にとってのメディアとなり、
他者とのコミュニケーションが始まります。
と、「自由のメディア」(映像 via コネクタテレビ)で言ってますね。
オルタナティヴな情報を得る手段もオルタナティヴにしていくと、世界の見え方や関わり方が、またさらにいい方向に変わっていきそうです。もしまだAdblockを試していなかったら、ぜひ!
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Lilmag主催のミニ・ジンスタ・ギャザリング、今週土曜日にCafe Lavanderiaにて開催されます。
ZINESTER AFTERNOON at Cafe Lavanderia
2月26日土曜日の午後、新宿のCafe Lavanderiaにて、ジンを作る人・読む人の集いを開催します。言うなればミニ・ジンスタギャザリング。
出張Lilmagに加え、面白かった本の回し読み、気が向いたらその場でジン作りなどができればと思っています。作品を見せたい人は持ってくれば読みたい 人がいるかもしれないし、読みたい人は見せたい人がいるかもしれないよ。と、ここで呼びかければ26日までに作る人も出てくるかなと期待して、主宰を務め させていただきます。遊びに来てね。
取り急ぎお知らせ。(Lilmag blog より)
■Lilmag
■Cafe Lavanderia
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Source: http://hailmika.tumblr.com/post/3446198896/i-think-its-good-that-people-are-being-aware
Source: http://imnotapartofyoursystem.tumblr.com/post/3446756371
Source: http://twitpic.com/42d11k
Source: http://blogs.aljazeera.net/middle-east/2011/02/17/live-blog-libya
Source: アラブ革命地図(Wikipedia「2010年-2011年アラブ世界騒乱」)
■えんじ色:革命 ■赤色:政権交代 ■橙色:大規模な抗議 ■黄色:小規模な抗議 ■緑色:動きなし
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↑こんなファンキーな母親のもとで育ったわけではないけど、政治的に意識することになる以前から、自分にとって警察というのは、常に、どこにいても、ただただ鬱陶しい、腹立たしい存在であり続けてきましたね。尊敬したことは一度もないし、ぜったいになりたくない人種であり、これからも変わらずそう思い続けることでしょう。
下のリンク先の映像で見られるような、こんなことを「仕事だ」なんて胸はって言うのだとすれば、ますますくだらねぇよ、オマワリってのは。
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2.20アメリカ大使館前での弾圧に対する抗議声明
(転送・転載お願いします)
2月20日15時45分ごろ、アメリカ大使館申し入れ行動の参加者2名を赤坂警察署が不当逮捕しました。私たち救援会は主催者から事態を以下のように把握し、強く抗議したいと思います。
沖縄・高江では昨年末から米軍ヘリパッド建設工事が強行され、2月は連日、沖縄防衛局が押し寄せ座り込み参加者がケガをする事態にまでなり ました。そこで主催者の「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」らは1月から3回に渡って東京のアメリカ大使館へ抗議申し入れ行動を行い、2月 20日当日は大使館の目の前を通り申し入れするデモを計画していました。
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/
しかし東京都公安委員会が直前になって集合場所・デモコース・解散場所を全て変更する暴挙を行い、当日も異常なまでの警備体制をしき参加者 への妨害や挑発を繰り返していました。そこで主催者は大使館への申し入れ行動のみに切り替えました。申し入れのアポイントは大使館に当日16時で取れてお り、赤坂警察も「大使館手前のJTビル前まで全員行って良い」と合意したからです。
ところがJTビル前に到着したところ、赤坂警察が参加者の行く手をふさぎ、いきなり「解散しろ」と圧力をかけてきました。そして参加者に襲いかかって2人を不当逮捕しました。
映像を見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=OnwiaVSQ1ig
1人目は道に押し倒され、髪の毛をつかんで引きずりまわされるなどの暴行を受けました。2人目も強引に引きずられて全身に擦り傷と打撲を負いました。その際2人目が逮捕容疑を問いただした所、赤坂警察は「理由なんて後で良いんだ」と法治国家を根底から否定する暴言を吐きました。市民の正当な権利である申し入れ行動を暴力で弾圧することは絶対に許されません。
不当逮捕後も赤坂警察は差し入れと抗議に行こうとした参加者を赤坂警察署の手前で何の法的根拠もなく2時間以上も止め続けました。ここでも 赤坂警察は「また持ってっても(さらに逮捕しても)いいんだぞ」と脅しをかけてきました。そして弁護士が来ても、取調べは終わっているのに「取調べ中」と ウソをついて1時間近くも弁護士の接見を妨害しました。そして差し入れすらさせませんでした。
アメリカ大使館は今回の申し入れ書の受け取りを拒否しました。これまでアメリカ大使館は赤坂警察と緊密に連携しながら、「申し入れの警備は 全て赤坂警察に任せている」と発言しています。この不当逮捕の責任は赤坂警察とアメリカ大使館、ひいては沖縄に基地を押し付けて反対する全ての声を押さえ つける日米両政府にあります。何が何でも沖縄・高江に注目を集めさせないための弾圧であることは明らかです。
私たち救援会は不当逮捕に断固抗議し、二人の仲間を今すぐ釈放することを求めます。
おって救援カンパのお願いもお送りしますので、みなさまへの幅広い連帯を呼びかけます。
2011年2月20日 「2.20アメリカ大使館前弾圧救援会」
連絡先:ametaiq @ gmail.com
blog:http://d.hatena.ne.jp/ametaiQ/
不当逮捕映像:http://www.youtube.com/watch?v=OnwiaVSQ1ig
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アパレルDEアバレル
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Workers Rights
2/19/2011
"元祖" NU☆MAN(月一回@Cafe☆Lavanderia)が企画するイベント。よろしくどうぞー。
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NU☆MAN presents
【アパレルDEアバレル】
スケボーする。働く。飲む。食べる。
ぼくらの友人Uくんが日々楽しくいきるために、やっていることはこんなこと。
そんなUくんがヤル気と誇りを持って働いていたアパレル会社で、3年前ある日突然、クビにされそうになった。
”はなやかでかっこいい”アパレル業界でこんな話は少なくないという。
「こんなのあり?おかしくね?」
Uくんは会社にとどまって働きながら、交渉している。
Uくんに業界のことや今にいたるいきさつを話してもらいつつ、スケボー仲間も一緒にファッション、ストリートのことまでつなげていくいちにちです。
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日時:2011年3月13日(日)15時〜22時
内容:トーク/Tシャツシルクプリント/DJ/ダンスほか トーク
出演:ウチダトモユキ(a.p.u.)/ZEST(グラフィティライター)/成田圭祐(Irregular Rhythm Asylum)
入場:無料
軽食あり:(カンパよろしく)/ドリンク(コーヒー1杯300円ほか)
場所:カフェラバンデリア
〒160-0022 新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F TEL:03-3341-4845 地下鉄新宿三丁目駅 C8出口徒歩3分
同時開催:「アパレル DE アバレル」展(〜3月20日(日)) ウチダくんと仲間たちのアートワーク
主催・問合せ:NU☆MAN
連絡先:numan.poorfriendly(at)gmail.com
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NU☆MANとは…
衣食住の“衣”について考え、実践する場を作りたい。という思いで2007年に誕生したソーイングサークル。CAFE☆LAVANDERIAにて月一回活動中。
ブログ:http://makeyourcloth.blogspot.com/
a.p.u.(アパレルユニオン)とは…
2008年5月、東京都内某有名アパレル会社にて経費削減を理由に職を失いかけた非正規社員を中心に結成されたユニオン。現在は会社側と団体交渉を行いつつ就労中。また泣き寝入りせず働きつづけるための“基本的労働法”を共有する活動も行う。フリーター全般労働組合分会。
ブログ:http://apparelunion.blogspot.com/
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2月21日(月)16時30分から東京地裁721法廷にて
麻生国賠は、まもなく提訴から1年を迎えます。来る2月21日(月)、第5回期日が霞ヶ関の東京地裁にて開廷されます。
今回の法廷ではとても重要な証拠提出を行います。2008年麻生邸リアリティツアー事件当時の逮捕映像の提出です。裁判所に提出した上で、次 回(2月の次)の法廷で公開上映して取り調べをするようにも求めます。この逮捕映像は、今までYouTubeに公開されていたものよりもさらに詳しく、逮 捕の経過が警察の<自作自演>であったことを明らかにする
内容です。
映像証拠の公開取り調べを実現させるためには、多くの方の傍聴と注目が必要です。国賠訴訟を勝つために、ぜひ、「警察の横暴を許さない!」という意志表示の傍聴に駆けつけて下さい。
麻生国賠は、まもなく提訴から1年を迎えます。来る2月21日(月)、第5回期日が霞ヶ関の東京地裁にて開廷されます。
今回の法廷ではとても重要な証拠提出を行います。2008年麻生邸リアリティツアー事件当時の逮捕映像の提出です。裁判所に提出した上で、次 回(2月の次)の法廷で公開上映して取り調べをするようにも求めます。この逮捕映像は、今までYouTubeに公開されていたものよりもさらに詳しく、逮 捕の経過が警察の<自作自演>であったことを明らかにする
内容です。
映像証拠の公開取り調べを実現させるためには、多くの方の傍聴と注目が必要です。国賠訴訟を勝つために、ぜひ、「警察の横暴を許さない!」という意志表示の傍聴に駆けつけて下さい。
THE HATE DESTROYER (Demo-version) from Fotogramma25 on Vimeo.
ドイツで1985年から、人種差別的、同性愛嫌悪的な落書きやステッカーをストリートから取り払う活動を、自主的に単独で続けているIrmela Mensah-Schrammさん、65歳。3匹の猫(チャーリー、ココ、ミンタ)と共にベルリンに暮らしている。落書きを塗りつぶしたり、ステッカーを剥がしたりするための「クリーニング費用」は毎月300ユーロだそうで、それは年金からなんとか工面している。
壁の色に合わせたスプレーで落書きをきれいに消す、というわけではなく、排他的なバカバカしい落書きを見つけたら、上からグリグリ黒く塗りつぶしてやる、というスタイルがとても素敵です。Irmelaさんは、以前このブログで紹介した、パリのPrincess Hijab——広告のモデルの顔を黒く塗りつぶしてヴェール(=へジャブ)を被っている姿に替えてしまう——と同じスタイルで表現するストリート・アーティストと言えると思う。
Irmelaさんの「Gegen Nazis(ナチ反対)」と手描きされたバッグもかわいい。
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先週のNU☆MAN。↑「NU☆」ネームタグを作ろう、という話になりデザイン会議。綿密な話し合いが行われたことが窺われる(?)。「共有することはセクシー」です。
正方形の布にスナップボタンを配置、組み合わせと留め方により、いろんな形の服にトランスフォーム化という、このみ先生によるそんなデザイン案。
筆箱。最初は紙工作みたいに糊でくっ付けようとしてましたけど、まわりの人のアドバイスにより、だんだんと布の工作方法を習得し、なんとか完成。
巾着袋+シルクスクリーン。
ついでにワンピースにもシルクスクリーン。
ライブの客席用に、ということでこの日、大量に作られていたクッション・カバー。
スケボーに座るとすぐにケツが破ける、ということで考案されたスナップ式ケツガード。
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TRY ARM - NO搾取・フェアトレード下着
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Workers Rights
2/12/2011
日本で手頃に買える下着のほとんどは、搾取工場(Sweat Shop)産でしょうから、どこで下着を買うべきか悩んでいる方も多いかと思われます。そんな方には朗報。タイからTry Armという、労働者自主管理ブランドの下着の取り扱いをIRAでも開始しました。
下着ブランド「トリンプ」の下請け会社であるBody Fashon社の労働者たちが、不当な大量解雇への抗議として、タイ労働省の一角を占拠、そこにミシンを持ち込み、それまで培ってきた長年の技術を活かして下着や水着の自主生産を開始。これをきっかけとして、Try Armという労働者自主管理のブランドが誕生したのだそうです。
参考:
「世界最大の下着メーカー・トリンプと闘うタイ・フィリピンの女性たち」(レイバーネット)
「タイトリンプ(下着メーカー)の子会社が2千人を解雇」(労働情報)
以下は、Try Armのウェブサイトに載っている説明からの翻訳:
TRY ARMブランドは、雇用主による不当な解雇に対する、トリンプ・タイ労働組合(Triumph International Thailand Labour Union)の労働者たちによる、数ヶ月にわたる労働省での占拠闘争から生まれました。縫製工場の搾取的な労働条件のもとで苦しみながら、タイの社会運動のひとつの指針となって20年以上活動してきたTITLUの労働者は、組合つぶしという雇用主の最終的な行いに対して、民主主義と経済的平等を生産工程自体に適用するという、長期的な取り組みによって応えたのです。
社会的な良心と、確かな製造経験を併せ持った元トリンプの労働者は、搾取のない労働者自主管理の原則にもとづいて、水着や下着の生産を始めました。一人一人が平等でそれぞれ重要な役割を持つTRY ARMの労働者が生産する、高品質な製品をみなさんに楽しんで頂けることを願っています。
↑労働省占拠行動のときの様子。「たたかうぞー」のこぶし、笑顔、チクチク、共同炊事。NU☆野郎としてはかなりアガる写真。
↑こちら、ニューヨークのPaper Tigerが支援のために製作したTry ArmのCM。踊るパンツ!
製品の「品質」っていうのは、作る人の労働条件や環境もふくめて考えられるべきでしょう。そうなると、Try Armは世界最高レベルの品質! と言えます。ここまで「高品質」な下着は、そうあるものじゃないですね。実際、作りもしっかりしているし、布触りもいい。
いわゆる「おとこもの」「おんなもの」両方あります(ちなみに、いまのところブラは作ってないようです)。長く続けていってもらいたいので、ご購入(サポート)よろしく! デモとか団体交渉とか抗議行動の際の「勝負パンツ」としても活用していただきたい!
通販はこちらからできます:http://irregular.sanpal.co.jp/?tag=try-arm
明治政府にとって、蝦夷地・琉球・朝鮮を全き影響下におくことは、当初からの目標でした。というより、林子平の「海防論」以来、政治を志すものたちの間で、これは常識といってもよい、認識でした。皆さんも蝦夷地支配の開拓使・屯田兵、琉球処分、西郷を中心とする征韓論騒動などをご記憶でしょう。日清戦争の勝利を契機に、この常識を疑うものたちが、一部のキリスト者、一部の仏教者、そして新興の社会主義者の間から出てきました。常識を疑うこと、そしてそれを行動にうつすことは、たいへんなエネルギーを必要としますし、また手本があるわけではありませんから、それこそ試行錯誤の道です。大逆事件の首謀者と見なされ、死刑となった幸徳秋水を軸に、その思想変遷のあとを辿ってみようと思います。
講師=白仁成昭さん(「アナキズム」誌編集委員、新纂「大杉栄全集」編集委員)
日時=2011年2月22日(火)19時〜21時(18時30分開場)
会場=大久保地域センター3F A会議室
http://www2.odn.ne.jp/ookubo/
参加費=1000円
主催=多文化学校運営委員会
http://blogs.yahoo.co.jp/tabunka20xx/folder/756533.html
お問い合わせ=多文化学校事務局
東京都新宿区大久保2-10-2-1F
TEL 03-3205-7871 FAX 03-3205-7889
Eメール:tabunka2007(at)yahoo.co.jp
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講師=白仁成昭さん(「アナキズム」誌編集委員、新纂「大杉栄全集」編集委員)
日時=2011年2月22日(火)19時〜21時(18時30分開場)
会場=大久保地域センター3F A会議室
http://www2.odn.ne.jp/ookubo/
参加費=1000円
主催=多文化学校運営委員会
http://blogs.yahoo.co.jp/tabunka20xx/folder/756533.html
お問い合わせ=多文化学校事務局
東京都新宿区大久保2-10-2-1F
TEL 03-3205-7871 FAX 03-3205-7889
Eメール:tabunka2007(at)yahoo.co.jp
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高江路上文庫 in 酔っ払い天国
志賀直輝
2月6日に、大阪の京橋駅前で「高江路上文庫」ってのをやった。今、沖縄・高江で、米軍のヘリパッドが強行工事されている。これができたら、高江の人の生活がもっと厳しくなる。ということで、俺らもなにかできないかって話になり、友人たちと、沖縄の本を持ち寄ったり、ガスコンロにやかん、ビニールシートやら、ビラやらビールを持ち寄って、酔っ払い天国・京橋の路上に集まることにした。
そんで、ビラをひたすら巻いたり、路上文庫を読む人にコーヒーを配ったりして、通行人と高江の話をした。けっこうな人と話ができた。みんな辺野古とか普天間は知ってるけど、高江は知らないって人が多かった。中には、「尖閣諸島はどうすんねん?」っていう兄ちゃんもいた。だから「あれは国同士の話で、どだい俺ら金のねえやつらには関係ねぇ、まずは高江の人の生活を守るのが大事だべ」言うと納得していた。それから、高江の強行工事を知ったおっちゃんは「これはおかしい!テレビ朝日に電話する!」言ってた。また、アメリカから来てたドレッド兄ちゃんは「俺はアメリカ人だけど…」って苦い顔してたから「何人とか関係ねぇべ、政府や権力が問題だべ」言ってビールを手渡し乾杯した。そして、彼は「日本から米軍は出てくべきや!」言っていた。
それから、沖縄のおばちゃんが来たり、ジャンキーっぽい兄ちゃんが来たり、10代のギャルが来たり、ぺレッド使いが来た。さらにジャンべ叩きの友人が来て、駅前に爆音が響き渡った。そのおかげで、人だかりができて、ビラは千枚近くはけた。さらに、中止しろというオマワリも来て、もっと人だかりができた。そこへ酔っ払いおっちゃんがオマワリにからんで、もっと人が集まった。ぐちゃぐちゃになったところでビラも配り終えたから、オマワリを追っ払って、カセットコンロに火をつけ熱燗で宴会をはじめた。
▲ゆかいな仲間たち 初期高齢者から乳児まで
▲高江の地図
▲いろんな人たち
▲酔っ払いおっちゃんとPUNK兄ちゃん
ということで、今後も自分のいる場所で自分たちにできることをしていこうと思う。
▼以下はビラ
▲はーぴーさんのとこからパクった図柄
▲saitoonのフライヤー
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NOうさぎ wall paper (via NEO DADAKKO/全7種)
NEO DADAKKOさん、あいかわらず素敵なデザイン作ってますが、「オープン・デザイン・ワークショップ」と同じ日、高江の米軍ヘリパッド建設反対のデモがあります。
高江にヘリパッドを造らせるな! 沖縄に基地はいらない! ~アメリカ大使館デモ~
2月20日(日) 13時半~トーク&アピール
15時~デモ出発 ともにJR新橋駅前SL広場にて
デモコース:JR新橋駅前SL広場~外堀通り~アメリカ大使館前~虎ノ門JTビル前ゴール(予定)
呼びかけ:沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会(新宿ど真ん中デモ)
協力:辺野古への基地建設を許さない実行委員会、ゆんたく高江
連絡先:no.base.okinawa@gmail.com 090-5344-8373(茂木/19~22時の間でお願いします)
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/
twitter:http://twitter.com/domannakademo
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先週のNU☆MAN。↑さっそく、Openwearのフェルト・スリッパを作ってみた。これ、簡単だし、履き心地も良いので、ぜひみなさんも作ってみて下さい。部屋履きにはバッチリ、飛行機に乗る時なんかにも便利そう。引っ越し祝いとしてプレゼントしたら喜ばれるかも。
パッチワークのカーテンも作られてました。うっすら透ける生地というのがポイントだそうです。
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20日に「オープン・デザイン・ワークショップ」を控えていることもあるので、前の投稿に続いて「オープン」ネタ。デザインじゃなくて音楽ですが。
近ごろIRAで音楽を流す時によく使っているFree Music Archive(「Free」は「無料」というよりは「自由」)について、FMAのサイトにある「About」の一部を翻訳してみたので以下に掲載。
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Free Music Archive (FMA) は、高品質でダウンロード可能な音楽の双方向型ライブラリです。FMAはWFMUをはじめ、アメリカの著名なフリーフォームのラジオ局によって管理されています。ラジオはつねに、新しい音楽への自由なアクセスを、公共に提供してきました。FMAは、インターネットの時代にあわせて、それを継承したいと思います。
FMAは、クリエイティヴ・コモンズとオープン・ソース・ソフトウェア・ムーブメントに影響を受けており、音楽共有の可能性を動力化するための合法的な技術的枠組みを、キュレーター、アーティスト、およびリスナーに提供します。それぞれのアーティストのページには、FMAを通してユーザーが発見する音楽をより詳しくしるために、アーティストのホームページへのリンクや、バイオグラフィーが掲載されます。また、アーティストに直接報酬が払われるように、アーティスト、アルバム、および曲のプロフィールには、フルアルバムを買うことの出来る、アーティストやレーベルが選ぶ販売店へのリンクがあります。さらに、好きな曲が見つかったユーザーは、アーティストに対して、PayPalを通して直接「チップ」を払うことも可能です。ユーザーが照り輝くコンピュータ・スクリーンから離れて、生の音楽に接することを促すために、アーティスト・プロフィールにはツアー日程も掲載しています。
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↑のように、FMA上で自分のMixを作ることも出来る。
DJ/ Ruptureが以前、ex-スリーターキニーのキャリー・ブラウンスタインのブログに下のようなことを書いていたことがあったが、全く同感。
「いろいろなことが狂気じみている現在、次になにが来るのか興味はあるが、コントロールもオルタナティヴなビジネスモデルも欲しいとは思わない。たくさんのリソースを取り上げてしまった巨人たち——メジャー・レーベル、あるいはメジャーや全米レコード協会(RIAA)などに支えられるインディ・レーベル——には、さっさとコケてもらって、空っぽになったところに一体どんな物珍しい花が咲き始めるのかが見てみたい。」('Free' Music And The Unbuyable Sublime)
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「イルコモンズのふた。」で紹介されていた↑コレ、とてもかっこいい。
音楽のかっこよさもさることながら、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのついているアルジャジーラの映像を見事にリミックスしていて、「クリエイティブ・コモンズはこう使う」ということを示すいい見本。
クリエイティブ・コモンズといえば、トロピカリアの中心人物であったジルベルト・ジルが、2003年から2008年までブラジルの文化大臣を勤めたあいだに、クリエイティブ・コモンズを自分のいくつかの曲に採用し、ブラジルのオープンな政治のためにもそれを推進してきたのだったが、新しい文化大臣Ana De Hollandaが、今年になって文化省のウェブサイトからクリエイティブ・コモンズのロゴを取り除いてしまった、というニュースもある。
→ Brazil: Ministry of Culture abandons Creative Commons (Global Voices)
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なんだかんだで2月号も出来ました。よかったです。今月号には、「着る思想」でおなじみRLLの読んでたのしい広告や、店で地ビールを造り提供するという開店したばかりのお店「高円寺麦酒工房」のちょっとした紹介記事(by 松本哉)などを掲載してます。
http://a.sanpal.co.jp/irregular/tokyonantoka/201102_01.pdf
http://a.sanpal.co.jp/irregular/tokyonantoka/201102_02.pdf
http://a.sanpal.co.jp/irregular/tokyonantoka/201102_03.pdf
http://a.sanpal.co.jp/irregular/tokyonantoka/201102_04.pdf
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http://www.flickr.com/photos/elhamalawy/
「鍋将軍」(「革命のクラフティヴィストたち」イルコモンズのふた。)
http://www.enduringamerica.com/home/2011/2/2/egypt-in-pictures-the-women-of-the-protests.html
エジプトの蜂起は、すげ替える「頭」を担ぎだしたりもせずに、人びとがただ「NO MEANS NO!」だとして、民主主義の要求/実現をストリートでとにかくやり始めたところに、基本的に「政治」が嫌いな自分なんかは勇気づけられますね。オバマの大統領就任とか、自民党から民主党に政権交代とか、そんなものとは質の大きく異なる、民主主義にとっての大事件。「イヤなものはイヤだ」ともっと言おうと決めた。
以下のリンク先、アルジャジーラの生中継とあわせてどうぞ:
いまのエジプトの路上と広場は「民主主義のはじまりの風景」を彷彿させる世界で最も民主主義的な風景を呈している。それが分からないのは、議会制民主主義が民主主義だという固定観念と腐った議員根性のせいだろう。いや、ちがう、単におそろしいのだ、革命が。蜂起した民衆をはじめて見て、冷静でいられないのだ。せいぜい今夜は、一晩たっぷりと眠れない夜をすごせばいいのだ。
■from 「イルコモンズのふた。」
今日のエジプトにおいて、着実な変化とは、政府中枢の人数枠をわずかに増やすという目的にもとづいて、ムバラク勢力との妥協を図るということを意味するだけなのだ。このようなわけで、エジプトの平和的推移という語りは、鼻持ちならないのである。
(中略)西洋のリベラル派の偽善には仰天させられる。彼らは公然と民主主義を支援してきたのだが、宗教のためではなく、非宗教的な自由と正義のために人々が暴君に対し叛乱をおこすと、彼らは深く懸念を示したのだ。なぜ懸念するのか。なぜこの自由のチャンスが与えられたことを喜ばないのだろうか?今日、これまで以上に毛沢東の古きモットーが適切だ。「天の下に混沌、絶好の機会」。
■from 「なぜアラブの革命精神を恐れるのか?」
仲介者たちに気をつけよう。第3者を称しこのところ活動している「司法」委員会なるものは、中途半端な解決策を提案する。彼らはエジプトではなく現政権を救済しようとしている。彼らの多くはそれまでの政権に仕えてきたのと同様、現政権にも仕えている。いつの時代にも存在する人々だ。
革命に中途半端な解決策は要らない。専制に改革は不要である。腐敗政権を根こそぎにしなくては、新たな民主主義的体制はつくれない。真の法の番人たちは、国民の側につき正義を求めるはずだ。エジプト維持とのお題目で独裁者に脱出口を用意したりしない。国民こそがエジプトを防衛している。彼らは変革を主張し、政権が栄華を極めた頃は考えられなかった譲歩を次々と迫っている。
■from 「コラム:エジプト情勢が米イスラエル等に与える影響」
デモ中心となる「4月6日運動」とは、2008年に始まった、緩やかな無党派反政府ネットワークだが、彼らは昨年の人民議会選挙で既存野党に共闘 を呼びかけられたが、どことも共闘せず、選挙にも参加しなかった。反ムバーラクであると同時に、既存の政党のあり方にも疑義を投げかけているところが、こ の運動の新しいところである。
(中略)この動乱と熱狂、興奮は、新しいワインを古い袋に入れて収拾されるのだろうか。
■from 「エジプト:軍とイスラム勢力にまつわる「誤解」」
連日ニュースの中で映し出される風景はタハリール広場のまさにデモの様子なので、エジプトにいる人々は大丈夫なのかと心配されてる方も多いでしょう。大手のスーパーは営業していませんが個人商店は営業していますし、なにしろこれは戦争でも無いので経済封鎖や攻撃を受けて街が破壊しているなどとゆう状況ではありません。ですから目的が達成できるまではデモが衰退して行くとゆうことも考えにくいです。ネットと電話が復旧し人々は平常の生活を取り戻そうとはしていますが、役所がらみは再開してませんので仕事も滞っています。その為なす術も無い人々で、例えば喫茶店などが混み合っているそうです。
■from 「エジプトの夜明け〜国民の想い」
すべての始まりは、アメリカの起業家シャービン・ピシェバーがネットが遮断直後にツイッターに書き込んだメッセージ。エジプトにある普通のノートパソコンをインターネットルーターに転換するソフトウェアを現地に送りたい、そのために力を貸してほしいというものだ。(中略)世界の技術者たちはこのメッセージを次々に広め、「オープン・メッシュ・プロジェクト」への協力を申し出た。ルーター機能を生かせば近くの人との通信は可能になる。もしネットワーク内の1台がダメになっても、別のパソコンを通じたルートを探してメッセージを伝達できる。「携帯型の臨時ネットワークは作れる」とピシェバーは言う。「最低でもエジプトの人々は連絡を取り合って団結することができる」
■from 「独裁政権の裏をかくハッカーたちの頭脳戦」
エジプトの人々は数十年に及ぶ圧政に苦しんできました。ムバラクのせいです。それを支援してきたアメリカ、ヨーロッパ、日本のせいです。それに反対して人々が立ち上がるのは当然のことです。しかしエジプトは軍隊や警察を使って人々を弾圧し、たくさんの人々を殺しました。人々の中に悪党を潜入させて問題を引き起こさせ、それを理由に軍や警察を突入させたといいます。私たちは、「今すぐ人殺しをやめろ!」と声を上げ、エジプト大使館に以下、要請します。
1:エジプトの人々を殺さないよう、エジプト本国政府に働きかけること。
2:「エジプト大使館はムバラクではなく蜂起した人民を支持する」と公式に表明すること。
3:日本政府や米国政府に、エジプト人民の意思を尊重するよう働きかけること。
■from 「エジプト大使館に抗議&申し入れしてきました」
エジプト全土で展開されている大規模な反政府行動に呼応して2月5日、東京都内でも 在日エジプト人留学生らによるデモ行進が行なわれた。渋谷区恵比寿の恵比寿公園に 約300人が集まり、「ムバラク政権即時退陣」「汚職反対」「社会正義の実現を」な どと訴えた。
■from 「写真速報 : 「ムバラク即時退陣」を訴え在日エジプト人留学生らがデモ」
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