「インディメディアのジャーナリスト、射殺さる」
10月27日、メヒコのオアハカで行われている民衆集会運動を民兵が攻撃し、ニューヨークのインディメディアのジャーナリスト、ブラッド=ウィルさん(36歳)が射殺された。
州都オアハカでは、APPO(オアハカ人民民衆集会)が市民ストライキを行っており、制度的革命党(PRI)の州知事ウリセス=ルイス=オルティスに反対し、数ヶ月に渡り、バリケードと建物占拠を行っていた。27日、PRI出身の三人の市長が関係する武装集団が、バリケードと建物占拠の「浄化」を開始していた。
ブラッド=ウィルさんを含め三人が殺されている。
ソース(英文)は以下のとおり:
http://www.narconews.com/Issue43/article2230.html
http://www.narconews.com/Issue43/article2223.html
写真はこちら(英文)
(なお、覚えている方もあるかと思いますが、数週間前に載せたヴァーチャル・シット・インの呼びかけ「 Virtual Sit-In Against the G8+5」も、このオアハカの民衆ストライキをサポートするためのアクションでもありました。)
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ところで、数日前に「SUBHUMANS New Dark Age Parade」という記事を載せましたが、そのSUBHUMANSのアルバムの一曲目「World At War」(Squamish FiveのGerryの曲)の歌詞をTHE HAPPENINGの吉田さんが訳してくれました。
ブラッド=ウィルは、まさにこの歌詞のような状況の打破に果敢に挑み、殺されてしまったというわけです。ブラッド=ウィルの反骨精神と勇気が広く受け継がれること、そしてオアハカの人々が一日も早く自由を勝ち取れることを願って、ここにその歌詞と曲(MP3)を掲載します。
SUBHUMANS - World At War (G. Hannah)
[MP3]
あまりにも多くの人々が
歩道に、ストリートに放り出されている
一口も食べ物がなく寒さに凍えている
橋の下で寝ている
床の上で倒れている
どん底の生活
ドアをノックする毎日
未来は一切見えない
悲惨な過去ばかり
影と化して姿が見えなくなる
衰え、薄れていく
望むのはただ心の平穏
でも常に戦争状態の世界では
平和はない
あまりにも多くの人々が
重圧に押しつぶされそうになっている
傷を負わされている
手錠をかけられている
檻に閉じ込められている
不安な潜伏生活
孤独
あまりにも多くのバカどもが
よろいを身に着けている
無神経な石と化している
人々の権利を踏みにじっている
あまりにも多くの人々が
恐れおののいて逃げまどっている
あまりにも多くのバカどもが
権力を牛耳っている
あまりにも多くの人々が
権利を奪われている
望むのはただ心の平穏
でも常に戦争状態の世界では
平和はない
あまりにも多くの人が
歩道に、ストリートに放り出されている
一口も食べ物がなく凍死していく
橋の下で寝ている
床の上で嘔吐している
排水溝に転がっている
お前のドアを蹴り破っている
望むのはただ心の平穏
でも常に戦争状態の世界では
平和はない
[MP3]
あまりにも多くの人々が
歩道に、ストリートに放り出されている
一口も食べ物がなく寒さに凍えている
橋の下で寝ている
床の上で倒れている
どん底の生活
ドアをノックする毎日
未来は一切見えない
悲惨な過去ばかり
影と化して姿が見えなくなる
衰え、薄れていく
望むのはただ心の平穏
でも常に戦争状態の世界では
平和はない
あまりにも多くの人々が
重圧に押しつぶされそうになっている
傷を負わされている
手錠をかけられている
檻に閉じ込められている
不安な潜伏生活
孤独
あまりにも多くのバカどもが
よろいを身に着けている
無神経な石と化している
人々の権利を踏みにじっている
あまりにも多くの人々が
恐れおののいて逃げまどっている
あまりにも多くのバカどもが
権力を牛耳っている
あまりにも多くの人々が
権利を奪われている
望むのはただ心の平穏
でも常に戦争状態の世界では
平和はない
あまりにも多くの人が
歩道に、ストリートに放り出されている
一口も食べ物がなく凍死していく
橋の下で寝ている
床の上で嘔吐している
排水溝に転がっている
お前のドアを蹴り破っている
望むのはただ心の平穏
でも常に戦争状態の世界では
平和はない