明治政府にとって、蝦夷地・琉球・朝鮮を全き影響下におくことは、当初からの目標でした。というより、林子平の「海防論」以来、政治を志すものたちの間で、これは常識といってもよい、認識でした。皆さんも蝦夷地支配の開拓使・屯田兵、琉球処分、西郷を中心とする征韓論騒動などをご記憶でしょう。日清戦争の勝利を契機に、この常識を疑うものたちが、一部のキリスト者、一部の仏教者、そして新興の社会主義者の間から出てきました。常識を疑うこと、そしてそれを行動にうつすことは、たいへんなエネルギーを必要としますし、また手本があるわけではありませんから、それこそ試行錯誤の道です。大逆事件の首謀者と見なされ、死刑となった幸徳秋水を軸に、その思想変遷のあとを辿ってみようと思います。
講師=白仁成昭さん(「アナキズム」誌編集委員、新纂「大杉栄全集」編集委員)
日時=2011年2月22日(火)19時〜21時(18時30分開場)
会場=大久保地域センター3F A会議室
http://www2.odn.ne.jp/ookubo/
参加費=1000円
主催=多文化学校運営委員会
http://blogs.yahoo.co.jp/tabunka20xx/folder/756533.html
お問い合わせ=多文化学校事務局
東京都新宿区大久保2-10-2-1F
TEL 03-3205-7871 FAX 03-3205-7889
Eメール:tabunka2007(at)yahoo.co.jp
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営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)
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