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イレギュラー・リズム・アサイラム
160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
新しいホームページ: http://ira.tokyo
営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)

IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo 160-0022
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
website: http://ira.tokyo
Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)
 

年内は31日までの営業です。
年明け1月5日から再開します。

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12月21日(土)〜23日(月)はお休みします。
ソーイング・サークルNU☆MANの合宿で長野に行きます。

  dec21-23_close
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国際アナキズムやヨーロッパ圏のアクティヴィズム等についての講演や、サッカー&アナキズム活動などを展開したガブリエル・クーン日本滞在の最後の夜を、フィリピン連帯の意思を込めた美味しい Vegan Food を味わいながら共に楽しみましょう★

 11/28(木) 19:00~23:00 
@IRREGULAR RHYTHM ASYLUM東京都新宿区新宿1-30-12-302

 ・ガブリエル・クーン(アナキスト著者/ DIY 出版者など)ショートトーク
・樋口拓郎 フィリピン訪問ショートレポート
・The Happening フィリピンツアー(2013 年 10 月)フォトレポート
・Nekonokekaos(The Happening メンバー)ミニ・ライブ
・Isourou(フレンチ・パンクス)ミニ・ライブ
・Vegan Food by Jeepney Collective
などなど 

★フィリピン台風被害救援用カンパ大歓迎
★ 共催:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM/Jeepney Collective (jeepneycollective@gmail.com)

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再開発に伴なう強制退去に反対して闘ったソウル弘大のカルグクス食堂「トゥリバン」と、その闘いを支えたインディーミージシャンたちを記録したドキュメンタリー『51+』。本邦初公開となる上映会を21日にIRAで開催します。Tokyo Zinester Gatheringにあわせて来日するパク・ダハムとの共同企画です。

しかし、どうやらこの日までに日本語字幕が間に合いそうにない、ということなので、英語字幕版を上映することになりそうです。残念ですが、映画にはYamagata Tweakester、バンサム・パイレーツ、パク・ダハム、タンピョンソン、ハ・ホンジン、404など、このごろ日本でも知られ始めたミュージシャンたちがたくさん出てくるので、かれらのファンなら言葉がわからなくても楽しめるかと思います。また、もし気になることがあれば、上映後にパク・ダハム氏に直接尋ねてみることも出来ます。

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『51+』上映会
11月21日(木) 19:30〜
場所:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM東京都新宿区新宿1-30-12-302
入場無料(投げ銭制)

51+ (2013年/韓国/125分/韓国語/字幕:英語) 
監督:정용택 Jung-Yong-Taek
https://www.facebook.com/51plusdocu




インディ―音楽シーンのメッカである弘大ストリートで、インディー・ミュージシャンたちはかれらの拠点を失った。演奏する場所がどこにもない。かれらは、同じように困難な状況に直面していたカルグクス食堂「トゥリバン」との連携を探りはじめる。

인디 음악의 메카로 알려진 홍대 앞 거리에서 인디 뮤지션들은 공연할 장소를 구하지 못해 밀려나고 있다. 자신들과 마찬가지로 이곳에서 쫓겨나 철거될 상황에 처한 칼국수 집 두리반에서 그들 뮤지션들은 음악을 통해 연대의 가능성을 발견한다. 그것도 잠시, 그들은 자신들의 음악으로 생존하기 힘든 현실적 제약에 다시 좌절한다. 그래도 그들의 흥에 겨운 공연은 간이무대에서, 거리에서 계속된다. 

In Mecca of Korean indie music scene, Hong-Dae street, indie musicians have been kicked out from their ground. Nowhere to perform. They seek an opportunity to correlate with Doo-ri-ban, a noodle restaurant, facing a difficult situation just like them.


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第8回TOKYO ZINESTER GATHERING×SWIM
ZINEと音楽その他のライヴパフォーマンスの集い

2013/11/22-24
at pool( sakuradai )
mdel.co.jp/pool

【LIVE】
・料金 1日券 2000円 2日券 3500円 3日券 5000円 (+ワンドリンク・オーダーお願いします) 
ライブのご予約は<pool.sd(at)gmail.com>まで


//////day1 【LIVE】
2013/11/22/fri
前夜祭×夏の大△DVDリリースライブ
19:00-
夏の大△
紐泡霧
カイライバンチEX
植野隆司
康勝栄
すずえり

//////day2 【ZINESTER GATHERING】 【LIVE】【RADIO DROME】
2013/11/23/sat/op14:00/st15:00
SjQ
プカプカブライアンズ(テニスコーツ)
CARRE
ユタカワサキ+ju sei
寺尾紗穂×松井一平(TEASI)
pinprick punishment

//////day3 【ZINESTER GATHERING】 【LIVE】【RADIO DROME】
2013/11/24/sun/op14:00/st15:00
王舟
森脇ひとみ
ケイドロック
Cat Shit
HOMMヨ
その他の短編ズ
Alek et Les Japonaises


【RADIO DROME】
11/23.24は会場内でインターネットラジオ番組RADIO DROME を放送します。
沖啓介/川口貴大/竹田大純/安永哲郎/谷内栄樹/大城真/なでなでろう/中村ゆい/biki
http://www.ustream.tv/channel/radio-drome


【ZINESTER GATHERING】
・入場無料(+ワンドリンク・オーダーお願いします)

・ZINEの部・参加案内
無料ジン配布コーナーと、有料ジンのための見本誌展示コーナーを設けます。ぜひ自作のジンをご持参の上、会場で自由に配布/販売/交換を楽しんでください!

・無料ZINE配布コーナー
テーブルを用意します。ZINE・フリーペーパーを好きに置いたり貰ったりしてください。
無料のZINEも1部は閲覧用として見本誌展示コーナーに置いておいていただけるとうれしいです。タイミングが合わずに手に入れそこねた人たちのために。

・見本誌展示コーナー
テーブルと網を用意します。自由に展示・閲覧してください。スペースが足りなくなったときは、現場での譲り合いと工夫をお願い致します。カバーをつけたりPOPを工夫したりすると手に取ってもらいやすいかもしれません。
後日の作品返却はできませんので、お帰りの際に忘れずにお持ち帰りください。
残っていたものは最終日に後片付けまで残っていた人たちで処分します。そこから誰かの手に渡るかもしれないし、すぐに捨てられてしまうかもしれません。

見本のZINEを閲覧して、「これが欲しい!買いたい!」と思ったら、会場内で作者を探して各自交渉してください。
周りの人に「これ作ってるの誰?」と聞いてみましょう。
ZINEを持ってくるかたには、自分が作者だとわかるような装いをすることを推奨いたします。あなたのZINEのTシャツ、腕章、バッヂなど、この機に自作してみてはいかがでしょう?
さらに、できればZINEを身に付けて持ち歩いていただきたいです。
会場ではZINE用ポケット付サコッシュ(有料)、名札、クリップ、紐などを用意する予定です。ご利用ください。

・参加ZINE情報ペーパー
ZINEの持参予告/参加表明をいただければ、イベント当日配布の情報ペーパーに掲載します。以下の情報をメールでお送りください。
締切:11月19日
宛先:zinestergathering(at)gmail.com
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第8回TOKYO ZINESTER GATHERING×SWIM参加予告
・名前(個人名・グループ名・誌名など)
・連絡先(URL・メールアドレスなど)
・紹介文(140字まで。どんなZINEなのか・活動内容)
・参加予定日(22日・23日・24日)
・この情報のネットへの転載 可・不可
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IRAもテーブル出します。
この日、IRAはお休みです。

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国際シンポジウム 「グローバル・アナーキズムの過去・現在・未来~世界とアジアをつなぐために」

日時:2013年11月16日(土) 10:00~17:00
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティータワー1083教室(以下のURLを参照)

報告者:ガブリエル・クーン、飛矢崎雅也、栗原康、樋口拓朗、田中ひかる
コメンテーター:山中千春、仲田教人

主催:関西アナーキズム研究会
共催:グローバル・アナーキズム研究会、Irregular Rhythm Asylum、オペライズモ研究会
連絡先:joh.most(at)gmail.com

主催者より:
今日アナーキズム運動は欧米を中心に、中南米、東南アジア、中東、アフリカにおいて拡大し、それは”グローバル・アナーキズム”ともいうべき様相を呈している。この現象は、新自由主義という単一の原理に基づくシステムに、地球上にいるあらゆる個人が、自らの意志に関わりなく巻き込まれ、支配されることに抵抗し、グローバルに連携することによって生み出されていると言える。日本とアジアはこのような動向に結びつくのだろうか。日本におけるアナーキズムの過去を知ることは、このような現在と未来のアナーキズムを見据える上でどのような意味があるのか。ガブリエル・クーン氏をゲストに迎え、グローバル・アナーキズムの過去・現在・未来を見据えながら、世界とアジアが接続する可能性を問うのが、今回のシンポジウムの趣旨である。

ガブリエル・クーンさんのトランスナショナルなアナーキズムについての言葉: 
・・・それと同時に、私たちには、あらゆる経済的な違いを超えて人々と共有したいという多くの日常的な欲求があります。つまり、様々な階級と文化に属する人たちと食事をともにしたい、サッカーをしたい、コンサートをしたい、デモをしたい、という欲求です。[中略]反植民地主義的でトランスナショナルな共同体の形成は、したがって、私たちが共有している、日々の欲求や願望を出発点にしなければいけません。このようなレベルで、私たちは結びつき団結することができます。この結合と団結こそが、私たちを分かつ経済的な境界線に対してともに戦い、私たちの分断を固定化する政治的な構造に対してともに戦うための条件なのです(ガブリエル・クーン「フィリピンのアナーキズムとトランスナショナルポリティクス」『多様性、運動、抵抗 アナーキズム論文集』2009年 from Gabriel Kuhn, "Anarchismus auf den Philippinen und transnationale Politik", in: Vielfalt, Bewegung, Widerstand, Texte zum Anarchismus, Münster: Unrast Verlag, 2009, p.86)。


ガブリエル・クーンさんプロフィール:
 1974年オーストリア生まれのアナーキスト、活動家、著述家・翻訳家。著書は、甘糟智子訳『アナキストサッカーマニュアル』(現代企画社、2012年)ほか、ドイツ語資料集『アメリカにおける「新しいアナーキズム」 シアトル以降』(2008年)、ドイツ語論文集『多様性 運動 抵抗』(2009年)、世界各地のアナーキストへのインタビュー資料集(共編著)『ジャカルタからヨハネスブルクまで 全世界のアナーキズム』(2010年)、海賊とアナーキズムについて(夜光社より近日翻訳刊行予定)『海賊黄金時代についての省察』(2010年)、『革命のために生きる ハードコア・パンク、ストレイトエッジ、ラディカルポリティクス』(2010年)、(編訳)『すべての権力を評議会に! ドイツ革命ドキュメンタリー 1918-1919年』(2012年)など多数。

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Invitation to the International Symposium with Gabriel Kuhn, on November 16, 2013 in Tokyo Association for Anarchism Studies Kansai/Japan will invite you to our special meeting or International Symposium. Those who interested in global anarchism, Gabriel Kuhn and anarchism in Asia are welcome.

Time & Place: November 16, 2013 from 10 a.m. to 18 p.m. At Room 1083 in Liberty Tower of Meiji University(see the URL) http://www.meiji.ac.jp/cip/english/about/campus/surugadai.html

Theme:"Global Anarchism: Past, Present and Future. For Connecting Asia to the world"

Organized & co-organized by: Association for Anarchism Studies Kansai/ Japan, Association for Global Anarchism, Irregular Rhythm Asylum, Study Group on Operaizmo.

Presenters: Gabriel Kuhn, Yasushi Kurihara, Masaya Hiyazaki, Takuro Higuchi, Hikaru Tanaka. Commentators: Chiharu Yamanaka, Norihito Nakata.

Contact: joh.most(at)gmail.com

Purpose description: From Europe/ United States to Central- and South America, Southeast Asia, Middle East and Africa, today anarchism movement is expanding worldwide. It should be called "global anarchism". This phenomenon is created by the resistances of all associated & connected individuals around the world, who would not want to be involved, but in fact are involved regardless of her/his will, in the single system based on the single principle called "Neoliberalism". How we could connect Asia/Japan to this worldwide phenomenon? Why is it so important to explore the history of Japanese and Asian anarchism in order to think about the present and future of global anarchism? With our guest & friend Gabriel Kuhn, we will discuss about the possibility to connect Asia and the World, in the perspective of the past, present and future of global anarchism.

Gabriel Kuhn on transnational movement: "....in the same time, there are many desires in everyday life, which we can share beyond all human economic differences: we want enjoy, the meal, playing a football game, a concert, making a demonstration, with people of all classes and culture....The formation of anti-colonial forms of transnational community must begin, therefore, with the everyday needs and wishes that we all share. On this level, we can connect and unite us - this is the condition for fighting together against the economic boundaries that separate us, and against the politic structures that perpetuate this separation." (translated from: Gabriel Kuhn, "Anarchismus auf den Philippinen und transnationale Politik", in: Vielfalt, Bewegung, Widerstand Texte zum Anarchismus, Münster: Unrast Verlag, 2009, p.86).

Profiles of persons who involved:
Gabriel Kuhn: anarchist, activist, author, editor and translator of following books. -„Neuer Anarchismus“ in den USA. Seattle und die Folgen. 1. Auflage. Münster: Unrast Verlag,2008. -Vielfalt – Bewegung – Widerstand. Texte zum Anarchismus, Münster: Unrast Verlag, 2009. - Von Jakarta bis Johannesburg. Anarchismus weltweit, mit Sebastian Kalicha, Münster: Unrast Verlag, 2010. - Life Under the Jolly Roger: Reflections on Golden Age Piracy, Oakland:PM Press, 2010. -Sober Living for the Revolution: Hardcore Punk, Straight Edge, and Radical Politics, Oakland:PM Press, 2010. -Soccer vs. the State: Tackling Football and Radical Politics, Oakland: PM Press, 2011. -All Power to the Councils! A Documentary History of the German Revolution of 1918-1919, Oakland: PM Press, 2012.

Yasushi Kurihara: Lecturer at the Musashino Gakuin University. As activist participated in the anti-G8 actions of Heiligendamm (2007) and Tôyako (2008). Author of the G8: Summit Taisei towa nani ka[G8: What is the "summit system"],Tokyo: Ibunshya,2008.

Masaya Hiyazaki: Research Associate at Meiji University. Author of Ôsugi Sakae no Shisô Keisei to Kojinshugi [The Formation of the Thought of Sakae Ôsugi and the Individualism], Tokyo: Toshindo, 2005.

Takuro Higuchi: Anarchist, who participated in many actions & projects in Asia, Europe and the U.S.

Chiharu Yamanaka:Researcher at Nihon University. Author of "Revolution through Literature : Haruo Sato's "Beautiful Town" and an Artistic Discussion of J. M. Whistler", Fortuna, 23, 2012, pp.86-166.

Norihito Nakata: scholar and activist who participated in anti-G8 actions in Heiligendam (2007) and Tôyako (2008).

Hikaru Tanaka: Associate Professor at Osaka Kyoiku University. Author of Doitsu Anarchism no Seiritsu: Freiheit-ha to sono shiso [Making of German Anarchism: Freiheit group and their thought], Tokyo: Ochanomizu Shobo, 2002.

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イスラエルのミエコさんより。東エルサレムの新しい入植地建設計画に関するレポートです。

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E1プランについて
ミエコ

9月半ば、ユダヤの断食日にへブロンにでかけた。ダマスカス門前からベツレヘム行きのバスに乗れば、ベット・ジャッラで乗り換えて1時間半ほどでへブロンに到着するのだが、この日はユダヤ人住宅地を通過するバスが走らないため、別のバスで東エルサレムの分離壁の向こう側になってしまったアザリヤまで行き、本数の少ないラマーラから来るへブロン行きのバスを待って乗り換えるという遠回りをしたために3時間半かかった。遠回りをしても良いと考えたのには理由がある。アザリヤ行きのバスに乗るとヘブライ大学の麓にあるトンネルをくぐった後に、からっとした青空の下に砂漠のこんもりとした山々が連なり、山の麓にはベドウィンのテントがあり、テントの傍には給水用タンクがあり、羊の群と羊飼いの少年が遊牧する姿があちこちに見える。バスの中からただ瞬間的に見るだけだが、短いトンネルをひとつくぐるだけで別世界になるのが私の気持ちを和らげ、この景色を見るのが好きだから、あえて断食の日に遠回りをしてもへブロンに行こうと決めたのだ。

しかしこの日、バスの窓から見える光景に私は目を見張り、ショックと怒りで一杯になった。死海やエイラットに行くときも、マアレ・アドゥミムの親戚の家に行くときも、ジェリコーに行くときも、バスに乗ってトンネルをくぐるといつも見えていたベドウィンのテントが、ひとつもない。ここには遊牧民であるベドウィン達が住んでいた。彼等はその昔、北アフリカからアラビア半島までの広域を遊牧しながら、季節ごとに移動して生きてきた。パレスチナがイスラエルに占領されてからは、山羊や羊の遊牧に適したヨルダン渓谷及び死海北部全域が軍閉鎖地区とユダヤ人専用地区(C地区)になってしまい、その移動に厳しい制限がつけられるようになった。もはやシナイ半島に渡ってエジプトに抜けることも、アラビア半島に抜けるためにヨルダンに渡ることも出来なくなってしまったのである。足止めを食らった彼等は狭い範囲で遊牧を続けるしかなくなった。ここはそんな過酷な状況に追われてしまったベドウィン達が、西岸地区全域に建設された分離壁や入植地周囲を囲む金網や電流網に移動を妨げられ、更に動物達に草を食べさせる範囲を狭められ、閉ざされた土地で足止めを食った状態の中で、なんとか山の麓にそれぞれテントを張り、移動可能範囲で遊牧をしながら生きてきた土地だった。

へブロンに行った数日後、ユダヤ祭の食事に誘われ、マアレ・アドゥミムに住む義姉の家に行った。トンネルをくぐると見えるはずの光景をバスの窓越しに探した。今まで何度も壊されて、その度に国際人権団体やイスラエル家屋崩壊反対運動の協力で、建て直されてきたテントはないまま、岩肌の土地をならすブルドーザーの姿が見えた。E1プランが本格的に実行され始めたのだ。

E1プランとは、東エルサレムの北東部とマアレ・アドゥミム入植地の間にある土地に12キロメートル平米の新たな入植地を建設する案のことを言う。ここに豪華で住み心地の良い住宅三千件、工場、ホテル、ごみ処理場、大規模な警察署、エルサレム及びマアレ・アドゥミムの住民の墓地が建てられる予定である。

この案は1995年に故イツハク・ラビン首相により発案されたものであるが、政府による建設許可がおりなかったこととアメリカの強い反対を受けてきたことで、これまで工事に手がつけられていなかった。2002年、ベン・エリエゼル国防長官は、軍法によってE1プラン実行命令を出したが、当時のナタニヤフ政権による建設許可が下りず、実際に建設準備作業に踏み込むことはなかった。2004年、建設許可も下りず、正確な町つくりの計画もないまま、建設省はここに住んでいたベドウィン達のテントを壊し、岩だらけの土地を平らにする工事を開始した。これはイスラエルの法律にさえ、違反するものである。テントを壊された彼等は国際協力を受け、同じところに新たなテントを建て直した。その後、何度も壊され、建て直すの繰り返しが今夏まで続いた。

2012年、国連がパレスチナをオブザーバーとして認定すると、ナタニヤフ首相はパレスチナに対するお仕置きだとでも言うかのように、「E1地区に住宅三千件の新入植地を建てる」と発表した。国際法を違反しているにも関わらず工事を開始することの理由として、公式発表の場での説明は以下の通りであった。「従来交わされてきた“E1地区には建設しない”というアメリカとの約束は、既に有効ではなくなった。パレスチナ自治政府の反抗的な態度が原因である。テロ行為は増加している。ここに入植地を建設することは、セキュリティ上絶対必要である。」

この発表は平和を望むパレスチナやイスラエルの人々を怒涛のごとく怒らせた。ブッシュさえ、この計画には反対していた。パレスチナ自治政府は、E1地区でのベドウィンの追放及び建設工事に対し、国際裁判所に国際法違反及び人権侵害として訴えている。

E1地区に入植地ができると、東エルサレムにあるピスガット・ゼエブ入植地とマアレ・アドゥミム入植地がひと繋がりになり入植地間の交通が便利になるだけでなく、エルサレムの土地不足と住宅難がかなり解消されることが予想される。

このE1地区入植予定地をくるりと囲い込む形で、更なる分離壁の建設が進められている。この分離壁が出来ると、現在使用されているラマーラとベツレヘムを結ぶ道路をパレスチナ人は使えなくなる。その為、パレスチナ北部と南部間の移動は、マアレ・アドゥミムの外北部、ジェリコーの手前付近まで大きく迂回しなければならなくなる。地図で見ると非常に近く、本来20分ほどで行き来できる距離でも分離壁や入植地を迂回する為に所要時間は1時間半になったが、今後は3時間かかるようになる。パレスチナは事実上、北部と南部に分かれてしまうのである。

国連の報告によると、イスラエルによる占領が開始された1967年以降、これまで2万4千件のパレスチナ民家が崩壊されており、1家族あたりの損害は約1千万円から512万円である。これら金銭的損害以外に、更に注目されているのは土地を追われた人々の精神的衝撃、健康破壊、トラウマ、と計り知れないものがある。

現在、和平交渉の条件としてパレスチナ政治犯がイスラエルの刑務所から数回に分けて釈放されている。しかし釈放されても、出身地に戻ることは許されず、強制的にガザに行かされる。

イスラエルは力ずくでパレスチナの人々の土地を奪い、更に移動の自由、行政管理力を奪い、計り知れないあらゆるものを奪い続けている。しかし、和平は力ずくで手に入れられない。E1プランの実行はイスラエル政府の力ずくの悪あがきを更に激しく表すものと言える。

*イスラエルには国防省が決める軍法と、国会が決める民法の2種類ある

参考:
Save the children http://www.savethechildren.org.uk/
Israeli committee against house demolition http://icahd.org/
http://www.ochaopt.org/results.aspx?cx=014863140215069478854:9rq_pupjc4c&cof=FORID:9;NB:1;BIMG:http://
www.ochaopt.org/images/googleback.jpg;&ie=UTF-8&q=E1%20plan&sa=Search
http://www.ochaopt.org/documents/E1_Jerusalem_Graphic_Barrier_August05.pdf
http://en.wikipedia.org/wiki/E1_Plan
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131030/mds13103009150000-n1.htm


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大杉栄・伊藤野枝没後90年集会」のプレ・イベントとして、ギロチン社や映画『シュトルム・ウント・ドランクッ』関連のパネル写真展示をIRA店内で開催しています。 

[開催期間]2013年10月31日(木)~11月14日(木)
      ※会場定休のため4日(月)、6日(水)、11日(月)、13日(水)は休催 
[開場時間]13時~20時
[会場]Irregular Rhythm Asylum (地図)
[電話]03-3352-6916
[会場費]無料


甘粕事件とギロチン社事件について詳しく書かれた、廣畑研二 著『大正アナキスト覚え帖 関東大震災90年』も入荷しています。

またIRAでは、メインのイベント「大杉栄・伊藤野枝没後90年集会」の前売り券も販売中です。

大杉栄・伊藤野枝没後90年集会

今から90年前、関東大震災直後、多数の朝鮮人・中国人労働者、大杉栄・伊藤野枝をはじめ社会運動家が虐殺されました。これまで節目となる10年毎に有志が集まり、集会やイベントを行ってきました。今年は、虐殺後の大杉栄の同志達の動向をモチーフとした新作映画『シュトルム・ウント・ドランクッ』を特別先行上映するとともに、様々なゲストを迎えながら、当時の情況と閉塞した現在の情況との繋がりを示していきたいと考えています。

[日時] 2013年11月16日(土) 17時50分開場/18時20分開演
[会場] 四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87番地)→地図
[講演] 太田昌国「アナキズムの予言」(講師紹介
[映画] 本邦初公開「シュトルム・ウント・ドランクッ」
[会費] 1,500円(前売・当日とも)
[主催] 大杉栄・伊藤野枝没後90年集会実行委員会(E-mail


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明日11日は少し早めに閉めます。「三田の家」で開かれる「オルタナティブ社会学会」に参加します。

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11日 
Kick off Party  
フード: Rainbow Burritos
ドリンク: CAFÉ★LAVANDERÍA
コーナー/シーシャ部(Daizo Riotbeerほか) 

クロストーク《人が集うこと、インフォショップの可能性》
MC:川邉雄(RLL)・二木信(音楽ライター)・後藤吉彦(専修大学)
出演:成田圭祐(IRA)、山下陽光(「途中でやめる」)、上田憲太郎(気流舎)、原田淳子(路地と人)、CAFÉ★LAVANDERÍA、模索舎、岡原正幸(三田の家)

 12日
くにたち0円の会 presents 《0円ショップ》 くにたち0円の会(星野めぐみ、鶴見済、ほか)
《パフォーマティブ社会学》「生の技法」 岡原正幸、teamOka
《映像とフィールドワーク》 「ロウソなるものの社会空間誌」(上映) 岩館豊(NPOサーヴェイ、一橋大学)
《セックスにまつわるお仕事からのオノマトペ》(パフォーマンスとお話)カウパー団 Vaccurs(バッカーズ)
《電撃障害者商品企画会議》
《水商売ワーカーがみた「性」と「恋愛」》
 三橋順子(明治大学)「女装系スナックの恋愛と性の構造的特質」 中田梓音(総合研究大学院大学文化科学研究科)「スナックママの恋愛リスクマネジメント」 松田さおり(宇都宮共和大学) 「銀座ホステスたちの『シスターフッド』」 鹿野由行(大阪大学大学院)「出会い系テクノロジーがゲイコミュニティに与えた影響」 川畑智子(北海道大学)「恋愛の商品化と性の自己管理-ホステスワークを振り返る」
《アブノーマライゼーション(障害と性風俗)》 山本翔(はんどめいど倶楽部 オーナー) 阿闍世(特定非営利活動法人ノアール 理事) 熊篠慶彦(特定非営利活動法人ノアール 理事長)
☆先着20名様にテンガエッグ1個プレゼント
☆Ustreamによるライブ中継をします http://www.ustream.tv/channel/nponoir

《三田キャンパスより三田の家》行進パフォーマンス、NORA BRIGADE、革命のためのダンスワークショップ 「かりん燈―万人の所得保障を目指す介助者の会」活動紹介など
クロストーク《「だめ連」 再考/採光/再興》 MC後藤、川邉 出演:神長恒一・ペペ長谷川、ほか

13日 
《anything goes》 アドホック企画、当日持ち込み企画あり
《ビジュアルな方法、パフォーマティブな方法》 後藤ゼミ(日本大学)と岡原ゼミ、共同企画
《君はあまちゃん? なんてったってアイドルって何?》 塚田修一(東京都市大学)「女性アイドル“ファン”の歴史社会学」 星野貴彦(プレジデント社)「『アイドルビジネス』の現在」 斎藤誠子(慶應義塾大学大学院)「女性アイドルの女性ファン」
《エッチなお姉さんのリレーションシップ》(全米セックスワーカー会議報告、社会的資源としてのセックスワーカーの価値)水嶋かおりん
《三田の家葬送〜自律的空間の技法》 井本由紀(慶應義塾大学)・堀口左知子(テンプル大学)、岡原正幸ほか三田の家マスター、スタッフ  および Sayonara Party

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10月13日(日)〜21日(月)まで、IRAはお休みします。

昨年12月にIRAで開催され大好評だった、なみちゃん(なみくそ)の個展「ROADSIDE WITCH SOCIETY展」が、10月14日から1週間、韓国ソウルのホンデにあるカフェRULOORALAで開かれることになったので、そのサポーターとしてソウルに行ってまいります。IRAでの展示の時に、盛り上がった勢いで「次はソウルだ!」とか言っていましたが、一年も経たないうちにこうして実現してしまうとは。パク・ダハム氏とラフさんが頑張ってくれているようです。日本からもいろんな人がこの展示にあわせてソウルに飛びます。展示期間中の15日と16日には、「なみちゃんの友達ショップ」として、Lilmagギャラリー・ポポタムとともにIRAの小さいテーブルをだします。

14日(月)20時からのオープニング・パーティーでは、東京のMotallica、そしてソウルのバンサム海賊団WedanceYamagata Tweaksterパクダハム+@のライブも! 豪華です。

韓国の人が、なみちゃんマンガのどういうところで笑うのか、観察するのが楽しみです。飲んでいるコーヒーを吹き出しちゃう人とかいてほしい。

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ROADSIDE WITCH SOCIETY SOLO EXHIBITION IN SOUTH KOREA!
 2013年10月14日(月)〜10月21日(日) 13:00~21:00
 ※무료입장 

당신 주위에 마녀가 있습니까? 저는 쾌활하고 멋진 길가(로드 사이드)의 마녀들을 많이 압니다. 물론 나미도 그중 하나입니다. 그녀의 만화는 세상을 저주하며 외치는 주문이면서, 마음 속으로 울고 있는 그 아이를 끌어안고 풀어 주는 기도입니다. 그리고 사랑하는 퀴어 코어와 펑크 페미니즘의 정신이 작품 안에 보면 볼수록 즐겁게 넘쳐납니다. 만화를 보고 있는 당신의 발 밑의 땅은 분명 흔들 흔들 흔들 흔들리게 될겁니다. - DIRTY(zinester) 

 あなたの周りに魔女はいますか。私は、かっこよくて陽気な道端(ロードサイド)の魔女たちをたくさん知ってる、もちろんなみちゃんもそのひとり。 彼女の漫画は世の中を呪って叫ばれる呪文のようでいて、心の中で泣いてるその子を抱きしめ解放してくれる祈り。そして愛するクィアコアやパンクフェミニズムのスピリットが作品のテーマにも、見ればみるほど楽しい細部にもあふれてる。すかして立ってるあなたの足下の地面はきっと、グラグラ揺るがされるだろう. - DIRTY(ジンスタ) 

날짜 : 2013년 10월 14일 (월) ~ 10월 21일 (일) 13:00 ~ 22:00
장소 : 한잔의 룰루랄라(https://twitter.com/ruloorala) / 무료입장

* 먼데이서울 27호 '어서 와요 いらっしゃいませ' : 전시 오프닝인 10월 14일, Nami Nakano와 친구들을 맞이하는 공연이 있습니다.

날짜 : 2013년 10월 14일 (월) / 저녁 8시
장소 : 한잔의 룰루랄라
출연진 : 밤섬해적단, 위댄스, 야마가타 트윅스터, 박다함, Motallica(from Japan)
현매 15,000원(예매 없음) / 세븐브로이 1잔 포함

Nami Nakano
Nami Nakano는 2005년부터 POPDROME SERVICE라는 3명의 진스터(zinester)들의 모임에서 발간한 Hair Zine을 시작으로 자신만의 만화를 발표하기 시작했다. 라이엇걸 밴드들의 음악에 대한 애정과 여성으로 생각하고 상상하는 것들을 거침없이 표현하면서도 한없이 사랑스럽고 유머러스한 만화들을 그려왔다. 계속 그려왔던 연작들을 모여서 2012년 겨울, IRA에서 첫 전시 이 열렸다.
http://namimangamange.blogspot.jp/

<연계 이벤트>

Nami Nakano의 전시 일정에 맞춰 여러 이벤트들이 진행됩니다. 이쪽으로도 많은 관심 부탁드립니다!

1. "Nami's friend shops"

전시의 연계 이벤트로 나미 나카노의 친구들이 운영하는 책방들의 주인들이 한국에 함께 옵니다. 책방의 주인들이 소개하는 책과 진들을 한잔의 룰루랄라에서 전시/판매합니다.

일시: 10월 15일/16일 13:00 ~ 22:00
장소: 한잔의 룰루랄라 / 무료 입장

Irregular Rhythm Asylum
이레귤러 리듬 어사일럼(IRA)은 2004년에 오픈, 도쿄의 신주쿠에 위치한 정보 숍입니다. 무정부주의 / DIY / 사회운동 / ZINE / 인디 음악 / 미술 / 공예 등을 테마로, 책이나 CD 등의 판매나, 워크샵 및 전시회 개최를 하고 있습니다.

1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo, 160-0022 Japan
tel: +81-3-3352-6916 / email: irregular@sanpal.co.jp
web: http://irregular.sanpal.co.jp/
blog: http://irregularrhythmasylum.blogspot.com/
twitter: http://twitter.com/IrregularRhythm

bookgallery POPOTAME
bookgallery POPOTAME은 2005년에 오픈, 도쿄의 이케부쿠로에 위치한 갤러리/책방입니다. 책방에선 아트북, 진, 중고 책, 음악 시디, 티셔츠 등을 판매합니다. 갤러리에선 일러스트레이션, 현대 미술, 사진 등의 전시를 합니다.

2-15-17 Nishi-ikebukuro Toshima-ku,Tokyo 171-002 JAPAN
tel:+81-3-5952-0114 / email: popotame@kiwi.ne.jp
http://popotame.m78.com/shop/
http://popotameshop.tumblr.com/
twitter: @popotame_shop

Lilmag
Lilmag은 다양한 독립출판물을 다루는 작은 온라인 샵입니다. 오프라인 샵을 운영하지 않지만, 공연장이나 전시장에서 zine을 판매하거나 한달에 한번 열리는 Zinester Afternoon라는 이름의 정기 이벤트에서 판매하고 있습니다.
http://lilmag.org/
twitter: @lilmag_

2. Nami Nakano와 이야기를 해보아요

Nami Nakano의 < ROADSIDE WITCH SOCIETY> 한국 전시를 맞이하여 만화에 대한 이야기와 그녀의 친구 Chifumi Fujisawa와 함께 올해 다녀온 Girls Rock Camp에 대해서 플랫폼 플레이스 홍대에서 보고회를 합니다.

일시: 10월 16일 오후 8시
장소: 플랫폼 플레이스 홍대 / 무료 입장
http://platformplaceblog.co.kr/40197997042

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それから、ちょうど同じ時期に、マンガ家/映画監督/ミュージシャン/ダンサー(多才!)のイ ラン(Lang Lee)も、同じくホンデにあるPLATFORM PLACEというギャラリーで「イ ランとその友人たちが日頃やっていること」というテーマの展示を、で開催することになっており、その展示の一環として10月17日(木)に、IRAで毎週木曜日夜に開いているソーイング・サークル「NU☆MAN」をやらせてもらうことになりました。ポケットやパッチの縫い付けで気楽に参加してもらいながら、超簡単な羽織ものの作り方シェアや、風呂敷ワークショップなども行う予定。この日は、長野・気楽房のまゆさんが手伝ってくれます。
Platform Place 홍대점에서 10 12일부터 열리는 <이랑이랑 항상 하는 >전시 10 17 목요일의 방문자, 일본에서 오는 Keisuke Narita 보내준 'Sewing Circle' 이벤트의 안내입니다. 나리타 케이스케는 도쿄 신주쿠의 IRA라는 숍을 운영하고 있습니다.
*17 나리타의 행사는 오후2시부터 시작합니다.

We are NUMAN, a sewing circle from Tokyo. We will have the following workshops:
(우리는 NU MAN, 도쿄의 바느질서클입니다. 우리는 다음과 같은 워크숍을 진행합니다

"Add pockets to anything!" 
- Let's sew pockets to your cloth or bags.
We'll bring fabric pieces.
(무엇에나 주머니를 붙이자!
-옷이나 가방에 주머니를 꿰매 붙입시다, 천조각은 우리가 가져갈게요~)

"How to use Furoshiki" 
- We'll show stylish and useful wrapping ways
of the simple square cloth.
(보자기 사용법
-스타일리쉬하고 유용한 보자기 싸는 법을 알려드립니다)

"Let's make a super easy overgarment" 
- If you could bring a 110cm x92cm cloth, we'll help you to make the overgarment!
(엄청 쉬운 겉옷만들기
-110cm x92cm 크기의 천을 준비해오시면, 엄청 쉽게 겉옷을 만드는 법을 알려드립니다)

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IRAのBLOGにおじゃまします。
Loca☆Kitchenのごんちゃんです。 
9月24日(火)は、毎週おなじみLoca☆Kitchenの日♪ 
いつものコミュニティ・キッチンに加えて、 8月15日に行われた【「戦後」詩のキャラバン】の映像を上映します。 
いつものようにビーガン定食、一品料理、スイーツ、ビール、豆乳チャイ等を作ってお待ちしています☆ 
上映とご飯は、18:30~随時☆ 
上映時間を区切らずに、ずっとゆるゆるながしていますので、お好きなときにいらしてください。 
ラスト・オーダーは21時ころ。 

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「戦後」詩のキャラバン 
「わたしが一番きれいだったとき」 
詩:茨木のり子 
演奏:鈴木美紀子 
ダンス:権田菜美 
朗読:原田淳子 
撮影・編集:上野肇行 
撮影協力:中村友紀 

果たして今は、「戦後」なのか。 
「戦前」なのではないだろうか。 
いや、 果たして「戦後」であったときなど、あるのだろうか。 
「戦後」68年目の今年、8月15日に詩のキャラバンを行った。 
西国分寺、高円寺、新宿、神保町。 
思い思いのおしゃれをして、街を巡った。 
それぞれ、詩と音楽と踊りを携えていた。 
戦争になったら、一番最初に奪われるであろうもの。 
自由なおしゃれ。 自由な詩。 自由な音楽。 自由な踊り。 
「思い思い」「それぞれ」そんな言葉もかなわなくなるのが戦争。戦中。 
果たして今は、「戦後」なのか。 
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おいしい料理をぱくつきながら、秋の夜長をご一緒に。 
gonnaより

 
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フライヤー・デザイン :Kei Sasaki

『マージナル=ジャカルタ・パンク』上映+トーク

■日時:9月14日(土)19:00開場
■会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
    新宿区新宿1-30-12 ニューホワイトビル302

■料金:入場無料(投げ銭制)
    要予約(定員:20名)受付終了しました!
    ご予約は下記メールか電話番号までお名前と人数をお伝えください。
    irregular@sanpal.co.jp|03-3352-6916

■内容:【上映】『マージナル=ジャカルタ・パンク』(監督:中西あゆみ)
    【トーク】都築響一 × 中西あゆみ

    【フード】カオスフーズ


映画『マージナル=ジャカルタ・パンク(Jakarta, Where PUNK Lives - MARJINAL)』について


インドネシアにパンクが根付いたのは自然な成り行きだった。

ここには反逆する理由があり過ぎる。



初到来から20年。今では、アジア最大と言われるこの国のパンク・シーンは年々巨大化し続け、10歳にもならない子供たちもその一部を担っている。東南アジアにあって世界最大のイスラム国家。98年5月、長期軍事独裁政権が崩壊した。



学生を中心にした反体制デモは一般市民を巻き込み、大暴動化。抑圧と恐怖、経済危機と混乱をもたらした30年間のスハルト政権が終焉した。それから15年経った今、近年話題になるほどの経済成長と共に貧富の差は拡大している。貧困層が人口2億4千万人の半数近くにも達すると言われ、富豪トップ40人の総保有財産は、最貧困層6,000万人の財産とイコールになるという調査報告もある。



アジアで唯一貧困層が増え続けているこの国は、汚職と腐敗と不条理に埋め尽くされている。町は公害に侵され、インフラは整備されず、教育は高額で、医療制度は機能していない。警察や教師は賄賂を受け取り、官僚は富んだ暮らしに浸り、国民の多くはスラムに生きる。信号待ちをする車に幼児が裸足で駆け寄り、小銭をせがんでいる。パンクな出で立ちの幼い少年はウクレレを抱え、バスの乗客の前で一曲奏でる。よくある光景だ。貧しさが生んだフラストレーション。怒り。怒りが火をつけたパンク・ムーブメント。パンクは、瞬く間に若者の間に広がった。将来への夢や希望がない多くの若者に、パンクはアイデンティティを与え、感情をぶつける場所となり、さらにはストリートで生きる子供たちにとって生きる術となった。巨大化した彼らの存在を政府も無視する事ができなくなった。



モヒカンやタトゥーといった出立ちは、宗教を重んじるインドネシアで差別や偏見の標的だ。病院では入り口で拒否されることも多い。インドネシアでは、支払い資格のある者だけが病院での受診を許されている。多くの人々が、大金を支払うか死を選ぶしかない現実に直面している。生きる権利は、金持ちにしかない。堕落した政府に対する国民の怒りの矛先をそらすため、パンクは利用されるようになった。パンク=犯罪者としてレッテルを貼られ、誤った補導や逮捕が横行。たくさんのパンクスがジェイルにぶち込まれている。選挙前には「街のクリーンアップ」の一貫と称し、ストリートキッズとパンク狩りが決行され、街角から子供たちが姿を消す。




首都ジャカルタで生きるパンクス。
バンド「マージナル」は、革命児でもあり、その中心的存在だ。Marjinalとは、端っこ・崖っぷちに生きる者たち。重要視されず、排除された人々を意味する。かつて活動家として反体制を叫び、学生運動を続けて来たマイク(36)とボブ(35)。「いくらデモに参加しても何も変わらない」。



政治的自由も言論の自由も無い中で、どうやって自分たちのメッセージを伝えるべきか。96年、二人はバンドを結成。政府に対する怒り、理不尽で不正だらけの世の中で起こっている事実を記録するための手段としてバンドを始めた。自分たちの経験と知識をシェアすることで、誰かの人生の選択肢が増えて欲しい。ライブ活動のみならず、積極的にメディアにも登場。時には批判にさらされながらも独自の啓蒙活動を続けて来た。マージナルの存在は、広く知られるようになった。



今では、彼らのパワフルで、政治的なメッセージと、独特な楽曲がインドネシア中のパンクスから絶大な支持を受けている。バスや電車、ストリートの片隅で歌い継がれ、パンクを知らない人々の心にも深く響いている。ストリートキッズがウクレレで演奏するのは、マージナルの代表曲「ネグリ・ングリ(Negeri Ngeri=恐怖に襲われた国)」。小銭を稼いで飢えを凌ぐ。手に入れやすく、子供の小さな指でも簡単に演奏ができるウクレレの弾き語り。これは、マージナルが伝授したストリートでのサバイバル術だ。国中からツアーを懇願される彼らにギャラが支払われる事はほとんどない。インドネシアのパンクスにとって、ライブのためにお金を払うのは容易い事ではない。それでも彼らはどこにでも出向き、今日も無償のライブを続けている。



バンド活動よりも長きにわたり、独自の生活共同体「タリンバビ
(Taring Babi=豚の牙)」を運営するマージナル。幼くして親を失った子供を含む無職のパンクスを無償で受け入れ、生活の場を提供。「助け合い、分かち合い、お互いから学ぶ事」をモットーに、音楽やアート、物創りを体験する空間として解放している。「全ての人が出入り自由」というオープンな姿勢が、毎日多くの訪問者を呼び寄せる。マージナルを慕って国中から訪れるパンクスや学生、近所の子どもたち・・・。人の出入りが途絶える事はない。



ここでの活動と生活の一切は、マイクとボブの二人が、アート作品の販売や刺青業などで支えている。時には、クライアントと「タトゥー=米」を物々交換することで、タリンバビ・ファミリーを養う。家賃滞納はしょっちゅう。いつもギリギリの生活だ。食事ができない日もあれば、幼い住人を学校へ通わせる事もできない。だからこそ、この場所が、生きて行く術を習得する「学びの場」となって欲しい。




この16年間、彼らの姿勢がぶれたことは一度もない。
「バンドはツールに過ぎない。自由を獲得するため。この国を変えるため、革命を起こすために僕たちにはやるべきことがある。守るべき仲間がいる。だからこれだけ長い間、目標を見失わずに活動を続けていけるんだ」。





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中西あゆみ


写真家。マージナルに衝撃を受けジャカルタに移住。長編ドキュメンタリー映画を制作中。
www.ayumi-nakanishi.com




※翌15日にCafe Lavanderiaでも上映します。こちらは予約不要です。

『マージナル=ジャカルタ・パンク』上映+トーク 
■日時:9月15日(日)19:00開場
■会場:Cafe Lavanderia
     東京都新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F/TEL: 03-3341-4845 FAX: 03-6380-5891
■料金:入場無料(投げ銭制)※1ドリンク・オーダーお願いします
■内容:上映:『マージナル=ジャカルタ・パンク』(監督:中西あゆみ)
     トーク:中西あゆみ × 成田圭祐(IRREGULAR RHYTHM ASYLUM)

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NU☆MAN × Ayumi Sugaya presents
ふろしきワークショップ in IRA

7月11日(木)19:30〜
IRREGULAR RHYTHM ASYLUMにて

アルゼンチンで風呂敷を広める活動に参加していた菅谷さんに、すぐに実用できる風呂敷の活用術を習います。

形と大きさが定まっているエコバッグよりも、変幻自在でかさばらない風呂敷のほうがずっと便利です。モノにあわせた様々な風呂敷の包み方をみんなでおぼえましょう。

風呂敷を持っている人は持参してください。持ってないという人にはIRAにある風呂敷を貸します。開始時間よりも少し早めに来て、IRAにある端切れを縫い合わせて作ってしまうのもよいでしょう。ミシンあります。

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15日(土)は、IRAはお休みします。
日本社会文学会主催のシンポジウム「関東大震災90年とアナキズム文学」で出店します(13時からの百年館低層棟での講演/シンポジウムにて)。

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日本社会文学会 2013年度春季大会
関東大震災90年とアナキズム文学

日 程   2013年6月15日(土)
場 所   日本女子大学 目白キャンパス
      ※アクセスマップは こちら ※キャンパスマップは こちら

テーマ   関東大震災90年とアナキズム文学

《開会挨拶》大和田茂 (日本社会文学会代表理事)
《研究発表》10:00~ 新泉山館 2F 会議室
        (新泉山館は、道路をはさんで本キャンパスの向かいになります)
・鴨川都美 「村山知義『暴力団記』の歴史的意義」
・飯島勤 「「知の支配」に対する叛逆としての、金子文子自伝」
・廣畑研二 「震災文学としての『放浪記』―林芙美子は検閲当局といかに闘ったのか―」
 司 会  神村和美 ・ 橋本あゆみ

《講 演》13:00~ 百年館低層棟 5F 505教室(午前の会場から移動します)
・小沢信男 「私の出会ったアナキストたち」

《シンポジウム》「関東大震災90年とアナキズム文学」 14:00~ 百年館低層棟5F 505教室 
・高橋修 「都市崩壊への眼差し―アナキズム詩をめぐって」
・梅森直之 「大杉栄の残したもの」
・木下ちがや 「「新しいアナキズム」と3・11以後の民衆運動」
 コメンテーター  李修京
 司 会  武内佳代 ・ 布施薫


《閉会挨拶》 岩淵宏子 (日本女子大学)
 《総 会》 (17:30~)
 《懇親会》 (総会終了後、18:30~ 桜楓2号館4Fにて)

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日時 5月17日(金)~25日(土)
  ※ただし月曜と水曜休み
会場 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
   地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分
入場料 無料

1961年~70年のあいだに118号まで、イギリスのアナキスト思想家で歴史家のコリン・ウォード(Colin Ward)の編集で、ロンドンのフリーダムプレス(Freedom Press)から発行されていた雑誌「アナーキー(ANARCHY)」。そのアートディレクションを務めていたのがルーファス・シーガー(Rufus Segar)です。

日本ではほとんど知られていないルーファス・シーガーですが、2010年にアメリカのグラフィック誌『Signal:01』(PM PRESS)でインタビューが掲載されたことで再び注目を集めています。また彼は、グラフやチャートをデザインすることによって情報を効果的に伝達する「インフォメーショングラフィックス」の分野でも第一人者として知られているデザイナーです。

今回は、アナキズム文献センターが所蔵している雑誌「アナーキー(ANARCHY)」のオリジナル・バックナンバー約20点と、その他の号の表紙データ(Justseeds提供)をプリントアウトしたものを展示します。また期間中には、『Signal:01』に掲載されたルーファス・シーガーのインタビューを翻訳したものも頒布予定です。

主催 アナキズム文献センター/イレギュラー・リズム・アサイラム
協力 JUSTSEEDS/森川莫人



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5月11日(土)、IRAは15:30くらいまでの営業で、そのあと下記のライブに出店しに行きます。フリマもあったりして楽しいライブになりそうです。poolだし。
ぜひ遊びに来てください。

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Pinprick Punishment "Join My Army" ep Release Event

5月11日(土)17:00〜


会場:pool(練馬区桜台1-7-7 シルバーBLD B2)
Map: http://pool-sd.tumblr.com/post/759368513/map-m-m


Live Music/
 Pinprick Punishment
 NicFit from Nagoya
 Ghevo
 Black And White
 d/i/s/c/o/s

Also/
 Irregular Rhythm Asylum
 Vegan Food
 Frea Market (Bring your stuff to sell !!)
 自由に参加して自由に売って!!

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↑ナオミ・クラインがアニメーションとともに解説するタールサンド

かなり急ですが、今夜(3日)、カナダから「オイルサンド・トゥルース (oilsandtruth.org)」の活動家マクドナルド・ステンスビー (Macdonald Stainsby)が来るので、IRAでタールサンド開発反対運動についてトークしてもらおうと思います。 ちなみに彼は、映画『END:CIV』にもインタビュー出演しています。

マクドナルド・ステンスビー (Macdonald Stainsby) 
フリーライター、プロヒッチハイカー、社会正義のための活動家であり、『ザ・インターナショナル・ソリダリティ・ムーブメント』(The International Solidarity Movement)『ソリダリティ・フォー・パレスティニアン・ヒューマンライツ』(Solidarity for Palestinian Human Rights)などパレスチナ人の人権のために戦ういくつかの団体と関わっている。現在カナダ、エドモントンに住み、『オイルサンド・トゥルース』(oilsandtruth.org)をコーディネートしている。


油分が含まれた砂から合成原油を作り出すタールサンド(オイルサンド)開発は、地球上で最も有害な採掘プロジェクトといわれ、気候変動と大規模な環境汚染・破壊を生み、先住民コミュニティーの生活を傷つけ続けています。

参考:
・ストップ! オイルサンド Bloody oil - Shut down the tar sands!(2010年4月号/NI No.431 & NIジャパン No.119)
http://www.ni-japan.com/webold/jbody431.htm

・BS世界のドキュメンタリー▽岐路に立つタールサンド開発~カナダ環境
http://www.at-douga.com/?p=5338

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キリウロコ×森脇ひとみ『想像の島国 -Negara pulau imajinasi-』

ふたりでつくった秘密の島。
憧れと想像のつまった島々が新宿に現れる!

2013年4月21日(sun)~28(sun)
   13時~20時 ※月・水はお休み

場所: 新宿 Irregular Rhythm Asylum

◆4/21(日)16:00~
オープニングパーティー
インドネシア語講座(講師:森脇ひとみ)
インドネシアフード(カンパ制)

 ◆4/27(土)19:00~
人形劇&ミニライブ (↑この日に限らず、人が集まればゲリラ的に人形劇とかやるかもしれません。)




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フィリピン紀行報告会
「アンチ・キャピタリズム・カフェ フィリピンー日本連帯編」

日時:4月7日(日)19:00~
会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
参加費:カンパ制(フィリピンのインフォショップへの支援に使います)

内容:
・鶴見済「フィリピンの街とプランテーションを見てきた!」
・樋口拓朗「群島のアナキスト達:フォーラムとエコ・キャンプ報告」
・サパ子のフィリピンフードと解説


私たちは2~3月にフィリピンに行き、街や村を見て、アナキストによるフォーラムとエコキャンプに参加してきました。その報告会をします。
またこのイベントからは、今回つながりを持ったフィリピンのマニラ近郊にある二つのインフォショップ「Etnikobandido」 と「OnSite Infoshop」への支援を送りたいと思います。 特にOnsiteという場所では、雨季には日本の我々には信じられないような洪水の被害にあっていて、広く支援を求めています。 フィリピンとつながって、日本を見直そう!

OnSiteからの支援の呼びかけ(日本語訳、英語) https://docs.google.com/file/d/0B4CB46gnkwFAQmxWbDlXTG5ldmM/edit?pli=1

Etnikobandido
http://ebinfoshop.surestepintegral.com/

OnSite Infoshop(洪水被害の報告があります)
http://onsiteinfoshopphilippines.wordpress.com/our-campaigns-projects/

ブラック&グリーンフォーラム http://www.facebook.com/events/405426879550345/


エコ・キャンプ(去年のレポート)
http://mindsetbreakerpress.blogspot.jp/
http://mindsetbreakerpress.blogspot.jp/2012/04/mobile-anarchist-school-project.html

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3月17日(日)、IRAは閉めますが、15時から「アトミックサイト・スティル・アライヴ」展で出店します。

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「アトミックサイト・スティル・アライヴ」展

[日時] 2013年3月16日(土)~3月17日(日) 15:00-21:00

[場所] 東京・東向島 現代美術製作所
[参加] 石川雷太/伊東篤宏/山川冬樹ほか
[監修] イルコモンズ
▼2013年3月15日[金]
18:00-20:00 アトミックサイト国会議事堂前抗議
▼2013年3月16日[土]
15:00-18:30 「アトミックサイト 10万分の2年展」一般公開
19:00-20:00  映画「実録・原發供養ノ夜」リヴァイヴァル上映
20:00-21:00 「アトミックサイトは語る、第壱夜
わたしたちはなぜこんなことをしたのか」
+「原発お悩み公開相談室」
▼2013年3月17日[日]
15:00-18:00 「アトミックサイト 10万分の2年展」一般公開
19:00-20:00 「アトミックサイト・スティル・アライヴ・ライヴ/原發供養ノ夜再演」
20:00-21:00 「アトミックサイトは語る、第弐夜
わたしたちはなぜこんなことをするのか」

▼「原發供養ノ夜 劇場版」予告篇
「原發供養ノ夜」は本当に凄まじかった。激しくも美しく渦を巻く音の波にのまれた自分は様々な感情が溢れ出し、自分をコントロールできないような感覚に陥った。地獄ってこんなかも。気を抜いたら倒れそうだった。(EL TOPO Suzuki)
[料金]
3月16日 上映+トーク 19:00-21:00 500円(定員50名・要予約)
3月17日 実演+トーク 19:00-21:00 1,000円(定員50名・要予約)
※予約受付 atomicsite@excite.co.jp

▼「伊東篤宏 計画漏電RMX」
「アトミックサイト」展は混沌としている。だが、この混沌は私たちの生きるいま・ここを可視化したもの。私たちはこんな日常世界を生き抜いているという見えなかった現実の体感装置。(楠見清)
CAFMAPnoframe
[アクセス]
現代美術製作所 http://www15.ocn.ne.jp/~g-caf/
東京都墨田区墨田1-15-3  TEL 03-5630-3216
東急田園都市線・半蔵門線にて(地下鉄半蔵門線は、「押上駅」から東武伊勢崎線と繋がっています。)「南栗橋」方面行きに乗り、「曳舟駅」で、ホーム向かいの電車(東武伊勢崎線)に乗り換えて、ひと駅次の「東向島駅」で下車。


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香港のDIYライブハウスHidden Agendaのドキュメンタリー「試写会」開催!

《Hidden Agenda The Movie》是一套香港紀錄片,以空間、群聚、抗爭與音樂四個面向,紀錄四年兩度被逼­遷的香港獨立音樂場地 Hidden Agenda 的成長歷程。電影將於2012年8月29日在Hidden Agenda首播,並為第十三屆威尼斯建築雙年展參展作品。

HIDDEN AGENDA THE MOVIE is a documentary film, capturing the essence of the independent live house which had been evacuated twice in four years by the Hong Kong government. It tells the story of space, cluster, resistance and music. Screening in Hidden Agenda on the 29th of August 2012, and proud to be part of the 2012 Venice Architecture Biennale Hong Kong Exhibition.

──イントロダクション Japanese Introduction──
世界のカネが集まる大都市香港。日本人が持つきらびやかなイメージとは裏腹に、若者が­アートや音楽を表現できる場は極端に少ない。ライブハウスと呼べるハコはたった1軒。­­名前はHidden Agenda(ヒドゥン・アジェンダ)。インディー音楽不作地帯である香港に、音楽好­きな有志の仲間が集まり完全DIYで創立、現在も有志メンバーによって運営されている­­。地元香港バンドのライブシーンはもちろん、ステージ設営シー­ン­や役人からの退去勧告シーンまで記録。逆境に屈しない、香港の愛すべきキッズたち
­の汗と情熱が詰まったドキュメンタリーが日本上陸!

3月16日(土)20時〜
会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM

※招待券をお持ちでなくても800円以上のカンパで入場できます。
※本番のイベントは19日(火)素人の乱12号店にて→ http://ameblo.jp/tsukiji14/entry-11474913520.html
※この日集めたカンパは19日のイベントのために来日するHidden AgendaマネージャーKimiの渡航費に充てます。

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1月中旬に約一週間、インドネシアで遊んで来ました。
その報告会をIRAでやります。

一口にインドネシアと言っても、様々な文化や宗教が混在する、2億4千万人が暮らす巨大な国です。ぼくらが訪れたのは、スラバヤ(ジャワ島)、ウブド(バリ島)、ジョグジャカルタ(ジャワ島)だけなので、インドネシアの暮らしや文化のほんの一端に触れたに過ぎませんが、それでも、この短い滞在期間中に、ひと月くらいはいたかと思うくらい濃密な経験と交流をしてきました。
気流舎RLLのハーポ部長に聞き手になってもらい、一緒に行った中村友紀とともに、ジョグジャカルタのアート・グループ「タリン・パディ」と、スラバヤのインディペンデント・ライブラリー「c2oライブラリー」を中心に、インドネシアのオルタナティヴ・シーンを、写真や映像を交えてのんびり紹介したいと思っています。
それから、「タリン・パディ」のメンバーによるバンドの音源も送ってもらったので、それも皆さんと聴きたいと思います。

3月15日(金)20:00~
会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM

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現在、アジア各地をツアー中のFilastineとNova。
これから、2月22日に北京 Temple、23日に上海 Dada、24日に香港 Hiddeen Agenda(!!)とまわって、26日に東中国海(東シナ海)を越えて福岡入り、そこから日本でのツアーがスタートします。福岡 grafでのライブにはIRAも出張します。
その後FilastineとNovaは、3月1日に京都 Metro、2日には今回のツアーのメインとも言える東京でのROMZ主催のClub Asia、3日に名古屋 KALAKUTA、少しおいて8日に札幌 Provo、という日程でライブを行う予定。

そして3月9日、Filastine日本ツアーの最後となるライブを、IRA企画で桜台poolで開催します。出演はFilastine with Novaと伊東篤宏さんです。それほど大きくないハコで、出演者は2組のみとなりますが、poolのインダストリアルなDIY空間でのこの2組はヤバいライブになること必至だと思ってます。ぜひ遊びにきてください〜


2013/03/09
@pool 練馬区桜台1-7-7 シルバービルB2桜台駅から徒歩2分、練馬駅から徒歩10分) 


大きな地図で見る


open 19:00 / start 19:30
1800yen(+1D)

<live>
Filastine with Nova 
伊東篤宏Atsuhiro Ito)


<food>
Rainbow Burritos


<会場装飾>
森脇ひとみ

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フィラスティン(あるいはフィラスタイン)の音楽

 フィラスティンの音楽は、どこの国のものでもないビート、ダブ・エコー、ロー・ファイ・オーケストラ、
ヒップホップの周縁からの叫び、ひずんだバトゥカーダ、威勢の良い声、ダブ・ステップからレゲトンのビートを奏でるベース、といったものの衝突だ。それは人々の汗、建築物と地理のアンビエンス、マルチチュード、都市の音楽である。長くカルカッタ、ジャジューカ、リオデジャネイロといった場所で打楽器を学び、アーティストたちとの深いコラボレーションに導かれ、フィラスティンは彼のプロジェクトの目的を、境界を破り、エレクトロニック音楽とアコースティック音楽との境をぼかし、シグナルとノイズを混ぜ合わせ、政治の壁のその下に深く穴を掘り進めることによってひっくり返すことに据えている。

バイオグラフィ

 ロサンゼルス生まれのオーディオ‐ビジュアル・アーティスト、
グレイ・フィラスティンはバルセロナを彼の拠点とするが、多くの時間を放浪して過ごしている。最高度のビートをめぐる科学によるダブ・ステップの最低周波域、アコースティック・ストリングス、声、ロー・ファイなストリートのノイズがぶつかり合う稠密で、どこの国のものでもないベース・ミュージックを彼は作る。結果、『どんなカテゴリ分けも拒絶するすばらしく繊細なハイブリッド(ピッチフォーク)』ができあがる。
 フィラスティンのデビューアルバム、『バーン・イット』
はDJラプチャーによって2006年にリリースされ、高い評価を受けた―「ぎざついたエッジと哀しみの瞬間に満たされた『バーン・イット』は、ジャンルを超えてファンを獲得するにちがいない(エクセラレイター)」このアルバムは世界をめぐり、フランス、日本、アメリカのレーベルによってそれぞれ再リリースされた。次作『ダーティ・ボム』はフランスのエレクトロ‐ダブレーベル、ジャリング・エフェクツとその盟友レーベルらによって2009年に『投下』された。プレフィクス・マガジンは「グローバル化された都市サウンドの典型―この音はサブ・ウーファーを破壊する」と評価した。
 年に100回に上るライブを行うフィラスティンは、
パーカッションを使ってループを操り、さまざまなエレクトロニクス機器やアンプが雑然と取り付けられたショッピングカートでビデオを演奏と同期させる。そんな彼の姿をあなたは、たとえば東京の汗ばむようなクラブで、カサブランカのサッカー場で、ヨーロッパ有数の音楽祭のひとつであるソナー・フェスティバルで、ボルネオの駐車場で、ベースネクターとの共同USツアーで、見ることができるだろう。
 エレクトロニック音楽に取り組む前、フィラスティンは、
1999年にシアトルでのアンチ・グローバリズム運動のために結成されたマーチングバンド、インファーナル・ノイズ・ブリゲードと共に演奏していた。今でも彼は―海賊ラジオトランスミッター付メガフォンを搭載した自転車によるオーケストラ、サウンド・スウォームに参加している―音を政治運動の道具として使い続けている。
 2011年には、ジャワ島出身のボーカリスト、ノヴァ・ルス、
リヨンを拠点に活動するチェリスト、アメリー・ボーらとのコラボレーションをより深めた新しいアルバム『£oot』とビデオをリリースした。境界を打ち破り、摩擦を美に高めるフィラスティンの活躍を、あちこちで見ることができるだろう。(翻訳:Yasuo Akai)

FIlastine:

Grey Filastine is an audio-visual artist born in Los Angeles, based in Barcelona, and often nomadic. He composes a dense transnational bass music that collides the lowest frequencies of dubstep with the highest-level beat science, acoustic strings, voices, and lofi street noises. The results are “Awesome and delicate… hybrids so fluent they defy classification.” -Pitchfork

Filastine’s debut record, Burn It, was released by DJ Rupture in 2006 to much critical acclaim: “Filled with both jagged edges and moments of sad sweetness… Burn It is sure to win fans across multiple scenes”- XLR8R. The album ricocheted around the world, licensed and re-released by labels in France, Japan, and the US. The follow-up album, Dirty Bomb, dropped in 2009 through an alliance of labels led by French electro-dub imprint Jarring Effects. Prefix Mag called it “the prototype of globalized urban sound… It will devastate your subwoofer.”

Performing up to a hundred concerts per year, Filastine uses percussion to control loops and synchronized video from a heap of electronics wired to an amplified shopping cart. You may have seen him at a sweaty Tokyo nightclub, a football stadium in Casablanca, a respected euro-fest like Sónar, in a parking lot in Borneo, or touring the US with Bassnectar.

Before making electronic music Filastine played with the Infernal Noise Brigade, a marching band he founded for the Battle of Seattle. He continues to use audio as a tool for political intervention with theSound Swarm, an orchestra of bike-mounted megaphones conducted by pirate radios transmitters.

2011 will see the release of a new album and videos that reflect a tighter collaboration with Javanese vocalist Nova Ruth and Lyon-based cellist Amélie Bouard. Expect to find Filastine anywhere, crashing borders and transforming friction into beauty.

http://filastine.com/
http://novaruth.com/


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伊東篤宏
 1965年生まれ。美術家、OPTRONプレーヤー。98年に蛍光灯の放電ノイズを拾って出力する「音具」、OPTRON を制作、命名。展覧会会場などでライヴを開始する。2000年以降、国内外の展覧会(個展、グループ展等)、音楽フェスティバルなどからの招集を受け、世界各国で展示とライヴ・パフォーマンスをおこなっている。当初、遠隔操作で独立したオブジェクト・スタイルだったOPTRONも数々の改良を重ね、2005年より現在の手持ちの形態となり、所謂サウンドアート的展開からロック〜ジャズ・バンド、ダンスミュージック的アプローチまで、音の大小や空間の規模を問わないそのパフォーマンスで、様々なタイプのサウンド・パフォーマー達やダンサーとの共演、コラボレーションも多数おこなっている。2011年、BLACK SMOKER RECORDS よりアルバム『Midnight Pharmacist』をリリース。

Atsuhiro Ito:

Atsuhiro Ito was born in 1965. He launched his career as a visual artist in the late ’80s, and in ’98 began presenting sound performances at art exhibitions and so on. Ito made use of fluorescent lighting (which is also an element of his art installations) in the creation of an original musical device called the optron. He continues to refine the instrument while approaching sound and music from a contemporary-art-based perspective. In addition to his solo exhibition and performance projects, Ito is active in a number of musical units. One of these is Optrum, the explosively loud “extreme optical noise core band” consisting of Ito and drummer Yoichiro Shin. Between 2000 and 2005 Ito presented various sound (music)/visual image-related events at Off Site, the now-defunct gallery/free space in Yoyogi, Tokyo. The Optrum album Recorded was released in June 2006 on the label Unknownmix (Headz).

http://gotobai.net/

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