イレギュラー・リズム・アサイラム
160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
新しいホームページ: http://ira.tokyo
営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)

IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo 160-0022
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
website: http://ira.tokyo
Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)
アナーキー・イン・にっぽんから転載。

「インディメディアのジャーナリスト、射殺さる」

10月27日、メヒコのオアハカで行われている民衆集会運動を民兵が攻撃し、ニューヨークのインディメディアのジャーナリスト、ブラッド=ウィルさん(36歳)が射殺された。

州都オアハカでは、APPO(オアハカ人民民衆集会)が市民ストライキを行っており、制度的革命党(PRI)の州知事ウリセス=ルイス=オルティスに反対し、数ヶ月に渡り、バリケードと建物占拠を行っていた。27日、PRI出身の三人の市長が関係する武装集団が、バリケードと建物占拠の「浄化」を開始していた。

ブラッド=ウィルさんを含め三人が殺されている。

ソース(英文)は以下のとおり:
http://www.narconews.com/Issue43/article2230.html

http://www.narconews.com/Issue43/article2223.html

写真はこちら(英文)

(なお、覚えている方もあるかと思いますが、数週間前に載せたヴァーチャル・シット・インの呼びかけ「 Virtual Sit-In Against the G8+5」も、このオアハカの民衆ストライキをサポートするためのアクションでもありました。)

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ところで、数日前に「SUBHUMANS New Dark Age Parade」という記事を載せましたが、そのSUBHUMANSのアルバムの一曲目「World At War」(Squamish FiveGerryの曲)の歌詞をTHE HAPPENINGの吉田さんが訳してくれました。

ブラッド=ウィルは、まさにこの歌詞のような状況の打破に果敢に挑み、殺されてしまったというわけです。ブラッド=ウィルの反骨精神と勇気が広く受け継がれること、そしてオアハカの人々が一日も早く自由を勝ち取れることを願って、ここにその歌詞と曲(MP3)を掲載します。


SUBHUMANS - World At War (G. Hannah)
[MP3]

あまりにも多くの人々が
歩道に、ストリートに放り出されている
一口も食べ物がなく寒さに凍えている
橋の下で寝ている
床の上で倒れている
どん底の生活
ドアをノックする毎日
未来は一切見えない
悲惨な過去ばかり
影と化して姿が見えなくなる
衰え、薄れていく

望むのはただ心の平穏
でも常に戦争状態の世界では
平和はない

あまりにも多くの人々が
重圧に押しつぶされそうになっている
傷を負わされている
手錠をかけられている
檻に閉じ込められている
不安な潜伏生活
孤独
あまりにも多くのバカどもが
よろいを身に着けている
無神経な石と化している
人々の権利を踏みにじっている
あまりにも多くの人々が
恐れおののいて逃げまどっている
あまりにも多くのバカどもが
権力を牛耳っている
あまりにも多くの人々が
権利を奪われている

望むのはただ心の平穏
でも常に戦争状態の世界では
平和はない

あまりにも多くの人が
歩道に、ストリートに放り出されている
一口も食べ物がなく凍死していく
橋の下で寝ている
床の上で嘔吐している
排水溝に転がっている
お前のドアを蹴り破っている

望むのはただ心の平穏
でも常に戦争状態の世界では
平和はない
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高 慶日(コ・ギョンイル) 作品展 ——風刺漫画&オブジェの展示

今年の夏、表現と国家権力との間の緊張関係を可視化するような事件が起きた。
それが、『「ハンアンギャラリー」展における韓国文化院の作品展示不許可事件』(*1)である。
文化と政治の関係は、とてもながい。どのような意図で表現がなされようとも、それが社会的関係性の中で固有のポジションを、政治性を帯びざるをえないことに異論をはさむものはいないだろう。
文化院長のコメントをひけば、「韓国文化院は韓国の優秀な文化を広く伝える国家機関」「国家のイメージアップと国家の利益の為に存在する」「二人の作品は作品性に問題はないが本機関にはそぐわない」と国家権力による検閲の「正当性」を主張してはばからない。
これが国家権力の本質である、といえば問題が解決するかといえば、むしろ問題は先送りにされてしまう。
そこで、私たちは高さんと一緒に、あらゆる表現に開かれた世界のための空間をつくることにしました。
是非ご来場ください。

*1「ハンアンギャラリー」展における韓国文化院の作品展示不許可事件
2006年7月25日からの五日間、東京の韓国領事館内・韓国文化院ギャラリーで開催された、韓国と在日コリアンアーティストによるグループ展「ハンアンギャラリー」においておこった事件。
開催日前日に作品を見た文化院長が、韓国の作家・高慶日(風刺漫画家)と在日の作家・金暎淑(短編映画)を、「文化員の目的にそぐわない」とし、展示禁止処分をとった。
この事実を韓国のマスコミ(ハンギョレ新聞やオーマイニュース等)各誌が重大な問題と受け止め報道したことで文化院や作家側へ取材が殺到した。



日時:11/7(火)〜12日(日) ※時間は各店舗の営業時間内になります。
主催・場所・問い合せ先:模索舎Irregular Rhythm Asylum

模索舎:東京都新宿区新宿2ー4ー9 tel:03-3352-3557 営業時間11:00〜21:00
Irregular Rhythm Asylum:東京都新宿区新宿1-30-12-302 Tel:03-3352-6916 営業時間13:00〜20:00


トークショー『あらためて検閲の野蛮さを考える(仮)』
日時:11/11日(土)18:00〜
場所:模索舎


高 慶日(コ・ギョンイル) プロフィール:
1968年 韓国忠南生まれ。1996年〜1999年--ハンギョレ新聞、ハンギョレ21、ニュースピープル等で風刺マンガ家として活躍。京都・精華大学芸術学部専任講師を経て、現在、韓国・祥明大学マンガアニメーション学部教授。http://www.kotoon.com/
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Nov 4 and 6

POSTED IN | 10/30/2006
11月4日と11月6日は以下のイベント参加のため、勝手ながらIRAはお休みとさせて頂きます。イベントの会場で会いましょう。ブース出してます。
IRA will close on Nov 4th and 6th because of participating to these events. Hope to see you there.
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Cira Japana 2007 Kalendaro

POSTED IN | , 10/28/2006


Cira Japana=アナキズム文献センター」による『2007年アナキズムカレンダー』が完成。版型:A3二つ折り アナキズム年表・箴言つき。1000円。

ご注文はこちらから

Cira Japana's 2007 calendar has been released!
We accept orders from overseas too via Paypal (send payments to irregular@sanpal.co.jp). The cost is $16US a copy includes shipping. Although it is almost in Japanese (and in Esperanto, sometimes), we hope you to enjoy the images and vibes in the calendar.


あとがきより——

アナキズム文献センター」より 「アナキズム文献センター」のリニューアルを記念して、ここに2007年版『アナキズム・カレンダー』 をお贈りする。
本カレンダー07 年版は不十分なところがたくさんある。第一に、このカレンダーに挿入された年表らしきものは、実は20年ほども前のままであり、1987年以降の出来事が反映されてない。おまけに当時おこなった記事のプロットは、とても公平 なものとは言いがたく、極めて恣意的な選択でなされている。こうした不備を抱えながらも、「センター」の新たなるスタートを期して、制作日数も不十分なままに敢えてそのままで作成することにした。それゆえ、画像や箴言の選択も急遽用意したため十全なものとは言えない。ここにその不十分さをお詫びする。不完全なものであれ、ともかく少しでも仲間に目にしていただきたいという発行側の想いが伝われば幸いである。
年表の20年の空白を埋める作業は、今後の私たちに課された問題であり、来年度には膨大なものが仕上がることを望むばかりである。この実現のために私たちは空間を越えた協力関係が可能となるような、双方向インターネットサイト・データベースの構築を進めている。来年は多くの方の 力によって、さまざまな角度からの年表、画像、箴言が反映されることを期待したい。
アナキズム文献センター」運営委員会/カレンダー部会

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SUBHUMANS New Dark Age Parade

POSTED IN | 10/28/2006
SUBHUMANS
New Dark Age Parade
CD (G7 Welcoming Committee)
1400円

2005年に、元SNFU/DOAのJon Cardをドラムに加え再結成した「カナダ」のSUBHUMANSのニューアルバム。SUBHUMANSは、78年の「アンチ・カナダ・デー」(今年も7月に行われた)というアナキスト・イベントでの初演以来、83年の解散までバンクーバーの初期パンク・シーンを多いに盛り上げてきたバンド。81年のアメリカ/カナダ・ツアーでは、Black Flag、Husker Du、Minor Threat、the Dead Kennedys、X、Bad Brainsらと共演。また、ベースの「ネイチャー・パンク」ことGerry Hannahは、82年にアメリカの巡航ミサイルの部品を製造していた工場を爆破した「Squamish Five」として知られる直接行動グループの一員としての顔もあった(懲役10年の判決を受け、5年刑務所で過ごした後、釈放)。反骨のおやじパンク、やたらかっこいいです。

World at War (G. Hannah) [MP3]


あわせて、G7 Welcoming Committeeの在庫切れだったもの幾つか再入荷しました。

Submission Hold - What Holds Back the Elephant CD
The (International) Noise Conspiracy - The First Conspiracy CD
VA - Take Penacilin Now CD
Propagandhi - Potemkin City Limits CD

ご注文はこちらから
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5th Annual New Orleans Bookfair

POSTED IN | , 10/27/2006


昨年、ハリケーン・カトリーナのせいで参加し損なった「ニューオリンズ・ブックフェア」。今年は第5回目。明日10月28日開催。今年こそは参加したかったけど……

LINK:
Hot Iron Press
NOLA連帯募金
Common Ground Video: Solidarity Not Charity
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本日入荷のおすすめ本

POSTED IN | 10/26/2006
「Dearキクチさん ブルーテント村 と チョコレート」
絵・文 いちむらみさこ

現代美術作家いちむらみさこが公園の森の中のブルーテント村に住んだ!
そこでPOPでPUNKでFUNKYな女性、キクチさんに出会う。

「旅館にあるような浴衣や、
頭のてっぺんに
大きく穴をあけた 帽子、
レンズがイギリスの国旗の
サングラス などを楽しく使って、
セクシーも
フェミニンも
マニッシュも
コギャルファッションも
斬新に着こなしていらっしゃいました。
髪はキャラメル色で、
猫が頭に乗ったみたいでした。」

大都会のブルーテント村、
公園の人々の織りなす暮らしには 美しさ、豊かさがあった。

「女性のためのティーパーティー」を始める。
「瞬間の心に応じて太陽が動いているような」公園の素敵な女性たち。

キクチさんの自由な暮らしぶり、彼女の苦しみへの共感、
キクチ&みさこ2人に友情が生まれる。

今は公園にいないキクチさんへの書簡集の形で、
キクチさんのこと、公園の生活の日々、女性たちのことを、文と絵で生き生きと描いていく。

読者は、いちむらみさこに連れられて、
偏見という壁の向こう側にある、一つの世界を旅することになる。
そこは、ここにしかなくまたどこにでもあるはずの一人一人の個性が際だつ、コミュニティーだ。
そこに、希望を感じる人は多いはずだ。


「このようなやり方で300年の人生を生きていく」
小川てつオ著

19才。似顔絵屋の看板を背負って沖縄へ。恋は無し。おばさん、おじさん、おじい、おばあ、に怒られ、ほめられ、愛される。社会・生活をめぐるアーティスト、小川てつオの原点。

著者は 「居候ライフ」で注目され、現在公園でホームレス生活をし、そこでカフェを運営している小川てつオ(34)。19歳の時、やったことの似顔絵やしながら沖縄を旅します。そのときの日記、絵を収録しました。そして、彼は10年後また沖縄を旅します。

内容:
19才。この時の僕は、全くもって、はばたきたかった。それも、当然のこととして。
だんだん冬が近付き、見れば風景も固まりかかってきた寒い日、東京の最高気温より那覇の最低気温が高いことをテレビの天気予報で知った。これは、行かにゃなるめぇ。僕は出発の支度を大あわてで始めた……



ご注文はこちらからどうぞ


LINK:
キョートット出版
10.29 さよならエノアールまたきてねパーティ案内
ブルーテント村とチョコレート
ホームレス文化

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IRAQ FOR SALE: The War Profiteers
Tokyo Spring November Film and Discussion

WHAT: Shimo-Kitazawa, Setagaya-ku, Tokyo, Japan screening of Iraq for Sale
WHEN: Sunday, November 12 2006 04:00 PM
TICKET PRICE: FREE, RSVP required below

Tokyo Spring meets once a month every month and holds film and discussion events. We promote workers democracy, workers councils and collective organising. We attend demonstrations, protests and marches and encourage others to do the same. The film events are about developing the social, economic and political consciences of participants and are educational events at which everyone is encouraged to speak. This film will be another in a series of alternative films we have shown.

HOSTED BY: Tokyo Spring

WHERE: Heaven's Door
2F Takimoto Bldg., 2-17-10
Shimo-Kitazawa, Setagaya-ku, Tokyo, Japan

CONTACT: Tokyo Spring for more details.

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11.3『持たざる者』の国際連帯行動
2006 INTERNATIONAL SOLIDARITY ACTION OF THE HAVE-NOTS

2006年11月3日(金・休)午後1:30開場
恵比寿区民会館ホール
資料代:500円

[集会]恵比寿区民会館ホール/午後2:00より
[デモ]集会終了後/恵比寿区民会 館→渋谷・宮下公園
[交通のご案内]恵比寿区民会館 渋谷区恵比寿西 2-8-1
JR、地下鉄日比谷線「恵比寿」駅下車、徒歩5分


社会的排除に抗し、国境を越えた連帯を!
2006年11月3日『持たざる者』の国際連帯行動を共に

 私たちは、03年、「持たざる者」の国際的ネットワークNO- VOXの呼びかけに応え、『持たざる者』の国際連帯行動を立ち上げ、以降、戦争と社会的排除に抗する「持たざる者」として、公正で平等な連帯に基づいた社会を目指して、フランス・韓国を始め、各地の「持たざる者」「排除された者」「声なき者」の連帯、新自由主義的グローバリズムの貧困の押し付け、格差拡大、競争と排除、戦争に反対し声を上げ てきました。
 とりわけ、昨年11月以降、連続して、越境する「持たざる者」 の連帯を推進し、弾圧・強制排除に連鎖する連帯行動で抗し、打ち返して、3-4月期『ノガダ/土方』各地上映(韓国・金美禮監督)、6-7月期フランスNO-VOXを迎え連帯を強めてきまし た。
 現在、『ノガダ/土方』に描かれた韓国民主労総建設産業連盟は、6-7月期の地域 ゼネストにおいて、未曾有の大弾圧と、建設日雇労働者ハ・ジュングン氏虐殺に抗 し、籠城闘争で闘い抜いています。
 フランスに於いても、サルコジ内相の占拠住宅からの排除(8月)に抗し、300家族が行政施設(体育館)占拠を通し、10月初めに「住宅の保障」「在留資格の見直し」を勝ち取る一方で、「サン・パピエ(在留資格を持たざる者)」への追放攻撃は強ま り、治安維持に憲兵隊(国防省)が登場する段階に至っています。
 日本でも失業・半就労が常態化し、「自立支援」と称した社会的排除と「貧者に対する戦争」が拡大し、野宿者戦線に於いては、9月末大阪の反排除派5名が狙い撃ち弾圧にさらされ、新たな強制排除が目論まれ、他方、東京では8月末から対策からも排除された流動する層に依拠し、強制排除シフトと階層内分断を「連帯」を要に突破す る取り組みが開始され継続しています。
 戦争と社会的排除を加速させるグローバリズムの唯中で、結合・連帯の条件としての社会性をそぎ落とし、戦争国家化が強まる日本の地で同様の問題群の下で貧困・排除に晒される者たちが、階層や社会的帰属の枠を打ち破り、共に「持たざる者」として連帯し、閉塞を打ち破る取り組みが今ほど求められている時はありません。
 越境する「持たざる者」の連帯をさらに前進させ、日本社会街頭に解放の息吹を拡 大するべく共に11.3「持たざる者」の国際連帯行動に賛同・参加されるよう、呼びか けます!

貧者に対する攻撃を許すな!!


主催:
11.3「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会
呼びかけ団体:
日雇全協・山谷争議団/反失業闘争実行委員会
山谷労働者福祉会館活動委員会
渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合
釜ヶ崎パトロールの会
グローバリゼーションを考える日雇・野宿者運動準備会


11.3「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会
〒111 東京都台東区日本堤1-25-11 山谷労働者福祉会館活動委員会
連絡先:山谷労働者福祉会館 TEL・FAX:03-3876-7073 E-mail:nasubi(at)jca.apc.org
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10月29日(日)1時より「さよならエノアールまたきてねパーティ」

3年近く続いてきたエノアールですが、管理側の再整備工事により、移転せざるえなくなりました。公園内の新しい移転先でもエノアールを続けるつもりですが、規模や営業時間などを大幅に縮小する予定です。とりあえず、はじめは地味に再開します。
そこで!!。いままでのエノアールの場所で、さよならパーティを催します。これまでのエノアールはこの日で見納めになるので、来たことある人もない人も、この機会に足を運んでください。

また、小川さんが住んでいた小屋(岡啓輔との共同制作)もこわすことになります。小屋を利用して、いちむらみさこの紙芝居や小川てつオのパフォをします。

それでは、さよならエノアール新しいエノアールよろしく。

*22日にやる予定でしたが29日になりました。ご了承ください。


The cafe Enoir in the Yoyogi park <MAP> will have a "Good-bye Enoir" party at 1pm on Oct. 29th.
The cafe and their tents cannot help moving to somewhere in Yoyogi-park because of the construction of re-maintenance by the park administrator. However, they'll try to build a cafe and tents again in the new location though it will be smaller. Go to the party and cheer up them!

LINK:
ブルーテント村とチョコレート
ホームレス文化
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ひさしぶりのシガちゃん通信 from バンコク。とっても貴重で大事な、役に立つ興味深い話。しっかり読んでおきましょう。

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 おとつい、バンコク市内にあるバンクワン刑務所にいる邦人の面会に行って来た。同じ宿にいた将来検事を目指す邦人学生も誘って一緒にいった。この刑務所には、現在8人の邦人が長期滞在している。

 みんなドラッグの輸出に失敗して捕まった人々だ。その大半は、地元のヤクザ(兼業警官)に騙されて捕まっている。中には、学費を稼ぐために運び屋を引き受けた人もいる。

 ある二人組みの邦人男性はタイの女性に声をかけられ、ヘロインの運び屋を引き受けた。しかし、空港内で警官が写真をもっていてそのまま逮捕されたという。これは、明らかにタイ女性と警官がグルだったということがわかる。このとき、逮捕された一人はヘロイン純度検査で、所持していたヘロイン1.5キログラムの内220グラムしか本物のヘロインが入っていなかったという。また、もう一人は1.5キロのうち、26グラムしか入っていなかった。残りは、小麦粉だという。この状態にもかかわらず、彼らの刑は終身刑だという。

 この背景には、ドラッグ所持者検挙に対する報奨金が目的であるといわれていた。この報奨金を出していたのは、ほかでもなくア・メ・リ・カであります。じぶんの国はドラッグばら撒き放題なのに、おかしなことしやがります。ここにも、またアメリカの影がありんす。
(ちなみにこの報奨金制度は数年前になくなったらしい)

 俺が面会で話した男性は、もう11年この刑務所にいる。彼は学費を稼ぐために運び屋を引き受け逮捕された。将来の道はかなりエリートコースだったという(彼らの精神的サポートをするタイ仏教の邦人坊さんから聞いた話)。

 この日はあまり事件のことには触れず、彼の話を聞こうと思っていた。彼は、マシンガンのようにひたすら話をしてくれた。とにかく、外のことを聞かれた。また外部の人と話ができてうれしくて仕方ない様子だった。彼は、とても明るく穏やかな人だった。

 次第に打ち解けてきたので、こちらからも質問してみた。まず、刑務所内の様子を聞いてみた。

 最近はだいぶ落ち着いてきたらしいのだが、シャブ、ヤーバー、ガンジャが普通に出回ってるらしい。みんなお金をだして買っている。ちなみにシャブに使われる注射器はボールペンに針をさして注入するらしい。だから、みんな真っ黒になるといっていた。中にはシャブがなくなると味の素で代用させる人もいるらしい。これには、爆笑した。

 また、刑務所内には、バクチ場もあるという。ここでショバ代をとるのは、他でもなく天下の看守さまだ。タイの金持ちなヤクザさんたちが日々大金をかけてバクチしているという。時には、カジノあらしがあるとも語っていた。監獄ムービーを上回る話に、僕のパンツはぬれぬれでした。

 その他に、刑務所内の年末のお祭りでは、おかまの刑務所と合同でパーティを行うらしい。舞台には、綺麗なおかまのねーさんがセクシーなダンスをしているらしい。看守さまも下半身を握って大喜びだという。
 また、もし気に入った子がいたら裏の小屋にいってセックスを楽しむという。ショートタイムで500バーツから1000バーツ(1500円から3000円)。これはシャバより少し安い相場。ちなみにバンコクのお風呂で平均3000円ぐらいか。
 みんなひさしぶりのセックスに1手で王手されてしまうと語っていた。また日常的な性問題は、金のない囚人が金を稼ぐためにケツを売っている。100バーツから200バーツ(300円から600バーツ)。刑務所内にはコンドームも販売されているとの話。

 彼との話で、俺が一番興味をひいた話がある。それは、ついこの間タイで起きたクーデターの時のことだ。(刑務所内には、テレビがあるため常に外部の情報がはっている。)バンクワン刑務所じゃない他の刑務所内で、クーデターに便乗して囚人が看守さまを人質にとり暴動を起こしたという。この話は、まったくニュースで聞いていない。
 シャバでは、軍人や戦車と一緒に記念撮影をする一般市民たち。しかし、一生を檻の中で過ごさなきゃいけない囚人たちには、またとないチャンスだったのだろう。でも残念ながらこのムショ内革命は失敗に終わってしまったという。

 また刑務所内には、精神障害者、知的障害者、身体障害などが一色単に健常者と一緒の扱いをうけているという。見方によれば、差別がないっていうのかもしれない。しかし、障害者には歴然とハンディーがある。障害者のハンディーを考慮しないってのは、明らかに社会から隔離しているとしかいえない。

 障害者だけでなく刑務所長期滞在者の大半が同じことだ。刑務所は「囚人」を社会に復帰させることなんて微塵も考えていない。なぜなら、刑務所側は「囚人」にある程度好きなことをさせ、その代わり死ぬまで刑務所から出させない。これは、社会不適合者の隔離施設としかいいようがない。
 一度でも「犯罪」(政府がいうところの)を犯したら、一生、刑務所にいろ。でも、金さえあれば好きなことをしていい。ただし看守さまをブッタの代わりに拝みなさい。
 こういった図式だ。

 俺が話をした彼は、もう本当に懲りた、早く外に出たいといっていた。そして、彼は将来の夢を語ってくれた。それは日本とバンコクで貿易の会社を起こすことだといっていた。
終身刑である彼が、シャバに出ることをあきらめずに将来の夢を語ってくれたのには、熱くなるものがあった。

 タイという国は、殺人やレイプの場合13年から2年の刑だ。中には、賄賂で免れるケースもある。レイプ犯が恩赦をもらうと刑が10年だとしたら、5年に減刑されるという。
しかし、ドラッグで捕まった多くは死刑、または終身刑が大半。ドラッグの恩赦の場合は刑期の6分の1だという。(たしか)。

 ここで、ドラッグより殺人の方が罪が重いという議論は置いとく。しかし、ドラッグを用法容量をしっかり守ればけして悪いことばかりではないと思ってる。

 一番大切なのは、一度犯した「過ち」でも、何度となく人間にはやり直すチャンスがあるってことだ。それをさえぎる事は誰にもできない。神様だって看守様だってそれはできない。

 今回、彼らに俺はなにができるか考えた。今、彼らは、話し相手を滅茶苦茶欲しがっている。彼らの多くは、面会が一年に一回あるかないかだといっていた。また、日本語の本や雑誌が非常に欲しいと語っていた。
 だから、俺と検事を目指す邦人学生と二人で、彼らに会いにいってくれという募集のビラを作った。そして、邦人がたまりそうなカオサン内の場所にビラを貼った。少しでも多くの人が彼らの元を訪れるといい。そして、ドラックで捕まる人が減ることを願った。

 俺は、検事を目指す彼に、かつて自分が反戦デモで不当にパクられタコ殴りにされた時の話をした。そのとき、担当の検事に怒鳴られ罵られた話もした。彼は検事に暴力的なイメージがないようで驚いていた。
 彼には人権を守ろうとする姿勢があった。また、タイの刑務所内の人権のなさをみて、改めて人権の重要性を感じると語っていた。そんな彼のビラ撒き活動家デビューを見届けられうれしかった。彼は、僕もデモに行きたいといっていた。でも、もしあんたがデモにいったら、ほんと検事になれんよって、二人で爆笑した。彼みたいな人権を重視する検事がいるなら、日本の司法もまだまだ捨てたもんじゃないって思った。

 最後に、面会した彼からのアドバイス。タイでは、例えドラックやバクチを自分がしていなくても、その現場に一緒にいるだけで逮捕される。その後は、裁判官の気分次第で終身刑だ死刑だ無罪だのっていう適当な話。だから、その場にいないことが一番だといっていた。こればっかりは、本当シャレにならないから、この忠告は聞いたほうがよいと思う。また、他の国でも情報をたくさん仕入れてからドラックの摂取を試みた方がよいと思う。彼の身をもったアドバイスをしかとうけとめた。

 
 バンクワン刑務所への行き方。

カオサン付近のチャオプラセー河の船乗り場(banglumpoo pier)から上流へ向かって終点「ノンタブリ」まで船でいく。
ノンタブリ船乗り場を背に、直進、一つ目の角を左折。直進してちょっと歩くと右側にある。

 刑務所での手続き

面会日は月曜日と水曜日、9時からと1時から。受付でビルディング2といえばいい。面会者名の欄は「ビルディング2」にいる日本人を出してくれとつげれば平気。もしも、面会者が4人いたら、4人の滞在者と会える。ぜひ、集団面会を!

※いらなくなった本や雑誌などが大変よろこばれます。また飯は一日一食(ごはんとスープ)だけなので食べ物の差し入れも喜ばれます。手ぶらでも構いません。とにかく、人とのコミュニケーションが一番欲しいようです。
 

 日本から本や手紙も遅れます。どうぞよろしくおねがいします。バンコクに行く方は、観光スポットのひとつにいれてください。

BANGWANG CENTRAL PRISON
117 MOO3 MONTHABURI 1.RD
TAMBON SUANYAI AMPHUR MUEANG
NONTHABURI 11000(POST CODE)

TEL 02-526-0896
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A Great Supporter

POSTED IN | 10/22/2006
This black masked rebel woman in Iowa (not Lacandon Jungle) always supports IRA.

You can read the outlines of some recent posts on IRA blog in English here.

ついでに以下は、エイドリアンの「ハロウィンはこういうの作ろう」から。
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「兵器会議の会場を約4時間封鎖」

ニュージーランド・ウェリントン(Aotearoa)の国立博物館で今週の火曜日に開かれた、ニュージーランド防衛事業連合(NZDIA)主催の会議の封鎖行動に、200名が参加し会場の封鎖に成功した。会場となった博物館の8つの入り口が、腕を組みあった参加者たちによって封鎖され、会議はおよそ4時間にわたって完全に中断した。バリケードを築き、参加者に対して警棒を使用する警察との間で激しいもみ合いがあったにもかかわらず、その初日の行動では一人も逮捕者が出なかった。この封鎖は、FOOD NOT BOMBS、音楽、そして戦争で金もうけする連中と軍隊を非難するたくさんのチャント、かけ声によって支えられた。

兵器会議開催前の日曜日には、「ピエロ・デモ (Crown Demonstration)」がNZDIAの前で行われたが、そのデモ後に12名の活動家が逮捕された。これは、2日間の兵器会議に対する抗議を、警察が封じ込めたいがためのものだった。会議の2日目にもいくつかの行動があった。兵器会議の関係者が「ご褒美ディナー」を楽しんでいた博物館の外では「騒音プロテスト (Noisy Protest」が決行されたが、2名がそのときに逮捕された。(一人は警察の帽子を奪ったのが理由、とのこと)

詳しくはこちら:
Major disruption to Weapons Conference in Wellington (from Indymedia.org)
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ファルソスヒターノス(偽ジプシー)

11/1(水) 新宿 ネイキッドロフト
出演:Imachi Akira/関口義人/Hayati&Yildiz/ファルソスヒターノス(偽ジプシー)
18:30オープン 19:30スタート
前売¥1,500/当日¥2,000(+1drink)
前売り予約はネイキッドロフトに電話予約されるか、各出演者まで。このページの下に、メール予約フォームもあります。
Naked Loft:tel 03-3205-1556 東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F
※東京での偽チョチェック布教活動の拠点・ネイキッドロフトにて、いよいよ、夢のような顔合わせが実現です!→特設サイトもごらんください


ジェロニモレーベル

11/2(木) 高円寺 U.F.O. CLUB
出演:フロッタージュLE /ジェロニ・モレーベル /児来也 /ゲルチュチュ /蜜輸入 (我らの出番は2番目なので8時には始まります)
18:30 open 19:00 start / 前売1600円 当日1800円 ※前売り予約はヒデヨヴィッチ上杉まで。このページの下に予約フォームあり
UFO CLUB tel 03-5306-0240 東京都杉並区高円寺南 1-11-6 ハーモニーヒルズB1F

11/3(金) 国立 地球屋
出演 ブルガキース・チャンペスキー /ジェロニモレーベル /Lowlife Surfer
19:30 start / \1000+drink /地球屋 tel 042-572-5851 東京都国立市東 1-16-13 B1
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むむむ」で見つけた記事。転載します。

非正規組合「ユニオンぼちぼち」は性同一性障害に対するセクハラへの犯罪と雇い止め撤回を求める裁判闘争支援を呼びかけています。
The precarious workers union "Union Bochi Bochi" calls on all to support the fight against discrimination and sexual harrassment of workers from sexual minorities.

自彊館(じきょうかん)闘争にご支援を!

<労働者の使い捨てを許さない> Stop precarious labor conditions!
<マイノリティ差別を許さない> Stop discrimination of minorities in the workplace!

2004年9月から約1年半、大阪市野宿生活者巡回相談事業で働いていたKさんに、今年3月、突然の雇い止め通告。雇い止めは、Kさんの性同一性障害を差別した不当なものです。「男か女かはっきりしろ」、「野宿者から蔑視される」など差別的な言葉を浴びせかけられたあげく、仕事を取り上げられ、雇い止めにされました。

雇用主の社会福祉法人大阪自彊館側は、団体交渉の席上、雇い止めには正当な理由がないことを認めていますが、セクハラを認めず、雇い止め撤回もしません。Kさんは、泣き寝入りはしたくないと、性同一性障害に対するセクハラへの謝罪と雇い止め撤回を求める裁判闘争に立ち上がりました。

ユニオンぼちぼちも全力で闘っていきます。しかし、裁判闘争には多額の費用がかかります。ぜひ支援カンパをお寄せくださいますようお願いいたします。労働者の使い捨てを許さない、マイノリティ差別を許さないこの闘いに暖かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

※※※※※※※※※※
裁判カンパのお願い

自彊館闘争支援カンパ 1口1,000円(何口でも)
郵便振替の場合(自彊館闘争支援と明記ください)
加入者名 ユニオンぼちぼち
振替番号 00900-8-263985

※※※※※※※※※※
裁判を広めてください!
☆このメッセージは、転送・転載してください。

☆チラシを周囲の友人に渡していただければ、なお幸いです。裁判支援チラシは、右から簡単にダウンロードできます。
http://japan.indymedia.org/newswire/display/2994/index.php

▼Kさんの思い

突然雇い止めを言われ、有期雇用の労働者の厳しい現実を味わっています。私は入社時に、自分が性同一性障害であることを報告して採用されました。私の仕事は、野宿生活者の巡回相談です。アルバイトとしては人並み以上に仕事をこなしてきたと思います。しかし、新しい所属長はマイノリティを理解しようとせず毛色の違う人間をいかに排除するかしか考えていないかのようで、陰に陽に仕事をさせてもらえない仕打ちを受けるようになりました。

厳しい雇用情勢下では好むと好まざるとに関わらず、多くの人が非正規雇用に甘んじざるを得ません。誰もが弱い立場に立つ危険性にさらされ社会的に排除の対象にされるかも知れないのです。団体交渉の中で自彊館幹部は「有期雇用のアルバイトは期間が来れば解雇されて当たり前」と言いました。最近、プレカリアートという言葉をよく聞くけど社会問題として非正規雇用の問題を考えないといけないと思います。私は「嫌なら辞めて他の会社へ行け」と言われたけど、そういうことを言えないような、労働者を使い捨てにできない社会を望みます。個人を尊重する社会でないと誰もが安心して暮らすことなんてできないのだと切に思います。

個人的な抗議に限界を感じ、労働組合の必要性を痛感しました。私以前にも泣き寝入りしてやめていった人もいます。職場がこのままではまた同じことの繰り返しになると思いました。泣き寝入りをしない。労働者の使い捨てを許さない。マイノリティ差別を許さない。だから裁判に訴えることにしました。どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。

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ユニオンぼちぼち
毎週土曜日12時~午後6時は労働相談中!
京都市南区東九条上御霊町64-1
アンビシャス梅垣ビル1F
電 話:075-681-6904(FAX兼)
E-mail:botiboti(アットマーク)rootless.org
URL:http://rootless.org/botiboti/main.htm
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David Graeber来日

POSTED IN | 10/15/2006


アナキストで文化人類学者のデヴィッド・グレーバーが来日するということで、以下のイベントを持ちます。ぜひご参加ください。
David Graeber is coming to tokyo in November and we'll have the following event with him in Yotsuya on Nov 4th. Come and join us!


NEW ANARCHISTS COLLABORATION
デヴィッド・グレーバー来日交流会

日時:2006年11月4日(土)
時間:16:00〜
場所:アナーキズム文献センター仮作業場 (MAP)
   東京都新宿区若葉1−9−16
会費:¥500
問い合わせ:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
      03-3352-6916 | irregular(at)sanpal.co.jp


NEW ANARCHISTS COLLABORATION
with David Graeber

Date: Nov 4th (sat) 2006
Time: 16:00-
Place: CIRA Japana's temporary workshop (MAP)
[1-9-16-R Wakaba Shinjuku-ku, Tokyo]
Fee: 500yen
Reference: IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
[Phone 03-3352-6916 | e-mail irregular(at)sanpal.co.jp]


上記以外にも、以下のようなイベントが予定されています。

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アナーキスト人類学のための断章』(以文社)刊行記念トークショー
デヴィッド・グレーバー×高祖岩三郎「新たなるアナーキズムの地平」

2006年11月5日(日)15:00〜17:00(14:30開場)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名様
入場料:¥500(税込)電話予約の上、当日精算
電話予約&お問い合わせ電話:03−5485−5511

デヴィッド・グレーバーの『アナーキスト人類学のための断章』の出版、および彼の来日を記念して、翻訳者であり、自身も近日初の単行本『ニューヨーク烈伝』(青土社)を発表する高祖岩三郎とによるトークショー。近年、ニューヨークで興隆するアナーキズム理論=運動の最前線を通して、世界変革の可能性から、われわれの生活空間の再構築に至るまで、さまざまな術(アート)を探るための対話。——恐れる必要はない、変革はゆっくりと、だが着実に進んでいる——

デヴィッド・グレーバー  David Graeber
文化人類学者。Direct Action Network、People's Global Action活動家。著著に、『人類学的価値論へ向けて』PALGRAVE、2001年、『アナーキスト人類学のための断章』、Prickly Paradigm、2004年、『直接行動ーエスノグレフィー』AK Press、近刊など。

高祖岩三郎 Sabu Kohso
翻訳家、批評家。Autonomedia、『VOL』編集委員。1980年渡米、ニューヨーク在住。以後、画商、グラフィック・デザイナー、翻訳業を勤める。著書に、『ニューヨーク烈伝』青土社、近刊など。

『アナーキスト人類学のための断章』
デヴィッド・グレーバー 著(以文社 刊)
近刊・価格未定(決定次第お知らせいたします)

『アナーキスト人類学のための断章』は、オリジナルの英語版の他に、すでにフランス語、イタリア語版が存在し、更に7つの言語への翻訳が進行中である。世界的に見て、いま最も注目すべき書物が、ついに日本でもそのベールを脱ぐ。

また本書は、グレーバーの著作のなかで最も簡潔にまとめられたものであり、入門書的な役割も果たすこととなるだろう。自らの理論の優越性を示すのではなく、アナーキズム的な「低理論(ロー・セオリー)」の可能性に賭け、その一方で膨大な人類学的な知見から次々と紡ぎ出される確固たる思考に接したあとは、おそらく世界のすべてが新鮮に見えて来るに違いない。

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アナーキズムとアートの現在

日時:2006年11月6日(月)
時間:17:00〜21:00(終了予定)
場所:明治学院大学白金校舎アートホール
主催:明治学院大学文学部芸術学科、『VOL』
協力:以文社

文化人類学者であり、Direct Action Network、People's Global Actionの活動家であるデヴィッド・グレーバーの来日と著書『アナーキスト人類学のための断章』の出版、および『ニューヨーク烈伝』が近日刊行される翻訳者・批評家の高祖岩三郎の来日を記念して、『VOL』の編集委員である『自由論』の酒井隆史、『国家とはなにか』の萱野稔人、『無産大衆神髄』の矢部史郎、そして美術誌で活躍するイルコモンズの小田マサノリを迎えたシンポジウムを行います。シアトル、ジェノバ以降のアナーキズム理論=運動の最前線を通して、アートによる世界変革の可能性から、都市空間の再構築に至るまで、幅広く論じていく予定です。

<タイムスケジュール>
17:00〜 挨拶
17:10〜 高祖岩三郎(翻訳家・批評家)
     小田マサノリ(文化人類学・美術史、東京外語大学)
     矢部史郎(活動家)
     萱野稔人(政治哲学、東京大学)
     酒井隆史(社会思想、大阪府立大学)
18:45〜 デヴィッド・グレーバー(文化人類学、イエール大学)
19:45〜 全体討議

司会:平沢剛(映画研究、明治学院大学)
世話人:門間貴志(映画史、明治学院大学)

入場無料 同時通訳あり
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Seein' Red Interview

POSTED IN | 10/15/2006
EXPANSION OF LIFE no.14も残りわずかになったので、そこに掲載されているSEEIN' REDの超ゴリゴリインタビューをEXPANSION OF LIFEのウェブサイトにアップしましたSEEIN' REDというのは、オランダの反権威主義的左翼おやじたちによる激速ハードコアバンドで、2005年の3月に来日して、各地でライブをしました。このインタビューは、来日の直前に彼らの東京公演の企画者がメールで行ったものです。日本含めいろんなところでファシストたちが勢いづく中、多くの人を勇気づけることができれば幸いです。

……俺達にとって、本物のテロリストはブッシュ、ブレア、それにオランダのバルケネンデだ。やつらはイラク戦争と「テロとの戦い」を擁護し、世界や自国の貧困者を助けることより(先進国でも実にたくさんの貧困者が救済を必要としている)、軍事費に何億ドルもかけたり(イラク戦争/駐留の費用は1日ごとに2億ドルもかかるそうだ)、自国での権力/警察に金を費やす方を選んでいる。そして最後に、もう一度、自問する:本物のテロリストとは誰だ? 絶望と貧困の中で抑圧者に抵抗する人々なのか? それとも、貧困者と労働者のおかげで大金を稼ぎ、何百万人もの人々を飢餓死させている抑圧者なのか?
……決して、“テロリスト”という言葉を鵜のみにしてはならない。政府やマスメディアのフィルタを通して発信される“テロリズムは悪”(少なくとも彼らの目には)という一元的な意味合いしか持たない情報には警戒すべきだ。


……俺達もreclaim the streets/public spacesのムーヴメントをサポートしている。だけど、さっきも触れたように、社会の監視化、警察や保安の補強、IDカード、電話やメールの盗聴など、 reclaim the streets的な活動がどんどん難しくなってきている状況は否めない。現在のシステムはより偏狭で抑圧的になってきている。まるで、警察国家のような政治的状況の中で、こうした抵抗活動を広範に繰り広げることがどんどん難しくなってきている。警察の暴力はエスカレートする一方だし、拘留されると以前にも増して拘留期間が長くなってきてるし。それでも、俺達は闘うことを辞めたりはしない! マルクスの言葉を借りると、「失うものは鉄鎖のみ!」。この言葉には今も真実味がある。俺達は現行の政治システムの奴隷/囚人であり、システムという牢獄から脱したいのであれば、鎖を断ち切って、音楽、直接行動、詩、映画、本、アートなどといったあらゆる表現方法を駆使した抵抗の文化を築き上げ、すべての抑圧に抵抗しなければならない!

An interview with SEEIN' RED in English has uploaded here. Interviewed by the organizer of Seein' Red's show in Tokyo through e-mail in March 2005. Enjoy!
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イルコモンズ・アカデミー東京大学篇
2006年10月14日(土)
13:00-19:00
東京大学工学部2号館93B-1
参加無料・資格不問 
給食あり

中央大学の人気講義「文化人類学解放講座」の番外編として、06年春に東京大学で連続五回行われた「イルコモンズ・アカデミー」が、その後、「イルコモンズ・トラベリング・アカデミー」となって日本各地を巡回。福岡、大阪、名古屋、京都でのツアーを経て、東京に帰還。元・現代美術家で、民族誌家のイルコモンズが独自にセ/コレクトしたヴィデオ・クリップやドキュメント・ムービーをみて、グローバリズムの世界に対抗して、いま、僕たちにできそうなことを、考えてみます。

当日は、『ザ・コーポレーション』や『いちご〜』などの映画も見れるし、給食として、抵抗食の会(仮)、イウラチサ、イルコモンズによる「核爆弾実験とグローバル・フーズに抵抗する爆弾型ごはん(バクダンおむすび)」も出る! みんなで東大におしかけ、愉しく学んで、食らって、豊かな「暮らしの抵抗力」を身につけましょう。

抵抗の給食
[告知]イルコモンズ・アカデミー・サイコ(キャン)パス篇
たたかうごはんと抵抗食とK.C.D.C.
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Circle-A Pendant

POSTED IN | 10/12/2006


手作りのシルバー製サークルAペンダント by ギロヤン。4000円也。型作り、鋳造、溶接、研磨、と一から手作りのシルバー製、なのに4000円はかなり安いです。ボールチェーンなので長さの調節が可能。長く愛用できること間違いなし。ご注文はこちら
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Wien Activism pt.1

POSTED IN | , 10/08/2006


「ウィーン・アンダーグラウンド・レポート (pt.1 / pt.2)」を当ブログに投稿してくれている友人Waterrによる、「ウィーン・アクティヴィズム・レポート」第一回。こちらも今後たびたび送ってきてくれる予定なのでお楽しみに。

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「ウィーン・アクティビズム pt.1」
Waterr (wityoureyedea(at)hotmail.com)

Migration Action Day in Vienna

10/7「Migration Action Day」というデモに行ってきました。
ウィーンでのデモはこれで四回目。しかし、怠け者の俺はいつも途中で抜けたり、公園で休憩したりといった感じだったのですが、この日はかなり充実してちゃんと歩きました。
ちなみに、これまで行った(あるいは遭遇して一緒に歩いた)デモは、

1 学生組合のデモ:
テーマは「学費撤廃」と「入試導入反対」。
オーストリアには私立大学がほぼ存在せず、国立大学のみ。国立大学は入試がなく、また、2003年まで学費もなかったので、高校を出ていれば本当に誰でも大学に入れた。しかし、今は学費ができた(年に5万円ほど、外国人は倍)。それプラス、学費が安いし、入試がないとあって、色々な国から学生が来まくって、多すぎるから、入試によって学生を減らそうという動きが政府側にある。
しかし、政府は大学の増設や教員の雇用に予算をもっと使うことでこの状況に対処すべきであって、教育の機会平等を奪ったり、大学のエリート化に向かってはならない!という趣旨。

2 アナキストのデモ:
ある日、たまたま歩いていたら、黒旗全開のデモに遭遇した。シュプレヒコールなどはなく、テーマもよくわからなかったが、とにかく音楽が鳴っていて、酔っぱらいがふらついているというような、得体の知れないデモだった。存在自体がかなりアナーキーで、個人的にはかなり面白いと思った。
*ところで、なんでシュプレヒコール(Sprechchor)ってドイツ語が日本では定着したのか知っているひといたら、教えてください。デモのスタイルはフランス(よくフランスデモってよく言うし)を手本にしてきたのかと思っていたから、ちょっと気になったもので。

3 ブッシュのウィーン訪問反対デモ:
オーストリアは現在ユーロの首長国のため、ブッシュが会談で来た日があった。これに反対するデモで、3万だか4万人が参加した巨大デモ。ただし、事情があって、デモ前のプレ・集会(というか、political HIPHOPなどかかりまくりの野外パーティ)しか行けなかった。

(左写真:Kein Mensch ist illigal=No one is illegal=違法な人間なんていない)

そして、今日。
情報を得たのは、学生組合の新聞だった。
内容としては、不法滞在の外国人が刑務所で虐待されるのみならず、数人が殺された(もちろん、病死ということになっているが)ことに対する抗議。しかも、明るみになっている事実では、そういった状況にさらされているのは、ほとんどアフリカ系移民。ここでは俺自身も差別されることが日常であるがゆえに、こういう話に接すると、異常に怒りがこみあげてくるのみならず、アフロ系音楽の愛好者としては行かないわけにはいかない。
集合場所は、不法滞在者が収容される刑務所。パクられたときの対処法と連絡先などが配られ、「違法を合法化しろ!」「No Nation! No Border!」などコールしながら歩く。音楽はヒップホップやレゲエ。しかし、コールのほうがでかい。
参加者は、さまざまな方向からのアクティビスト(日頃から政治的にアクティブじゃないひとも参加しているという風ではなかった)。リラックスしているけど、メッセージやアピールはシリアスで、ひじょうにバランスがいい。人数は400人くらいかな。
ただ、NO RACISMをテーマとしているのに、移民自体はほとんどいないのは寂しい。
とくにアジア系のひとはこの手の催しで自分以外ほぼまったく見たことがない。なんでだろう。例えば、こっちで知り合う日本からの留学生はみな、自分は差別されているという感触をもっていて、オーストリア人は保守的だ、愛国主義だと言っているのに、なぜ差別に反対する人や行動もまたたくさん存在することを見ようとしないのか理解に苦しむ。そうこうしている内に、彼らのほうが「オーストリア人は・・」といった逆差別に走り、「やっぱり日本が一番落ち着く」みたいな愛国主義者になっていく。
まったく何をしに来たんだか、わかりゃしない。
まあ、それは置いておいて、しばらく歩いていると、「BILLA」というチェーンのスーパーマーケットの前に来る。すると、このスーパーが不当な労働条件で従業員を扱っていることや、低賃金労働のほとんどを女性が担っていることを、店の前で抗議アピール。そのアピールが、BILLAのTVCMをもじったりしていて、なかなかウィットに富んでいた。
次に、他の刑務所の前に来て、数十分間、コールや笛を鳴らして、アピール。
それから、また歩いて歩いて、もうひとつ別の刑務所が解散地点。かなり歩いた。

印象としては、基本的にリラックスして歩いて、要所要所で、反対すべき対象が現われると声を大きくして抗議するという感じだった。通行人が多いところなんかはあまり歩いていないんだけど、通行人にアピールするというより、抗議すべき相手にアピールするというスタイル。
自分の知る限り、こういうスタイルのデモは日本では珍しいのではないかと。
日本の場合、通行人の多い場所で通行人にデモの存在をアピールするケースが多く、攻撃対象となるべき政府や警察の機関あるいはチェーンストアをめがけてコースを組むというのはほとんどないというか、警察とコース決めの交渉をする段階で阻まれるでしょう。しかも、そうした場所の前で数十分間、デモが滞留するなどあきらかに不可能。ああ、なんて不自由なんだ!
で、こっちの警察は、まあ何しに来たのかわからない感じで、400人くらいのデモに対して10人くらいか。まったくパクられそうな気配なし。刑務所前で、散々警察を批判しているのに、潰しにかかるようなところはまったくなかった。
たしかに暴動に展開する可能性は低いから当たり前と言えば当たり前なんだけど、日本の警察による尋常でないデモ潰しに、変な話、慣れてしまった身としては、逆に新鮮な感じもした。(ただし、ブッシュ反対デモのときはウィーンでも不当な逮捕が数件行われたことも付記しておく)

デモの後は、数人と、インディペンデント・ムーヴィー専門の俺の大好きな映画館+バー「schikaneder」へ。ここは超テキトウというか、おしゃれ度ゼロの「おわってる」雰囲気で逆にかっこいい。DIYショート・ムーヴィーの上映会があったようで、そこでもアナーコ・DIY関連者多数遭遇。
というわけで、また今度、ウィーンのスクオット(不法占拠区)などアナーコ・DIY関係についても書きます。では。

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10月7日は「移民の規制に反対する日」として、ヨーロッパ各地で行動があった。
各地の行動の呼びかけ、レポート、写真は以下に:
"Oct 7: Transnational Day of Action Against Migration Controls"
"Worldwide Protests Against Migration Controls"
from Indymedia
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Junk Boat on Mississippi

POSTED IN | , 10/06/2006


ミシシッピ川を流れるジャンク・ボート。Filastine制作のビデオ。国家・資本にやられっぱなしの「持たざる者」たちは、身近にあるゴミ、不要品、余り物、そいつらを使いこなすテクニック、センス、想像力に磨きをかけて、反撃のお楽しみを開始しよう。
More info: http://www.missrockaway.org/
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Rage By The Machine

POSTED IN | 10/02/2006
IRAのPC (OS) がいきなりぶっ壊れ、HD内に保存しておいたデータをすべて失いました。いちばん痛いのは友人知人お客様のメールアドレスをすべて失ったことです。いままでに「IRAメールニュース」の購読をお申し込み頂いたすべての方のメールアドレスも含まれます。そのため、「IRAメールニュース」の発行もできなくなってしまいました。たいへん申し訳ありません。もう一度一から発行を始めるべきか、考え中です。とりあえず、「IRAメールニュース」のページはこのまま置いておきますので、今後「IRAメールニュース」の受信を希望する方はお申し込みの上、気長に、あまり期待せずに、お待ちください。
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IRA関係記事2件

POSTED IN | 10/01/2006
外国人向け(正確には、わりと懐に余裕のある英語を話す西洋人向け、と言っとくべきでしょう)のフリーペーパーJAPANZINEの今月号に友人がIRAの記事をちょこっと書いてくれました。このフリーペーパーはそこらのデカいレコード屋などで手に入るようですが、デカいレコード屋は行く機会がない、あんまり行きたくないって人は、オンラインで。こちら→「An Irregular Refuge」(英語)

If you're in Japan now, check this months' issue of "Japanzine" a free magazine in English. My friend wrote an article about IRA on it. You'll be able to find the Japanzine at record shop like HMV or something in your town. You can read the article online too. HERE. Thanks Mike!

また、富山のパンク・ファンジンTH3EE DAYS AWAY no.16にもIRA店番のインタビューが掲載されています。こちらはもちろん日本語。IRAでも購入できます。ぜひ手に取ってみてください。
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IAS LEXICON The Institute for Anarchist Studies と AK Press の共同制作語彙集シリーズの翻訳です。「アナキズム」「権力」「植民地主義」「ジェンダー」「白人優位主義」の全5冊

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