イレギュラー・リズム・アサイラム
160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
新しいホームページ: http://ira.tokyo
営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)
IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo 160-0022
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
website: http://ira.tokyo
Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)
CRASSのボーカリストであったスティーヴ・イグノーラントのバンドThe Last Supperと、1979年から活動を続けるオランダのThe Exが、同時期に北米をツアーすることを知った。一緒に回るわけでもないのに、3月10日にニューヨーク、16日にはシアトル、17日にはサンフランシスコで、ライブがバッティングしている。
ツアー日程:
The Last Supper goes to the USA and Canada
The Ex Tour Dates
さて、このイギリスとオランダの2つの大御所アナキスト・パンクバンドのライブ、もしこれらのバッティングしている日にその街にいるとしたら、どっちを見に行くべきか?
The Last Supper
The Ex
The Last Supperは、CRASSの曲もやるし、CRASSのアーカイヴからのイメージや写真をスライドショーで流したりもするので、CRASSファンとしたら嬉しい内容みたいだが、そのスライドショーでは、「77年から84年のあいだの、あなたがパンクだった頃の写真を送って」みたいな募集もあり、これではますますパンク同窓会みたいなライブになることが予想され、見に行きたいという気持ちはほとんど失せた。
この2つのアナキスト・バンド、アクチュアルなレベル・ミュージックをやってるのはどちらかと言えば、エチオピアやコンゴのミュージシャンとの共演を通じてアフリカのリズムを取り入れたり、音楽的にも地理上でも越境を繰り返して、常に実験精神を持って表現を先鋭化させ続けているThe Exのほうでしょう。民衆蜂起がアフリカ大陸や中東から世界各地に波及している現在の革命のサウンドトラックには、白人の反逆のリズムだけではもはやまったく頼りないというのもあって、もし可能であれば自分が見たいのは、The Exのライブということに決定。日本にも来てもらいたい。(ちなみに、ギタリストのAndy Mooreは、Anne-James Chatonという詩人とのコラボで、2008年に日本に来てます。)
追記:USビザの認定が遅れて、The Last Supperのツアーは延期になってしまったようです。
THE EX といえば、故Tom Coraとのコラボレイションで一時期聴いていたなぁ。今も健在なのね。そのトム・コラといえば、F.M.N. Sound Factory のブログでこんなエピソードが紹介されていました。→「コーヒーショップ・ネットワーク」 http://fmn.main.jp/wp/?p=2856
トム・コラとの曲もすばらしいですね。「コーヒーショップ・ネットワーク」はとても興味深いです。こういうネットワークの作り方は、インターネットのある現在でも、さまざまな場面で名残があるような気がします。