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イレギュラー・リズム・アサイラム
160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
新しいホームページ: http://ira.tokyo
営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)

IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo 160-0022
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
website: http://ira.tokyo
Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)

4月の休業日

POSTED IN | , 3/29/2014
4月1日(火)と、7日(月)〜12日(土)はIRAを休業します。よろしくお願いします。
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洪成潭 新作 2014年

「絶叫する東アジア―芸術家の役割」 '절규하는 동아시아예술가의 역할'
韓国・抵抗の芸術家 洪成潭(ホン・ソンダム)スライド上映+トーク

2014年4月13日(日)午後5時~

入場無料(投げ銭制)
FOOD:カオス・フーズ

会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
   新宿区新宿1-30-12-302|03-3352-6916|irregular.sanpal.co.jp


日米韓安保条約が押し進められています。
米国は、中国を牽制することを、韓国や日本に任せて一歩うしろに退いたところで構え、
日本の右派が望むことを、実質的に太平洋軍事戦略に利用しようという考えなのです。
どうかすると、東アジアはきわめて危うい状況へとますます突進しています。
このような状況で私たち芸術家の役目とは何なのか。
ともに語り合いましょう。
                              ――ホン・ソンダム

한미일 안보조약이 추진되고 있습니다.
미국은 중국을 견제하는 것을 한국과 일본에 맡기고 한발 뒤로 물러서 있겠다는 구상입니다.
미국은 일본의 우파들이 원하는 것을 실제로 태평양 군사전략에 이용하겠다는 생각입니다.
어쩌면 동아시아는 지극히 위험한 상황으로 점점 돌진하고 있습니다.
이런 상황에서 우리 예술가들의 역할은 무엇일까요.
서로 함께 이야기하고 논의하여 봅시다.
                              Hong Sung dam 


洪成潭(ホン・ソンダム/Hong Sung dam) 
画家。1955年韓国全羅南道生まれ。軍の武力弾圧によって多数の市民が犠牲となった1980年「光州民衆抗争」において、文化宣伝隊として活動。その後も「市民美術学校」を開設しながら、民衆美術運動を牽引。個展多数、国際的にも活躍。たび重なる弾圧や投獄に屈せず、獄中闘争も展開。国家暴力や人権蹂躙にあらがいながら他者の苦痛に応答する表現は、東アジアの抵抗と瞑想の美学を奏でている。著書『光州「五月連作版画-夜明け」ひとがひとを呼ぶ』(夜光社 発売、2013年)


企画:Yuka/Mika/Irregular Rhythm Asylum
問:風工房 090-4433-9260|yukaokmt(at)tanecafe.com
  https://www.facebook.com/damten518


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文・Risa 

「ビーズは死なず」:風まかせでボルネオ島に

偶然と勢いが重なり、マレーシアのDIY版画アーティスト集団パンクロック・スゥラップ(Pangrok Sulap)を今年の1月に訪ねた。去年9月にマレーシアのオンラインニュースで紹介されていた版画に目がとまった。マレーシアのサバ州のDIY版画コレクティブの作品だという。「パンクは死なず(Punks Not Dead)」ならぬ「ビーズは死なず(Beads Not Dead)」という文字に、エスニックな編み笠をかぶりたっぷりしたビーズのイヤリングとネックレスをつけ、手の表情が印象的な女性の木版画だ。女性を囲むように彫られている曲線がさらに不思議なオーラを出しているモノクロの木版画。「マレーシアのタリン・パディ!」と一目見て思った、インドネシアのアーティスト集団タリン・パディ(Taring Padi)の影響が感じられる作風。パンクを経由したローカルなビーズのメッセージ。マレーシアの文化的中心である半島部のクアラルンプールやペナンといった都市ではなく、ボルネオ島のサバ州ラナウというキナバル山麓の田舎町を拠点にしている版画アーティスト集団。こうした気になるポイントがいくつもあり、この版画コレクティブへの関心を掻き立てられた。それから3ヶ月後、風に吹かれるように、そしてAir Asiaの格安航空チケットを手にサバ州ラナウにパンクロック・スゥラップを訪ね、思った通りのすばらしい人たちに会えた。

"Beads Not Dead"(写真提供・制作:Pangrok Sulap)

名前のこと。Pangrok Sulapのpangrokはパンクロック。Sulapはマレー語では野良仕事の合間に一休みする小屋。メンバーの多くもそうであるサバ州の先住民族のドゥスンの言葉では農園を意味する。「野良仕事休憩小屋あるいは農園のパンクロック」という、ローカルな生活風景と国境を越えた音楽文化をミックスさせたコレクティブの名前だ。

ラナウのスゥラップでひと休みするPangrok Sulapたち。(写真提供:Pangrok Sulap)


よりみち:クアラルンプールのパンクフェス「カオス・イン・ルマアピ」

 マレーシアはタイとシンガポールの間に位置する半島部マレーシアと、南半分はインドネシア領のボルネオ島北部のサバ・サラワク州と、地理的に二つに分かれている。羽田発AirAsiaで半島部の首都クアラルンプール(通称KL)に飛ぶ。セールだとチケットは片道1万5千円くらいで見つかる。

サバ州都コタキナバル行きの飛行機に乗り換える前にKLで数日過ごし、ルマアピという自主運営スペースでのDIYパンクフェスChaos in Rumah Apiに足を運んだ。マレーシア各地、インドネシア、シンガポール、韓国、スウェーデンのバンドがすごいことになっていた。若い男子ばかりでもなく、女の子たちも楽しんでいる。古い友だちとも再会。フィリピン、ロシア、コロンビア、イギリスなど世界各地のパンクスも来ている。建物の裏路地が解放区になり、焼きそば屋台、Tシャツの出店、ジョグジャカルタのバイオリン弾き、子連れ、たわむれて相撲をする太ったパンクス、道端で寝ているパンクスなどなど。あちらこちらでグループ写真撮影も盛り上がっている。マレー語とインドネシア語は関西と関東の言葉の違いくらいなので、マレー語が公用語のシンガポールも含め、マレーシア、インドネシアのパンクス はツアーやフェスなど行き来が盛んで仲がいい。国境をかなり越えている東南アジアのパンクスたちをうらやましいなと見ていたら、韓国のバンドScumraidのメンバーとは日本語で話しができて、東アジアも少しつながった。ちなみに混沌騒音祭りのはす向かいの中国寺院では信徒たちが読経をあげ続けていて、東南アジア的共生が印象的だった。

カオス・イン・ルマアピには、サバで会うはずのパンクロック・スゥラップのメンバーも来ていて、おかげで旅の段取りがうまくいった。かれらは版画ワークショップでツアー中だった。パンクロック・スゥラップの版画ワークショップは、ルマアピを始め半島部マレーシア各地のDIYコミュニティが受け入れを行い、こうしたDIYコミュニティはパンクシーンと重なっている 。

パンクロック・スゥラップ のマニフェストというべき版画"Don't Buy, Do It Yourself"(原題"Jangan Beli, Bikin Sendiri"、2013年)は、金槌と釘、筆、彫刻刀、シルクスクリーン用スキージと手仕事の道具をデザインして、かれらのDIY精神がとてもよく表現されている。

"Jangan Beli, Bikin Sendiri"(写真提供・制作:Pangrok Sulap)


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Talking with Pedro Inoue
ペドロ・イノウエとの対話
デザインと政治:グローバル資本主義を超えて

2014年4月3日(木)午後7時~

ペドロ・イノウエ(グラフィック・アーティスト/デザイナー)
川邉雄(RLL)
毛利嘉孝(社会学者)

入場無料(投げ銭制)

会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
新宿区新宿1-30-12-302|03-3352-6916|irregular(a)sanpal.co.jp





今、デザインには何ができるのでしょうか?
視覚文化と政治はどのような関係にあるのでしょうか?
そもそも今資本主義はどのように変容しているのでしょうか?
グローバル資本主義のオルタナティヴはどのように可能なのでしょうか?

反消費主義的カルチャージャミングマガジン、『アドバスターズ』のクリエイティヴ・ディレクターであり、音楽、広告から政治運動までさまざまな領域のグラフィック・デザイナーとして活躍しているペドロ・イノウエさんとともに、政治におけるデザインの役割やその政治的可能性を議論します。とりわけ、現在彼が拠点としているブラジル、サンパウロと、原発問題から排外的ナショナリズムまでさまざまな問題に直面している日本、東京の間の共通の課題を見いだしていければと考えています。

多くの人が自由に議論に参加できるオープンな会にしたいと思いますので、興味のある人はどなたでもぜひご参加ください。
 

ペドロ・イノウエの作品は以下で見ることができます。
www.terror-mon-amour.com (artistic)
www.cargocollective.com/pedroinoue (commercial last works)
www.coletivo.org/pedro (commercial old works)

ペドロ・イノウエ
グラフィック・アーティスト/デザイナー。
これまで、韓国、日本、フランス、イギリスで個展を開催してきた。2001年~2007年まで、イギリスのジョナサン・バーンブルック・スタジオに在籍し、デヴィッド・ボウイやデミアン・ハースト、坂本龍一のアートワークを担当する。現在、『アドバスターズ』クリエイティヴ・ディレクター。ブラジル、サンパウロ在住。

問い合わせ:毛利嘉孝 yoshimouri(a)hotmail.com
                   IRREGULAR RHYTHM ASYLUM irregular(a)sanpal.co.jp
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『スエロは洞窟で暮らすことにした』出版記念トーク
 +Really Really Free Market

日時:3月30日(日)
会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
入場無料(トークは投げ銭制)

14:00〜 Really Really Free Market(リアリー・リアリー・フリーマーケット)
18:00〜 『スエロは洞窟で暮らすことにした』(紀伊國屋書店)出版記念トーク
     出演:吉田奈緒子(『スエロは洞窟で暮らすことにした』訳者)
        鶴見済(『脱資本主義宣言』著者)
     FOOD:サパ子

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●14:00〜17:30 Really Really Free Market(リアリー・リアリー・フリーマーケット)

Really Really Free Marketは、2004年マイアミでの反FTAA行動のなかで、FTAAが目指すような大企業主導の経済システムとは正反対の、贈与経済に基づく一時的な個人参加の市場(いちば)をつくってみたのが始まりだと言われています。不要になったもの、だれかにもらって欲しいものを持ち寄って、金銭を介さず交換/ 共有する、「FREE MARKET(自由市場)」でも「FLEA MARKET(蚤の市)」でもない、本当に「FREE(無料)」のマーケットです。モノに限らず技術の提供/シェアも歓迎です。
※貰い手のなかった物品は各自お持ち帰りください。

参考リンク:
・Really Really Free Market in 静岡・清水 
・福岡 Really Really Free Market
・Really Really Free Market (Wikipedia)

・0円ショップってなんだ?
・国立0円ショップ(Youtube)
・0円マーケット くるくるひろば  
・かなやまFREE SHOP


●18:00〜『スエロは洞窟で暮らすことにした』(紀伊國屋書店)出版記念トーク

マーク・サンディーン 著『スエロは洞窟で暮らすことにした』の翻訳者である吉田奈緒子さんと、『脱資本主義宣言』の著者であり、現在は贈与経済について研究中という鶴見済さんをお招きしてのトーク・イベント。
10 年以上一切のお金をかせぐことも、受け取ることも、使うこともせず、アメリカ・ユタ州モアブの洞窟で暮らす男、ダニエル・スエロ。このスエロという人物について、またカネなし生活や贈与経済の可能性について、吉田さんと鶴見さんのお二人に語って頂き、お越しいただいた皆さんとも、意見や情報の交換ができる場にしたいと考えています。


吉田奈緒子
1968年神奈川県生まれの半農半翻訳者。カネに負けない暮らしをめざして2006年に南房総へ移住。訳書に、マーク・ボイル『ぼくはお金を使わずに生きることにした』(紀伊國屋書店)。

鶴見済
1964年東京都生まれ。フリーライター。最新刊は『脱資本主義宣言──グローバル経済が蝕む暮らし』。その他の著書に、『完全自殺マニュアル』、『ぼくたちの「完全自殺マニュアル」』(編著)、『無気力製造工場』、『人格改造マニュアル』、『檻のなかのダンス』(以上太田出版)、『レイヴ力』(共著、筑摩書房)などがある。

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フィリピンのアナキストJongが一時的に日本に戻ってきているので、Jongがマニラで始めた「CIV:Lab」というプロジェクト(エコロジー、アート、抵抗のための一時的自律ゾーン)について、IRAでプレゼンテーションしてもらうことになりました。

Neo Tasaday
http://neotasaday.wordpress.com/

日時:3月4日(火)19:00〜
場所:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
報告者:Jong Pairez

※入場無料

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Irregular Rhythm Asylum is an infoshop in Tokyo dedicated to the following "A"s.

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IAS Lexicon
IAS LEXICON The Institute for Anarchist Studies と AK Press の共同制作語彙集シリーズの翻訳です。「アナキズム」「権力」「植民地主義」「ジェンダー」「白人優位主義」の全5冊

PANGROK SULUP訪問記

END:CIV

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