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PERSONA UNKNOWNから、ライブお知らせが届いたので紹介。
NO SLOGANとは言いながらも「反人種差別」をはっきり掲げたバンドのようなので、かれらのライブを見れば、日本のパンクスもますます日本国内で起きている人種差別に立ち向かっていく勇気を得ることでしょう。
おそらくライブ会場で配られることになる、MAXIMUM ROCK'N'ROLL #283の「移民パンク」特集の記事「不法な人間はいない!」の日本語訳も送ってもらったので、ここに貼付けておきます。
Persona Unknown presents
NO SLOGAN JAPAN TOUR 2009
"La muerte del sueño americano - アメリカンドリームの死"
メキシコ系移民の多いシカゴの貧民街サウスサイド地区で、Pretentious Assholes, I Attack,Los Jodidosのメンバーらによって、2002年後半に結成されたNo Sloganの日本ツアーが4月に行われる。様々な音楽的バックグラウンドを持っていた彼らのサウンドは結成当時に目指していたように、80年代初期アメリカ中西部で活動していたToxic Reasons,Zero Boys, Naked Raygun, Articles Of Faith, The Effigiesといったバンドを想起させる。そして右翼的傾向にあるアメリカとアッパー/ミドルクラスへの批判、地元の仲間が直面している問題をテーマに歌う姿はパンクの初期的衝動に溢れていて力強い。99年に立ち上げたSouthkoreというコレクティブも健在でメンバー自宅の地下室- Ranchos Huevosでプレイした日本のバンドも多いだろう。2006年と2007年にはアメリカでも初の"スペイン語を話すバンド"をアメリカ全土、カリブ海から集めて大規模なフェスティバルを行っている。No Sloganは自らを"pro-Paiza,kill whiteny band-バカをやるの大賛成,白人社会を殺せバンドだ"と言う。
ツアー直前の4月1日には,アメリカのResidue recordsがリリースしたファーストアルバムにextra trackを加えた"Aversion Therapy"日本盤CDがPersona Unknownよりリリースされる。
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