
処分決定は14日(木)だったとのことですが、連絡は18日(月)でした。
札幌サウンドデモ7・5救援会としては、「不起訴処分要請書」に賛同を寄せていただいた270団体をはじめ、この不当弾圧の行く末を注視してくださっていた全国のみなさまのおかげであると深く感謝し、あらためてG8サミットの過剰な警備体制、憲法で保障された表現の自由への侵害、そして3人の人権侵害を訴えたいと思います。
不起訴処分の主文は「起訴猶予」とのことで、無罪であるという「嫌疑なし」や「嫌疑不十分」ではなく、警察のメンツを立てたものと推察されます。
さらに、当初、7月いっぱいに処分決定と言われたものが担当検察官の不在と言う理由で8月14日まで延びました。
まったく不当な逮捕からきょうまで、3人が精神的にも、生活、仕事の面でも蒙った不利益、人権侵害を私たちは重く受け止めています。
それに対して見せしめのような逮捕、証拠物件書類が用意されていないなどずさんさな警察の対応、処分保留の釈放から不起訴処分まで1ヶ月も要した検察の放置としか思えない扱いなどその人権感覚の軽さ。
同じピースウォークを歩いた者として忸怩たる思いです。
しかし、この状況にめげることなく、これからも声をあげ、歌って、笑って、書いて、描いて、踊って、歩いて、連帯して、自由な表現をしていきましょう!
長くなってごめんなさい。
以下、日程記録です。
7月5日の不当逮捕。11日間に渡っての不当勾留。
・12日に「3人を取り戻すぞ!デモ」、さらに、18日に集会、19日からの連続10日間デモを準備。
15日、勾留理由開示公判での当該と弁護士のみごとな弁論
16日朝の処分保留のままの釈放
19日「3人を取り戻したぞ!デモ」
20日 7月いっぱいには処分を出すとの検察官の言葉を受け、「不起訴処分要請」団体賛同署名開始。
28日 243筆を札幌地検に持参したところ、担当検察官が1週間の不在とのこと。8.4日さらに1週間の不在と言われる。
13日 最終270筆を地検に持参。直接、担当検察官とは会えなかったが「嫌疑なし」(無罪)を主文とする不起訴処分にと訴える。
14日 不起訴処分決定。主文は「起訴猶予」。
18日 3人の担当弁護士がそれぞれ確認。
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