
今回は予定が合わず、「いる」と一緒にNYに行くことは出来なかったけど、滞在し見てきた場所は同じ。報告会はまた一緒にやります。会場となる西荻窪Kisscafeでは、ついこのあいだ『END:CIV』の上映もさせてもらいました。とても素敵なスペースです。
この日「いら」のほうは、OurPlanetTVの10周年記念パーティーにも行かねばならないので、報告会には少し遅れて参加します。IRAの商品も少し持って行く予定です。
-
イルコモンズ+IRA「マイクチェック、ただいま未来の社会のテスト中 ~みよ、これが直接民主主義だ/OWS報告会+展示」
[日時] 2011年11月19日 20:00-22:00
[場所] 東京・西荻窪 KISSCAFE (東京都杉並区西荻北4-3-4)
[出演] 小田マサノリ(イルコモンズ)/成田圭祐 (IRA)
※参加無料(寄付歓迎)
今から3年前の秋、ぼくらは、リーマンショック直後のニューヨークをおとずれ、ウォールストリートのデモに参加し、ニューヨークの「さまざまなアクティ ヴィズムの現在」をみてまわってきた。それから3年がたち、ぼくらはふたたびニューヨークをおとずれた。今回はウォールストリートの占拠に参加するため、 ズコッティ公園にテントをたて、公園をスクワットしながら、いま・ここで実現されている直接民主主義の社会をまのあたりにした。ウォールストリートの「占 拠」は「独占」ではない、その反対である。「占拠」とはまず「とりもどすこと」であり、とりもどしたものを「シェア」することである。ズコッティ公園で は、衣・食・住、そして情報をはじめとする、さまざまなものがシェアされているが、そこでシェアされている最大のものは、これまでの新自由主義的な社会と は異なるオルタナティヴな社会のヴィジョンと、直接民主主義の社会をいま・ここで生きる経験だと思う。「OWSがなにをめざしているのかわからない」とい う意見をよく耳にするが、それをきくと不思議な気がする。OWSがめざしているものは、ズコッティ公園や全米の路上ですでに・つねに示され、先取りされた かたちで実現されている。そう、OWSが目指しているのは、望ましい未来の社会なのだ。脱原発社会を可能にするには、国民投票よりもまず先に、人びとがほ んとうの(直接)民主主義をとりもどすことからはじめなければならないと思う。そして、ズコッティ公園で営まれている生活は、「原発のいらない暮らし」の モデルとなるものだと思う。二十一世紀の直接民主主義は「マイクチェック!」の声からはじまる。「マイクチェック!ただいま、未来の社会のテスト中、ただ いま、直接民主主義のテスト中」。
「これは新しい社会のすがたを提案するモデルであって、これまでのような、何かに反対する抗議行動ではなく、新しいなにかをつくるための方法論なのです」(OWS)
[関連]
▼「いるといら、ニューヨークへゆく」
http://illcomm.exblog.jp/8928066/
-
0 Responses to 'イルコモンズ+IRAのOWS報告会'