イレギュラー・リズム・アサイラム
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IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
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Dance of the Garbageman
POSTED IN |
Alternative Media ,
art / anti-art ,
eco ,
Gentrification ,
Homeless ,
Workers Rights
8/24/2011
ブラジル・サンパウロのFamília Gangstersというバンドのミュージック・ビデオ。自主的な廃品回収を生業とする男性の一日を記録したもの。
なんと、この男性がやっているような仕事を、「違法」としてしまう条例が、都内15区ですでに施行されている。東京以外でも京都市など全国に広まろうとしているというのだから、とってもヤな感じ。いまの経済システムが生み出す歪みを、見えないように、見ないようにするだけだったら、原発と同じように、のちのち何かをきっかけに、隠してたものも全部表に出てくるぞ。
■ Filastine - Dance of the Garbageman (Live)
【廃品回収の歴史性】(「山谷ブログ 野宿者・失業者運動報告」から)
アルミ缶や新聞が「資源ゴミ」とされる以前から、貧しい人たちはそれらを集め生活の糧にしてきました。例えば、江戸時代には、紙屑などを集める専門の職業 が存在していました。また、隅田川の言問橋付近は、第二次大戦後、家を失った人々が共同体を作り、廃品回収で生計を立てていた場所でもあります。「蟻の町」といわれたこの共同体は今はもうありませんが、現在、家を失った人々(ホームレス)がまさにその場所で廃品回収を主要な仕事の一つとして暮らしていま す。12/12のコンサートの場所である山谷堀広場はこのすぐ近くです。
空き缶・古紙の持ち去りを禁止する条例は、この歴史的な背景を持つ仕事を根本から作り替え、貧者を排除する形で区がそれを独占するものです。たとえば墨田 区においては、2006年まで、資源ごみの所有を規定する条例は存在しませんでした。それまで「無主物」であり、だれの物でもなかった資源ごみが、 2006年の条例への条文追加により、「区の所有」となったわけです。このような経緯を考えると、資源ごみを無条件に「区のもの」とする議論に簡単に乗る わけにはいきません。歴史的な視点を持った、広がりをもった運動を作っていきたいものです。
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