FFYL(Fight for your life)より、玄海原発再稼働阻止行動の呼びかけ
いよいよ、佐賀の玄海原発の再稼働が秒読みとなっています。7月4日、玄海町の岸本英雄町長は、福島での原発事故の収束及び被害の影響の見通しが全く立っていない中、九電に再稼働を容認する意向を出しました。残念ながら、玄海町町長の暴挙のみならず、佐賀県の古川康知事の再開容認をほのめかすメッセージに対する地元からの反対の声は、まだ十分な圧力となるには至っていません。また、佐賀県内からの声も、表立って行政には届きにくい状況であり、限界原発再稼働反対の声、懸念の声の多くは、佐賀県の外から発せられている状況でもあります。
福岡から脱原発、玄海原発再稼働反対を訴えて活動してきたFFYL(Fight for your life)は、5月の福岡でのサウンドデモを皮切りに、6月には第二回のサウンドデモ、経産省主催の秘密主義的な説明会、九電株主総会、海江田経済産業大臣の佐賀訪問という国、行政、九電の3者のみで強引に押し進められようとしている玄海原発再稼働に対する、様々な抗議、非暴力直接行動を展開してきました。
*詳細は、FFYLブログ参照:http://genkaibai.blog.fc2.com/
5月からの彼らの活動と共に、玄海原発の問題の緊急性を全国の人たちにも伝えたいという思いから、これまでのFFYLのアクションとトークのいくつかをユーストにて公開します。
まず、6月29日、佐賀に海江田大臣が来た日の直接行動をご覧になった後に、7月2日のアースガーデンでの加藤登紀子さんと福岡をつなぐユースト中継後に行われた、FFYLが語る、玄海原発再稼働についての現地からの情報裏話「こそーっとおしえちゃる」を見てもらえると、現地での最新の状況が把握できると思います。
•6月29日、佐賀県庁前抗議行動 http://www.ustream.tv/recorded/15687468
•「こそーっとおしえちゃる」http://ustre.am/AwJg
•県庁前など一連の抗議行動
http://www.dailymotion.com/video/xjn6pn_yyyyyyyyyyyyyyyy_news
•加藤登紀子さんと対談
http://ustre.am/Avfr
いま、全国で脱原発のうねりが広がりつつある中、再稼働させられる緊急性のある原発はどれかを具体的に把握し、その原発を脱原発の優先的ターゲットとして、一カ所ずつ全国からの抗議の声、アクションを集中させることが重要だと考えています。再稼働予定の緊急のものから順に、全国、全世界からの脱原発運動の声をぶつけていくことで、より力強い、的確な脱原発の圧力を国、行政、電力会社に加える事ができると考えています。
だからこそ、今こそ、フクシマ以後、最初に再稼働させられようとしている玄海原発に対するストップの声を、全国から佐賀に集結させることが必要です。今月11日には、佐賀県庁前での大きな抗議アクション「佐賀県庁を埋めつくす大集会」が予定されています。
1.7月4日(月)12時 佐賀県庁前に集合し、無期限ハンスト突入集会。
県庁横の公園敷地にテント村をオープン。★原発とめよう!佐賀県庁前ひろぱ★の構築を!
2.7月8日(金) 18:00~20:45 「市民でつくる玄海原発説明会」
場 所:メートプラザさが パネリスト:藤田祐幸さん、菊池洋一さん、小山英之さん (佐賀県主催の県民説明会に対抗して)
3.7月10日 午後13:00から15:00
「原発からの撤退を求める大集会」★原発とめよう!玄海ひろぱ★の構築!を。場 所:佐賀県玄海町民会館イベントホール(定員500人)報告者:仲秋喜道さん 菊地洋一さん 仁比聡平さん
4.7月11日午前10時、佐賀県庁を埋め尽くす大集会 (佐賀・県議会原子力安全対策特別委員会日、その後に古川知事は再開に関しての最終判断をする見込み)
残された時間は少なくなってきていますが、今が全国での脱原発運動が共闘して行動する時です。佐賀県から近くにお住まいの方は、ぜひ11日のアクションに参加してください。佐賀から遠い場所の皆さんは、玄海町、佐賀県庁への抗議電話、メール、FAXから、再稼働反対の声を送ってください。
連絡先:
玄海町役場 総務課
電話:0955-52-2111
E-mail:soumu@town.genkai.lg.jp
佐賀県統括本部危機管理・広報課
〒840-8570 佐賀県佐賀市城内1-1-59
電話:0952-25-7008 (直通) FAX:0952-25-7289
(テキスト:Kenichiro Egami)
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