イレギュラー・リズム・アサイラム
160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
新しいホームページ: http://ira.tokyo
営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)
IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo 160-0022
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
website: http://ira.tokyo
Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)
Internationalen Sommerfestival Hamburg 2010にて、ドイツのテレビ・ニュース向けに「サウンド・スワーム」の紹介をする蜂起的想像力研究所 with Filastine 。
↓仕事中に暇だったというISZKさんが翻訳してくれた! Danke schön!
――アナウンサー:「アートが実社会で役に立つことはあるのか?」不可解な作品を前にしたときに思わずそう思ってしまう方は多いでしょう。しかし、この問いがまったく無意味なことにすぐ気づかされます。多くのアーティストはアート目的で作られた物のみがアートであると信じていて、そうでない物は単なる偶然の成果と見なされるのです。ところが、新しい抵抗運動という目的を掲げる集団がいます。ロンドンの「蜂起的想像力研究所」です。
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「市民的不服従のための自転車オーケストラ」。ロンドンの蜂起的想像力研究所は10日間にわたってこのテーマに取り組んできた。ハンブルクの住民が誰でも参加できるプロジェクトだ。この日、アート・アクティヴィストたちは日曜日の大フィナーレのリハーサルをおこなった。
――Isabelle Fremeaux「私たちはアートと政治を結びつけようとしています。つまりクリエイティブな発想ができるアーティストと、勇敢で、社会的な問題と関わりのあるアクティヴィストを繋げるのです」
その成果は、蜂起的想像力研究所がすでに7年前から実証している。クリエイティブな抵抗運動という新しい潮流である。最近、BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)がスポンサー20周年をロンドンのテート・モダンで祝った際には、彼らはシロップを使ったデモンストレーションで対抗した(※ http://www.fogless.net/diary/2010/5.htm#16を参照)。12月のコペンハーゲンのCOP15の際は二輪車を使った抵抗運動を展開した。アート・アクティヴィストたちはメガフォンから動物の鳴き声を流し、気候政策の根本的な変革を求めて抗議した。
――Filastine「このハンブルクでの試みは、私たちが反対すべき何かに直面した場合にできるかもしれないことの予行演習と位置づけられるかもしれません」
プロジェクトの開始にあたって、ハンブルクの住民を引き込むため先週末に一風変わった上映会が開催された。ヨーロッパのオルタナティブな共同生活に関するドキュメンタリー映画を見るために、参加者は必要な電力を自分たちで「環境的に正しく」発電する必要があったのだ。
昨日からは「市民的不服従のための練習」がおこなわれている。目的が抵抗運動か単なる共同生活かにかかわらず、集団(コレクティブ)が機能する基盤には“自然”がある。
――John Jordan「“群れ”は特異な現象で、私たちが集団として、また個人として同時に協働できることを証明している。(一文聞き取れず。鳥は群れの方が単体より素早く行動できるとかいう話)。ハチや鳥、魚の群衆行動に関する知識や本能から学べる点は多い」
この「ハンブルグ群団」はまだ結成されたばかりだが、早くも互いに連帯しながらクリエイティブに抵抗することの楽しさに気づいたようだ。
――参加者「去年の12月にたまたまコペンハーゲンCOP15の反対運動の現場にもいて、そこでもこういう音を使ったグループが活動していたけど、今回の方がずっとうまくできてるね」
いよいよ明日、アート・アクティヴィストたちが集団で街に繰り出す。1周年を祝っている最中の「Gaengeviertel(※アーティストたちが自主管理するオルタナティブ・スペースのようなものらしい)」も訪れる予定だ。
――アナウンサー「参加したくなりましたか?ハンブルク群団は明日19:30に集合した後に街に向けて行動を開始するそうです。自転車と、できればラジオを持参してください」
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