日時:2009年2月11日 15時〜19時
場所:四谷地域センター 第二会議室 ※「フォーラムA」で借りてます。
発言者
「1966年建国記念法制化反対運動の軌跡」 佐藤敏昭さん(元杉教組委員長)
「反国家とナショナリズム」 久保 隆さん(『アナキズム』誌編集委員)
「ナショナリズムと朝鮮解放運動」 交渉中
「戦後労働運動とナショナリズム」 交渉中
2月11日「建国記念日」なるものが今年も行われる。その昔「紀元節」と言われたこの日は、1966年4月6日に多くの市民・学生・労働者の反対闘争を圧殺するなかで「復活」した。
70年代以降、私たちは「国家ある限り戦争は無くならない」という非常にわかりやすいテーマで集い、そしてデモストレーションを行ってきた。しかし今 日、新自由主義政策にもとづいたグローバリズム資本主義の登場は、同時に伝統的な観点にもとづく近代的国家観からの脱出と新たなる視点の獲得を要求してい る。つまり昨今の状況を見れば単純な「反国家」という視点が曖昧になりつつあり、そしてまた新たなる「ナショナリズム」の勃興は、微妙にこの国の支配の歴 史と現実を覆い隠そうとしている。こうした事態を私たちは容認するわけにはいかないだろう。
私たちは確かに、「日本」という地に住み生活し「日本語」という言語でコミュニケーションをとっている。だからといって、この国の支配の現実や支配の歴 史を容認するではない。しかし、この一点だけでは不十分なのだ。我々の運動の中から出てしまった「日本の核武装」を言う人々もまた「この国の支配の現実や 支配の歴史を容認するわけにはいかない」と言うだろう。我々にとっても重く、当面はおそらく敵である「ナショナリズム」に対しどう対峙して行くのか?「反 国家」という視点をどこまで深化できるのか? これからの運動にかかわるわれらの課題について真摯な討論を行いたい。
多くの同志・仲間の参加をよびかけます。
2・11セミナー実行委員会
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