BRUO / ANTITEZO 写真展
私たちの近年の歴史は、敗北の物語ばかりである。軍にライフルを突き付けられ、夢が戦慄と恐怖に転じた物語。選挙制度、過重労働、ドラッグ によって、私たちのさまざまな組織の形が徹底的に抑圧される物語。皆で声を上げるための街路を放棄するばかりか、知り合い、分かち合うための街路をも放棄 した物語。私たちが未来を描き、築く力が失われた物語。
ここでは、ノスタルジー・悔恨・失敗の美化が、音楽や映画、文学、芸術、そしてもちろん写真にとって、崇拝対象となっている。それが私たちに差し出す選択肢は二つだけだ。諦めか、自殺か。
私たちが育ったチリは、私たちを常にもっと悪い方へと追い込む政策に長年従っている国だ。
だが、そうした選択は嘘だ。敗北は歴史の檻の中に閉じ込められるものであって、私たちの未来を映しはしない。
―guido (bruo.org)
2015年7月4日(土)~7月12日(日)※月・水のぞく
13時~20時
入場無料
会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(新宿区新宿1-30-12-302 [map]|ira.tokyo|info@ira.tokyo)
guidoトーク・イベント
2015年7月12日(日)
18時〜『THE CHICAGO CONSPIRACY』(日本語字幕版)上映
20時~トーク(聞き手:小倉利丸)
入場無料(投げ銭制/ただし1ドリンク・オーダーお願い)
会場:Cafe Lavanderia(新宿区新宿2-12-9 1F [map]|03-3341-4845)
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