いやーおどろいた。お日さまとお月さまと雷さまが、下界に遊びにきていて、旅館に泊まったらしい。酔いつぶれた雷さまが翌朝に起きてみたら、お日さまとお月さまは、もうとっくに出かけていたんだと。何が言いたいのかというと、月日のたつのは早いねぇ、ということで、↑このSigns of Change展を見にニューヨークを訪れてから、もう2年と3ヶ月も経ってしまった。あの頃はまだオバマになる前であり、ちょうど滞在中にリーマン・ショックが起こったのだった。
そして、待ちに待った、そのSigns of Changeの本がようやく完成。
素晴らしい内容です。お気に入りのページをいくつかお見せしましょう。
アウトノミア・フェミニスタ(イタリア)(ビフォの新刊をさらに楽しむ助けになるかも)
リクレイム・ザ・ストリーツ(通りは踊り場)
UNGDOMSHUSET(色使いとイラストが狂ってて最高です)
アウトノーメ(ドイツ)(右上の人文字がうけます)
政治的スクウォット・ムーブメント(壁画、ハンパない)
カウンター・グローバリゼーション・ムーブメント(イルコモンズ作のポスターも)
光州人民蜂起(木版画は雰囲気あって良いです)
PROVO(60年代オランダのアナキスト・アーティストの運動)
アメリカン・インディアン・ムーブメント(左の4つはワッペンです)
タリン・パディ(IRAの天井に飾ってある版画を作った人たち)
ポスター、フライヤー、写真、ビデオなど、60年代から現在までの社会運動から生まれたヴィジュアル作品が、およそ25ヶ国から350点以上集めら れ、ニューヨークのEXIT ARTで展示された。その「Signs of Change」展の貴重なアーカイヴが、フルカラー、178ページの一冊の本になって登場!
「あなたがもし社会変革に関心があるなら、この本はきっと、あなたがいままで読んだ本のなかで、最も重要な「芸術史」の本となるだろう。」——イエス・メン
「Signs of Changeには、息をのみ、胸を締め付けられた。どれだけたくさんの努力が私たちの前に横たわっているのかを教えてくれる。強力なインスピレーション。」——スウーン
「Signs of Changeは、政治とアートの理想的な交差地点を見せてくれる、ハッとするような美しいコレクションだ。これは、遠い時間と場所へのノスタルジックな回 想ではなく、私たちのいくつも闘争と、その連結と継続を祝福するものだ。」——アーロン・コメットバス
「なんという本だろう! Signs of Changeは、ポスターのスクリーンを作る者や、ステンシルのスプレーを吹き付ける者、木版を切り抜く者、また社会変革を求める本物の空想家たちによる グローバルな共同体を、ひとつに集結させている。」——ディー・ディー・ハレック
こちらから通販も可能です:
http://irregular.sanpal.co.jp/?p=3718
かっこいい。
買いに行きます。
ブログの書き出しの言い回し、かっけーすね。
ぜひ!