イレギュラー・リズム・アサイラム
160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
新しいホームページ: http://ira.tokyo
営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)
IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo 160-0022
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
website: http://ira.tokyo
Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)
ギリシャを見れば未来が見えるかどうか、など、最近のギリシャ・ネタのメモ。
・最近ギリシャに行ってきた人の話では、ギリシャには真面目に働いてる人がほっとんどいないみたい。昼食を何時間もかけて食って、夜は毎晩酒盛り、みたいな人ばっかりだ、と。これが未来のわれらの姿だとすると、なかなか楽しみ。
・2008年の12月にギリシャ全土に広がった蜂起を振り返る本WE ARE AN IMAGE FROM THE FUTURE(「われわれは未来を具現する」とでも訳せばいいのか)がAK PRESSから出版された。IRAにはまだライブラリー用の1冊しかないですが、購入希望の声が聞こえたら仕入れます。
・「サパティスタの蜂起が反グローバリゼーション運動のはじまりを告げたのだとすれば、ギリシャの蜂起は資本主義そのものの終焉を告げる」というコメントがこの本に寄せられているように、これからどうする?ってことを考える上でいい材料となる本であることはまちがいない。日本で出版の予定はあるのかな?
・WE ARE AN IMAGE FROM THE FUTUREの出版に合わせて、この本の共同執筆者でもある、アナルコ・サイケデリック・インサレクショニスト・レイヴァー(?)のコレクティヴVOID NETWORKが、今年2月から4月にかけて全米をツアー。かれらのレポートを見ると、北米各地のアナキスト・シーンの雰囲気と、自然や街の景色を写真で伺い知ることが出来る(この投稿から、Newer Postに進めていくといいです)。各地のローカルグループの説明とリンクもあって、これからアメリカに旅や留学を考えている人は、「地球の歩き方」でなくて、こっちを参考にしたほうが、友だちに話したくてしょうがなくなるような人物や出来事に遭遇する確率が確実に高くなるのでおすすめです。
・数年前、ドイツ・ハンブルグのスクウォットでばったり出会ったVOID NETWORKの面々は、テンションの高さがハンパじゃなく、一度話しかけたら一方通行のノンストップ・トーク数十分。圧倒されるばかりで交流にはならず。暴動の背景にはこのテンション?と考えると、ほかの国・地域の人たちがギリシャの蜂起に続くのは難しいよ、と思う。
・が、「こんなことしちゃうの、すげぇなギリシャ」と思ってたことが、日本でもすでに、渋谷ど真ん中の宮下公園で実現していたりする。
・オリンピック聖火か、というくらいに、火の絶えないギリシャのストリートからのニュースは、OCCUPIED LONDONが英語で詳しく素早く伝えてくれる。
・←アナキストたちの友人として、いつもデモの最前列で、機動隊に立ち向かっているこの犬は有名らしい。(リンク先にこのアナキスト犬の写真14枚)
・雑誌『VOL 04』に掲載の「アテネの労働者から学生たちへ」は、すてきな言葉がいっぱいつまったいい手紙です。
・IRAでも好評なDROWNING DOGは、今日からギリシャをツアーとのこと。10日間で7回の公演というハードなスケジュール。
・ギリシャから発信された、COPY? RIGHT!(コピー? ただしい!)と題されたFUCK著作権のコンピレーションがなかなか良い。ダブ、ヒップホップ、レゲエ、テクノ、いろいろ。こういうふうに、無名だけど確かなセンスと技術があって、権威や富の独占を求めたりもしない海賊的アーティストの活動が、音楽シーンの未来を豊かにしていくはず。ここからダウンロード可。
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