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「今回の「平和展」は、「弾圧 −支配される人びと」のテーマで100年前の日本を見つめる構成。1910(明治41)年。この年、後の日本を方向づける 大きな二つの出来事が、国内と海外で起こっていた。
一つは「大逆事件」。天皇・皇太子暗殺謀議事件が国家により捏造され、社会主義者が弾圧された。
もう一つは、「韓国併合」。日本の朝鮮殖民地化により、朝鮮人蔑視がより強固になり、さらには労働力・資源・市場の強奪が可能となっていった。
このような弾圧、支配のシステムは大きく発展し、昭和の侵略戦争の時代に天皇制ファシズムとして完成したのである。」
お寺でこういう硬派な反権力イベントが行われているということには、たいへん勇気づけられますね。
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