IRREGULAR RHYTHM ASYLUM -blog: 成田賢壱さんの医療大麻裁判を支援します！

成田賢壱さんの医療大麻裁判を支援します！

POSTED IN | campaign , Cannabist 4/03/2009

　難病、クローン病で苦しんでいた青年、成田賢壱さんが、昨年11月18日、大麻取締法などで逮捕され、現在、東京地裁で裁判が始まっています。成田さんは、2004年1月にクローン病の確定診断を受け、ステロイドや抗生物質による治療を続けましたが効果はなく、体調は悪化する一方でした。
　そのような時期、インターネットなどを通じてクローン病に大麻が効くことを知り、大麻を入手して使うようになりました。日本では、大麻を医療目的に使うことは、大麻取締法で禁じられており、懲役刑で罰せられます。
　成田さんは、取り調べでも、一貫して自分の病気を癒すために大麻を使っていたと供述しています（注2）。そして、弁護士とも相談のうえ、医療目的で大麻を使うことを認めるよう、裁判で求めたいと話しています。
　私たち「成田賢壱さんの医療大麻裁判を支援する会」は、医療的な目的での大麻使用を認めるよう求める成田さんの裁判を支援しています。裁判には多額の費用も必要です。ぜひ多くの皆様の傍聴や寄付などを通じたご支援、ご理解とご協力をお願い致します。

●寄付のお願い
　三菱東京UFJ銀行池袋西口支店
　普通預金　5163674
　ナリタケンイチ

（注1）クローン病とは……口腔から肛門までの消化管全域に、非連続性の炎症および潰瘍を起こす原因不明の疾患で、進行すると腸管が狭くなって腸閉塞をきたしたり、腸管に穴のあく穿孔や瘻孔（ろうこう）、それらに膿が溜まった膿瘍ができることがあり、腹痛や下痢といった症状が発現します。日本では２万人以上が罹患していると言われています（出典：Wikipedia）。
　クローン病に、大麻が治療効果を持つことが海外の研究機関によって明らかになっています。現に、アメリカの複数の州やイスラエルなど、大麻を医療的に利用できる国や地域では、医師の処方によって、クローン病の治療に大麻が用いられています。

（注2）成田さんのは大麻とLSDの所持で逮捕、起訴されています。LSDは、クローン病の宣告を受けて自暴自棄になっていた頃、LSDの体験によって、自分の病気と向き合い生きていく人生を見いだすことができたと述べていますが、裁判ではLSDについては争わないという姿勢です。

医療大麻解放戦線

http://ameblo.jp/iryou-taima/

成田賢壱さんの医療大麻裁判を支援する会

http://www.iryoutaima.com/