

ラディカル・ハンドクラフト・サークル「multi-purpose yarn」は、ジェントリフィケーションに反対する地元住民が集う、ドイツ・ハンブルグの自律スペース「Centro Sociale」で、2009年2月に誕生した。
私たちは1カ月に二度集まる。
私たちは意識的に、私的空間ではなくこの場所で会う。
私たちはデザイナー、アーティスト、職人であり、クロシェット作品を作り、時にはボタンを付け直す。
私たちにとって「ラディカル」とは、獣的で、粗野で、あるがままで、深遠で、きわどく、揺らぎのない、決然とした、無制約の、独立したもののことを言う。
「multi-purpose yarn」は、既製品を改造する。
私たちの友人である日本のNU☆MANは「縫い物は一つの選択肢だ」と言う。
私たちは「刺繍もまた一つの選択肢だ」と言う。
2009年10月、「Centro Sociale」の家賃カンパのために、「Centro Sociale」の画家たちと共にオークションを開催した。以下は、私たちがそのオークションのために製作したものである。






連帯ハット。スコティッシュ・チェーン・ステッチで。

種入りブローチ。なくしたら、そこに花が咲く。

朝食のゆで卵を冷まさないためのもの。

馬の毛を使ったネックレス。

靴ひもに刺繍。裏面には日本語で刺繍。

ハード・ロック・ガーデン。

パフォーマンス衣装。

ニットでケーブルを包む。

知識を共有しよう、技術を共有しよう。

投石の練習もできるニット製の敷石。

道具入れ腕章。

毛糸のたばこ。

シモーヌ・ヴェーユのジン入りパーティーのお土産袋。

アメの包み紙製

剃ってくれてどうも。

ビデオ・テープ製ブローチ。

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