大江志乃夫『徴兵制』を読む
日時 12月13日(日) 14時~16時
会場 きらくやまふれあいの丘・世代ふれあいの館 会議室1
(つくばみらい市神生・つくばエクスプレスみらい平駅より車)
主催 戦時下の現在を考える講座(仮)
問い合わせ 090-8441-1457(加藤)
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動員を拒否するために
1873年から1945年まで天皇制の下この国の対内・対外戦争を支えていたものが徴兵制だ。それは制度としては敗戦で解体された。
徴兵制とは戦争に国民を動員するための具体的な制度である。当初「血税」と呼ばれたが文字通り兵士として血肉を絞る制度であり、国民に課せられた国家への最大限の義務といっていい。
現在この国に兵役義務は無い。しかしかつて有事法案といわれていた各種の戦争協力法は整備され、今年はあらたに「裁判員制度」も始まった。国民への動員という思想はまだ現役だ。それに何かの拍子に政治家に限らず様々な人が徴兵制が必要だと口にするのも相変わらずだ。
僕たちを取り巻く、はっきりとは見えないけれど確実に存在する戦争への動員思想を考えるために『徴兵制』を読む。
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