(poster by @tekknovoid) |
会場 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(新宿区新宿1-30-12-302)
アーティストトーク&オープニング・パーティ
日時 11月2日(土) 18:00〜
スピーカー:Bharatadanu, Ken Terror, Herry Sutresna
投げ銭歓迎
インディーズ・シーンあるいはDIYコミュニティにおけるグラフィックアートは、いかに自分たちの音楽やファッションにとって欠かせない要素なのか?
11月2日から開催する展覧会「マンプランーバンドンのアーティスト10人展」では、インドネシアの若者文化の中心地バンドンのインディーズ・シーンで活躍するアーティストたちによる作品を紹介します。
趣味のイラストを友人のバンドに提供するアマチュア時代から、独学あるいは美術大学でアーティストとしてのスキルとスタイルを磨き、海外からも仕事が入るようになる。参加アーティストの大半がこうした経歴を持ち、ミュージシャンでもある感性とネットワークを生かして、パンク、メタル、インディーズ・ミュージックの音楽を視覚化するグラフィックアートを多く手がけてきました。インドネシアでは2000年代初めから、こうしたインディーズ・シーンのアーティストたちが存在感を示しています。
かれらのイラストレーションやグラフィックデザインは、インディーズ・シーンにおける音楽活動、ローカルファッションブランドや小規模出版事業などと不可分な、自律的文化生産と連帯経済の創出と循環のダイナミズムの重要な要素なのです。
会期初日には、出展作家のうち繊細な黒い線で無慈悲な人間世界の表現を追求する若手のバラタダヌと、点描画を得意としインスタグラムのフォロワーが3万人を超えるシーンの代表的アーティストで近日初作品集を出版するケン・テラー、さらにバンドンのインディーズ・シーンの最重要人物へリー・ストレスナを迎えてのアーティストトークを開催します。バンドンのインディーズ・シーンを知り尽くすかれらのトークと、インドネシア風軽食付きオープニング・パーティにもぜひご参加ください。
かれら全てがバンドンのシーンを表している。バンドンの街中では様々なサブカルチャーが実践されているが、日に日に疎外感を募らせる都市の空気の中で、かれらは視覚言語を通じて若者の不安感を表現することができる。そしてアートのあり方を指図されることを拒否し、バンドンにおいて1990年代前半から続いてきた創造的不服従のDNAを体現する。バンドンのローカルな言葉でいうマンプラン(mamprang)とはかれらのことだ。(Herry Sutresna)
参加アーティスト
Altar of Sorrow | Andro Kristian | Bharatadanu | EYEDUST | Ken Terror |
lilbastard/wirogman | Manuscript of Death | Mojan Larasati | Tekknovoid | Tremor
*10人の参加アーティストのうち、9人がバンドンとその近郊で活動し、1人はかれらの友人で現在日本を拠点とする。
企画 Mamprang展実行委員会+Lab Nusantara
連絡先 labnusantara@protonmail.com
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