「なんとかフェス」とかぶってます(ほとんどだれも困ってない)が、こんなイベントがあります。
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「街頭に「広場」的空間を現出させる運動は、街頭秩序の切断を超えて「生の広場」を現出させることを目 指すのだ。そうした「生の広場」経験を通じて生の可能性 を実感できなければ、政治的な変革なんて想像もできないことに止まるだろう。なるべく深く広く「広場」を現出させること。そのためには「出来事」の爆弾を 「道路」に投げ込まなくてはならない。」
(鹿島拾市『馬の骨のころ』より)
「恐怖によって、行動が制限されたり、防衛によって閉ざされたりするのではなく、ひるまずファンタスティックに生き延び、そして、その場を共有することも防衛になりうる。お茶、みかん、大福と、キラリ。」
(いちむらみさこ 『R246 homelesshome』より)
「広場・出来事・ファンタジー」を思考する
-秋の嵐/宮下公園アーティスト・イン・レジデンスの試みを巡って-
今回のマカーマは、話し手に鹿島拾市さん・いちむらみさこさん、コメンテーターにはアライ=ヒロユキさんをお迎えします。
1980年代後半から90年代初頭にかけて、原宿の街頭で、反天皇制の思想を持つ人々の集まり-反天皇制全国個人共闘「秋の嵐」は、路上ギグや「スピーカーズ・コーナー」等を通じて路上の人たちを巻き込んだ言説・行動空間の創出を試みていました。
また、2010年、宮下公園のナイキ化計画に反対し、公園を半年間「占拠」してきた宮下公園アーティスト・イン・レジデンス(A.I.R Miyashita Park)は、公園内にテントを張っての滞在制作や映画上映会、音楽ライヴといったイベントを行ない、「公園をつくる」というコンセプトのもとに自律的な 公共空間を思考し続けました。
個人・共同体として都市空間内に発言の場を切り開くことはいかに可能か、その場で発言はどのような姿形をもって提示し得るのか? お二人のお話、そして美術・文化社会批評のアライ=ヒロユキさんのコメントとともに、さらなる表現方法としての可能性・不可能性へと、参加者それぞれが、 それぞれの関心事につなげ探っていけるような機会にできればとも思います。
日時:12月10日(土) 18:30開場 19:00スタート
場所:Café★Lavandería
(東京都新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F)
ワンドリンク制 カンパ歓迎!
お話:
鹿島拾市(元・秋の嵐)
いちむらみさこ(元・A.I.R Miyashita Park)
コメンテーター: アライ=ヒロユキ(美術・文化社会批評)
主催:マカーマ http://maqama.tumblr.com/
問い合わせ makamaka2011@gmail.com
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