▼日時:2011年12月20日(火)17:00集合
京都防衛事務所前 京都市中京区御池通西洞院西入ル石橋町438-1(京都地方合同庁舎)
http://www.soumu.go.jp/kanku/kinki/kyoto/pdf/kyoto_18_4_s5.pdf
18:00デモ出発
11 月28日、沖縄防衛局・田中局長は、米軍普天間飛行場の「移設」に関して「犯すときに『これから犯りますよ』と言いますか」という主旨の暴言を吐き、その後更迭されました。私たちは、この発言を田中元局長や一川防衛大臣の個人的な資質問題として矮小化してはならないと思います。なぜなら、この発言は、日本政府/社会による沖縄の差別・抑圧、それゆえに沖縄に押しつけられている軍隊の意味をはっきりと示しているからです。
田中発言は、辺野古への基地建設を「レイプ」にたとえました。この「たとえ」は、日本政府が、沖縄の人びとを力でねじふせてきたこと、その結果、沖縄に基地・軍隊が集中してきたことを端的に示しています。また、米軍や自衛隊=軍隊が、沖縄の人びとを抑圧する装置そのものであるということも。
それは今この瞬間もつづけられている日常です。たとえば、沖縄島北部の高江では、住民の反対の声を無視して、日本政府は米軍ヘリパッド建設工事を力づくで強行しています。しかも、日本政府は、工事阻止のため「座り込み」を行ってきた住民を裁判で訴えるということまでしました。また、沖縄の人々が普天間基地の県外移設を明確に求めているにも関わらず、日米両政府はその声を無視し、沖縄県内・辺野古での新基地建設に向けた行政手続きを進めています。年内には、建設手続に必要な、環境影響評価書を提出する方針です。このように、田中発言は、日本政府(そしてその背後にいる米国政府)による、沖縄の抑圧と差別の歴史と現在を語っているのではないでしょうか。
さらに言えば、軍隊=必要悪=抑止力という、教えこまれた「常識」によって私たち一人一人が既にどれだけ政府/国家によって犯されているのかも示しているのではないでしょうか。たとえば、「レイプ」のたとえが、報道等ですぐさま「女性へのレイプ」として解釈されました。沖縄の米軍基地問題をめぐって、女性が「レイプ」の対象であることを、あたりまえの前提とすることには、注意深くあるべきです。女性を「レイプ」の対象としてとらえ、現実においても「レイプ」を繰り返す。これは軍隊の論理・暴力そのものです。私たちは、この軍隊の論理・暴力がつくった常識そのものを批判する中で、沖縄の現実に向き合い直すべきです。(もちろん、レイプ被害者の多くが女性であることを否定するものではありません)
だから、今必要なことは、沖縄への抑圧や暴力の構造を見すえ、その構造の根幹である軍隊の存在を批判し、一人一人の身体と思考から引き剥がすことだと思います。私たちは、役人の首のすげかえや上っつらの「陳謝」の言葉で幕引きを図ろうとする日本政府に抗議したい。高江・辺野古への米軍の押しつけ、与那国島などへの自衛隊=軍隊の進駐を止めたい。自分の中の軍隊を壊したい。12月20日、「高江・辺野古に軍隊を押しつけたくない!京都・緊急デモ」にぜひ集まって下さい!
▼内容(予定)
①デモ出発前、京都防衛事務所での抗議行動、アピール。ぜひ、防衛事務所へ、あなたのアピールを★
②デモコース: 京都防衛事務所→烏丸御池→烏丸四条→河原町四条→河原町三条→三条大橋下
③デモ終了後、“沖縄防衛局長発言・高江・辺野古”を考えるティーチイン@三条大橋下
▼呼びかけ:高江・辺野古に軍隊を押しつけたくない!京都・緊急デモ実行委員会
▼共同行動の呼びかけ!
私たちは世界・全国のみなさんに緊急に呼びかけます。高江も辺野古も緊急事態がずっと続いていると思います。日米両政府への抗議行動を、ゆるやかな共同行動として、連携しつつ広げていきませんか。デモ、座り込み、電話・FAX・手紙での抗議キャンペーン、ティーチイン…。ぜひ、同時多発的に、抗議のアクションを広げていきましょう。ご連絡いただければ幸いです。
▼連絡先: noarmydemo@gmail.com
高江訴訟結審について今日の朝刊:
●高江訴訟結審「国は強引」住民怒りの陳述『沖縄タイムス』2011年12月15日 09時24分
●高江ヘリ訴訟が結審 那覇地裁、3月に判決『琉球新報』2011年12月15日
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営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)
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Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)
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