韓国ソウル市で再開発による強制排除・ビル解体に反対し、闘っている「トゥリバン(Duriban 두리반)」の仲間達が国際的な署名を求めています。署名について日本語に訳した文章は以下になります。
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みなさん、こんにちは。
韓国ソウル市の中心部にて、不当な都市再開発事業の一環として解体に直面しているビルの中にある「トゥリバン」という元食堂の闘争支援のために、署名サイトにて署名をどうかお願いします。
http://www.gopetition.com/petition/38329.html
背景:
トゥリバン(Duriban 두리반)とは、ソウル市のHongdae(弘大 ホンデ)地区にて、カルククス(韓国風手打ちうどん)、マンドゥ(韓国の餃子)、ポッサム(茹で豚肉野菜巻き)など、美味しい韓国定番料理を提供していた 元食堂である。ホンデ地区の全てのテナントは昨年のクリスマスイブ(12月24日)に強制排除に遭った。その中でただ一人、トゥリバンの女性店主は一人で も強制排除に抵抗しようと決心した。何人かの支援者と共に、彼女は工事フェンスを破って自分の店に戻り、座り込み(占拠)での抵抗運動を始めた。座り込み は現時点で230日間以上も続いている。彼女の要求はただ一つ、これまでと同じ馴染みの場所で食堂を再開すること。座り込みでの抵抗運動が開始されてか ら、多くの人々が連帯と支援の意志を示すために店を訪れるようになり、トゥリバンは自然発生的にユニークなカルチャー・スペースへと発展した。全ての人に 開かれたコンサート、ワークショップ、映画上映などのイベントが日々行われてきた。
去る7月21日、地域の行政機関(麻浦 [マポ Mapo ] 区庁)と韓国電力公社(KEPCO)は、座り込みを強制的に終了させて開発者にビルの解体を進めさせるために、違法のうちにビル全体への電力の供給を停止 した。テナントの同意なしではライフライン切断を行ってはならないと契約書に明記されているのだ。行政の再三に渡る強制排除行為に対して、トゥリバンの店 主と支援者達は、ろうそくのちらつく火と太陽のわずかな光のみを光源とするほぼ完全な暗闇の中でも座り
込みを続けようと決心した。しかし、そのような過酷な状況の中での座り込みが20日間程経過した今現在、店内の猛暑と暗闇によって彼らの体力と気力は奪われるばかりである。
どうか、署名と、署名の周知をもってトゥリバン闘争への支援をお願いします!
この署名は、麻浦区庁及び韓国電力公社に対してトゥリバンへの電力復旧、そして開発者のGS建設に対しては食堂のオーナーがこれまでと同じ場所で食堂を運営する基本的権利を要求するものである。
詳細:http://cafe.daum.net/duriban/7Pt4/102
ソウルを訪れることがあれば、ぜひトゥリバンにお立ち寄りください(行き方:Hongdae 弘大 ホンデ駅、4番出口から徒歩でまっすぐ)。支援と連帯をどうかお願いします。
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