サウダージ・ブックスの、見た目も手触りも内容も素敵な本たち、入荷しました。
石都奇譚集 ストーンタウン・ストーリーズ
飯沢耕太郎 著
写真評論家によるアフリカ紀行。
「今日のストーンタウンは読めない文字で書かれた手紙である」(本書より)。東アフリカ・タンザニア、インド洋に浮かぶ隆起珊瑚の 島、ザンジバル。石造りの旧市街(ストーンタウン)の光と闇をさまよう旅人による〈魔術的トラヴェローグ〉——現代日本を代表する写真評論家の著者が、ザ ンジバル島への旅の日々を現実と幻想が交差するスタイルで描くショート・ストーリーズ。著者による写真も掲載。
叢書 群島詩人の十字路
マイケル・ハートネット+川満信一 詩選
マイケル・ハートネット+川満信一 著、今福龍太 編
「群島のうえを吹き荒れた歴史と文化の衝突と混濁の暴風雨が、すべてをまきこみ、あらゆるゴミを掃きだし、天地を洗い清めたあと、世界を貫く群島の ヴィ ジョンへと至る曇りのない詩が、即興の声としていま響きわたろうとしているのです。このカケロマ島にも。宮古島にも。アイルランド島にも。」
――今福龍太「マイケル・ハートネットから川満信一へ」本書より
●本書の紹介
英 語から決別しゲール語に回帰した孤高のアイルランド詩人、マイケル・ハートネット(Michael Hartnett 1941 – 1999)、宮古出身のパナリ(離れ島)の詩人思想家、川満信一(1932 – )による「夢の声合わせ」としての詩集。両詩人のエッセイ、および編者である人類学者・批評家、今福龍太の語り下しの解説も付す。
叢書 群島詩人の十字路
アルフレッド・アルテアーガ+高良勉詩選
アルフレッド・アルテアーガ+高良勉 著、今福龍太 編
「父祖と民族の土地に深く根ざしつつ、出奔と流浪の衝動に抗うことができず、錯綜した人生の経路のなかで、土着と移動のあいだの張力を測りながら島 渡りを つづける一群の詩人がいる。私がここで「群島詩人」と呼ぼうとするのは、そんな意識の島々が浮沈をくりかえす茫漠たる多島海を偶さか自らの故郷として生ま れ落ちた詩人たちのことだ。」
――今福龍太「編者から読者へ」本書より
●本書の紹介
英語とスペイン語とナワトル語のはざまで書くチカーノ(メキシコ系アメリカ人)の詩人、アルフレッド・アルテアーガ(Arfred Alteaga 1950 – 2008)と、「ヤマト/沖縄」のボーダーで歌う琉球弧の詩人、高良勉(1949 – )によるコラボレーションとしての詩集。両詩人のエッセイ、および編者である人類学者・批評家、今福龍太の解説も付す。
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イレギュラー・リズム・アサイラム
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