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神戸のパン屋さん「ameen's oven (の黒パン文庫)」から素敵な贈り物が届く。ダイアン・デ・プリマ (wiki) の詩集『Revolutionary Letters』(City Lights, 1971) の和訳ジン『革命への手紙』(中山容 訳)。タイトルに合わせた作りになっていて(ぜひ実物を見てほしい)、デ・プリマの詩と接するには最適な形と思える。一般に流通する本ではとうていかなわない強い印象を、読む人に残すはず。
それと、シュトレンというクリスマスの焼き菓子もいただきました。
『革命への手紙』は20冊あずかってます。無料で配布してます。
本書からの一部:
#21
あなたは
土地をわがものにして
他人の労働を(株券とか工場とか金とか
利子めあての借金とか)ですきかってにする
権利があるか?
それと収穫と車とバクダンをおとす
ひこうきとで、あなたはなにを得たか、
不動産をわがものにして
他人から金をとれるのか。
水はだれのものか
空気はだれのものか
資源はドンドンへっている
アメリカンインディアンはこういう
「ひとは自分の馬ではこべるだけしか
わがものにできない」
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