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イレギュラー・リズム・アサイラム
160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
新しいホームページ: http://ira.tokyo
営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)

IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo 160-0022
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
website: http://ira.tokyo
Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)
ワンダーウォール・キャンペーンの回顧と展望(仮称)【後編】
(「イルコモンズのふた」からの転載)



▼ 「ワンダーウォール・キャンペーン→ワンダーウォール・プロジェクト→わんだーうぉーるプロジェクト→わんだーうぉーるキャンペーンとタイトルを微妙に変 更しながら、パレスチナの壁にやっと辿り着きました! タイトルが結局、ワンダーウォール・キャンペーンって当初のアイディアに戻ってきたのが個人的には感動的です。」(ハ)

▼「"アナーキストで・よ・か・っ・た"と思った日、2008年2月6日。」(イ)

▼「わたしもまったく同じように、隔離壁にポスターを貼り付けをしたことよりも、今回の共同作業にものすごい可能性を感じました。どこかになにかを決める 代表者がいるわけでもなく、絵のよしあしを決める人もなく、すべての作者の絵をはり、また誰の絵だかわからなく、元からあった絵と時間を越えてひとつに交 じり、破れかけた絵は修復され、絵は政治的である必要もなく、絵の描き方は自由であったこと。おのおのがうまいことNETを利用して、勝手に文章を引用し あって、ひとつの文章にして、広められたこと。短時間にもかかわらず、ひとりひとりが迅速に絵を描き、送り、回収し、送り、受け取り、行動し、レスポンス が返せたこと。現地ではコーディネートする人がいて、フィルムをまわす人がいて、写真をとる人がいて、モデルになる人がいて、作業をする人がいて、そして また日本にレスポンスを返す人がいたこと。 どこの部分も重要で、必要枠で、どこかに中心があるわけでもなく、自由参加で、自然発生的で即興的であったこ と。遠くの問題をネガティブに考えればいくらでも落ちることはできるけど、それをおもしろいことに転換し、身近な問題に近づけること。こうしてめぐりめ ぐった縁がなによりも、おもしろかったこと。まさに宴そのもの。ほんとうによかった。みなさま、愛しています!!また、なにか一緒におもしろこいことしま しょう!!以下はアルゼンチンからパレスチナに活動しにきた写真家のLINAの写真展です。転用はご自由に!また、どんどんまわしてください。展示大歓 迎!! 」(志)

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▼WEB版「ワンダーウォール・キャンペーン」展







座頭市のブランド・アタック


岡本太郎の「殺すな」の眼


RLLの座頭市、IRAのNO-G8、イルコモンズの.T.C.D.C.、Banksy のグラフィティ

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▼YouTube版「ワンダーウォール・キャンペーン」TV


▼[YouTube]http://www.youtube.com/watch?v=_UCG2DRzQuQ ▼[YouTube]http://www.youtube.com/watch?v=6Cr-c9Sjy10


▼[YouTube]http://www.youtube.com/watch?v=HMS27mVqmpM
▼[YouTube]http://www.youtube.com/watch?v=2y_4hQR1D2I
「イ スラエルの若者は「この壁はなくならなくてはいけない」と語った。そして、パレスチナの女子学生は「この壁のことはあまり考えないようにしている。友達の 家族がイスラエル軍に殺された」と語ってくれた。(...) そして、ふたりは握手をしてお互いのメールアドレスを交換していた。いつの日かこの妊婦Tシャツのように、イスラエル人とパレスチナ人の間に子どもが誕生 する日が来るかもしれない。これは壁と殺しの連鎖を打ち破るひとつの策かもしれない。」志)
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▼「わたしは編集作業のためにビデオクリップ監督クリス・ランシーと、4日前ヘブロンの事務所に帰ってきました。3週間前、わたしはヘブロンで国境兵隊に 逮捕されそうになり、すかさず逃げました。だいぶ時間も経ったからもう大丈夫だと思ってヘブロンに帰ってきました。しかし、そんなに兵隊さんもやさしくは ないようで、今、兵隊さんがわたしを探しているそうです。地元の人たちに逃げろと忠告されました。この間は、わたしのことを知ってる他の兵隊さんに「I WANT TO KILL YOU!I WANT FUCK YOU」といわれました。だから、「お前は俺と死姦がしたいのか?」と聞き返したら黙っていました。とにかく、以前わたしが兵隊さんから逃げたことを怒っ ているようでした。昨日は、ワンダーウォールキャンペーンの素材集めに、ビリン村のデモへゆきました。そこでイスラエル兵の撃ったラバーコルテット(ゴム 弾)が横っ腹に当たりました。たいしたことはなかったのですが、痛かったです。先先週のビリン村のデモで目にゴム弾を受けた日本人の方は、いまだに目が見 えません。しかしながら、いい素材が集まりました。まだまだ編集や写真などのUPをしたいのですが、とりあえず、このあたりでワンダーウォール報告を終わ りにしたいと思います。また、日本に映像や写真を送りますので、展示や編集などよろしくお願いします!(現在、ビデオクリップ編集中ですが、NET上に載 せれそうにありません。日本に送ろうと思っています。) パレスチナへきてイスラエル兵にいろいろやられたぶん、今回のワンダーウォールキャンペーンはわ たしなりの反撃ができました。物理的テロリズムではなく、詩的テロリズムを。ハキム・ベイ並びにハーポー部長、詩的テロリズムごろ入りTシャツありがとう ございました!そして、わが友たちに感謝!そろそろ、また逃げる時間がやってきました。また、必ずこの地に戻ってきたいと思います。疲労と逃げ帰る悔しさ の中、わたしは新たな、おもしろいものを求めて旅したいと思います。 」(志)

▼「いまの日本の美術メディアは深刻な「機能不全」をおこしているので、このキャンペーンに関するコメントも記事も何も期待していない。そのかわりに、建 築家・ルイス・カーンのことばを引用して、この「ワンダーウォール・キャンペーン」の参加者全員に贈りたいと思う。(イ)

「人は、ひとり他から離れて仕事をすることができます。しかし、それでも、ひとつの考えを得た時、あなたがまことによき人であるならば、その考えを誰か他 人に話さずにはいられないでしょう。あなたは、その考えをすぐに、分かち合いたいと思うのです。隠しておきたくないのです。ある意味で、それは私たちの本 質です。その考えが、盗んだものだったなら、あなたは一生嫌われることになるでしょうが、伝えるということは、すべての人が持っている衝動です。そうせず にはいられないのです。その意味において、私たちは誰もが教師なのです。なぜなら私たちは考えを分かち合いたいと願うものであるからであり、そしてまた、 考えを分かち合うことには、もうひとつの意味があります。もうひとつの意味とは、考えを分かち合うことによって、その正しさを知ることができるからです。 その考えの正しさが、ひとりの感性豊かな人によって認められることは、百万人の人の合意を得るに等しい。このことは数学の問題を扱っている時には正しくな いかもしれないが、美的な問題、芸術に関しては正しいのです。その人が正直な人で、そしてあなたに何を感じたかを話すなら、あなたは大きな同意を得ること になり、それはあなたの魂をふるわせることでしょう」(ルイス・カーン「デザインとはフォームからかたちへ向かうこと」)

▼「もうひとつおまけに、アートについてのヴォネガットのことばも引用しよう。」

「大学でよく講演をやっていた当時、わたしはこういった。「みなさん、芸術に手を染めなさい。どんなにまずくても、どんなにうまくても、それでみなさんの 魂は成長します」と。みんなが芸術をやるのはそのためだ。有名になりたいからでも、金持ちになりたいからでもない。自分の魂を成長させるためだ。美術批評 をいろいろ読んで不満を感じるのは、それがみんなから絵を描きたいという意欲を奪うことだ。ダンスの批評も、みんなから踊りたいという意欲を奪うことだ。 それじゃ、いけない。だれもが絵を描くべきだ。やってみると、なかなか気分のいいものだしね。だが、批評家にいわせると、斬新でないとだめ。まるで芸術に も進歩が必要だ、といわんばかり。冗談じゃない、進歩をめざす必要はない。芸術は一種のいたずらだ、美術家はいたずら小僧だ。実際にはなにも起きてない が、彼らはみんなを感情的に反応させようとする。芸術をまなぶのは、自分のたましいを養なうためで、出世するとか、有面人になるとか、金持ちになるとかの ためじゃない。あくまでも人生の過程だ。芸術は、食事や、セックスや、運動と同じで、成長に不可欠なものだ。それによって人間は自分が何者かを発見でき る。以前のわたしはよく聴衆に議論をふっかけたものだが、いまはもうそんな機会もない。もしそんな機会があれば、こういうだろう。「今夜、ひとつ詩を書き なさい。それをできるだけいいものにしていく。四行、六行、それとも八行。できるだけいいものに。ただし、その詩のことはだれにも話さない。誰にも見せな い。やがて、そして、これ以上にならないと満足したら、原稿をビリビリ引き裂いて、ほうぼうのゴミ箱へばらばらに捨てれば、自分の努力の完全な報酬を受け 取ったことがわかります」。それが創造という行為であり、そこから大きな満足が得られるわけだ。」(カート・ヴォネガット「すべて成し遂げた後の憂鬱」)

「いかなる権力によってもコントロールすることのできない協働と愛と自由と遊びが無垢のままに通い合い、互いに連絡しあっていること、これこそが「表現するアナーキスト」であることの抑えがたい快活さと歓びなのである。」(イ)

▼以上、「第一次グラフィティファーダ」完了

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▼佐藤澪(もりのかいぎ)「パレスティナとイスラエルに温泉の湯気は立ちますか?」
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▼ユミソン「ワンダーウォール!」
http://art.yumisong.net/log/eid643.html
▼EASY Net「パレスチナの分離壁とグラフィティ」
http://easynet.exblog.jp/7387604/

[画像]
▼「わんだーウォールキャンペーン1 撮影LINA M ETCHESURI」
http://mixi.jp/view_album.pl?id=10822462&mode=photo
▼「わんだーウォールキャンペーン2 撮影LINA M ETCHESURI」
http://mixi.jp/view_album.pl?id=10831671&mode=photo
▼「素人写真館・撮影 クリス・ランシー+キトウセイシ」
http://mixi.jp/view_album.pl?id=10790632&mode=photo

[ダウンロード]




▼RLL「ナチラエル」

▼RLL「Blind Attack」

▼イルコモンズ「T.C.D.C.」
[動画]
▼「ワンダーウォールキャンペーン YOUTUBE編1」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=709935848&owner_id=5635310
▼「ワンダーウォールキャンペーン YOUTUBE編2」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=709951378&owner_id=5635310
▼「ワンダーウォールキャンペーン YOUTUBE編3」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=709967681&owner_id=5635310

[おまけ]
▼トーキョーワンダーウォール都庁2007
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/wonderwall/index.html
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