TOKAS Residencyの滞在プログラムで来日中のRizki は、インドネシア・バンドンを拠点に活動するアーティストです。バンドンではキュレーション・プラットフォーム「Indeks」を運営。また、映像作家としては制度化された情報とイメージの物質性にまつわるテーマを用いて拡張映画を制作しており、日本では山形国際ドキュメンタリー映画祭やイメージフォーラムフェスティバルなど数々の映画祭で作品が上映されてきました。
新宿IRREGULAR RHYTHM ASYLUMでは、彼がこれまで制作してきた映像作品の上映をおこない、いま日本で何をしているのか、これからの展望についてトークをしてきます。
Synthetic Archives – Film & video works by Rizki Lazuardi
日時 2024年11月24日(日) 開場18:30/開演19:00
会場 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(新宿区新宿1-30-12-302)
司会・通訳 Takuro Kotaka(アーティスト)
入場料 投げ銭
Rizki LAZUARDI(アーティスト)
1982年インドネシア、スマラン生まれ。バンドンを拠点に活動。2020年ハンブルク美術大学(ビジュアル・アーツ、フィルム)修了。
主に映像と拡張映画の分野で活動するアーティスト。制度化された情報とイメージの物質性にまつわるテーマで作品を制作。彼の作品は数多くの芸術祭や展覧会、芸術機関で発表されている。バンドンを拠点とするキュレーション・プラットフォーム「Indeks」を運営。
<作品 / パフォーマンスについて>
ラズアルディの作品群は、オーディオ・ヴィジュアル映像に内蔵される制度的な効果を活用している。彼の拡張映画インスタレーションと実験映画ではしばしば、検閲および資料保管のジェスチャーと物質性が用いられる。近年は、2つの無関係なストーリーや歴史、またはただのイメージを並置する作品制作を通じて、新たな物語を編み上げることを試みている。
(TOKASのHPより転載)
小鷹拓郎(アーティスト)
1984年 埼玉県生まれ。社会の分断を抱えた地域でフィールドワークをおこない、ドキュメンタリーとフィクションを往来するアートフィルムを制作。問題の当事者や専門家と協働しながら、表現規制や検閲、現代社会の抜け穴を模索する。近年はサブリミナル効果やモールス信号といった技法を導入したモキュメンタリー映画を発表。
主な展覧会に北アルプス国際芸術祭2024、ジャカルタビエンナーレ2009、奥能登国際芸術祭2017など。主な映画祭にドイツ・オーバーハウゼン国際短編ドキュメンタリー映画祭2009、インドネシア・ジョグジャNETPACアジアン映画祭2021など。2017年度文化庁新進芸術家海外研修員、2019年度ポーラ美術振興財団在外研修員。
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