イレギュラー・リズム・アサイラム
160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
新しいホームページ: http://ira.tokyo
営業時間 13:00〜20:00(月・水定休)
IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
1-30-12-302 Shinjuku, Shinjuku-ku Tokyo 160-0022
tel:03-3352-6916 | email: info@ira.tokyo
website: http://ira.tokyo
Opening Hours 13:00〜20:00 (Closed on Mondays and Wednesdays)
↑コペンハーゲンの自転車事情(Streetfilmsより)
明日は、2wheels4changesの自転車教室。みなさんぜひ遊びに来て下さい。楽しみましょう。ちなみに、IRAはお休みです。
イベントにあわせて自転車ネタをいくつか。
・自転車の普及率はかなり高いのに、道路は相変わらず車最優先の設計で、歩くのも自転車に乗るのも危なっかしくってしょうがない日本。おまけに道路には、「いやいや、問題はそこじゃないでしょ」とツッコミたくなる規制やルールばかりが増えていく。たまらないですね。コペンハーゲンでは、上の映像のように、みんなのびのび自転車に乗ることができます。エコエコ言ってるなら見習ってもらいたいもの。
・以前、雑誌『オルタ』2009年7・8月号にIRAナリタが書いた自転車記事:
ドイツには「トラック一杯の新薬より一台の自転車」という諺があるのだそうで、それくらい自転車は健康にも良い乗り物とされている。僕が自転車に乗るのは、健康よりも財布の中身の心配(移動費がかからない)からだが、東京のような都市で自転車に乗ることが健康に良いとは、あまり大きな声では言えない。クルマの排気ガスを大量に吸い込むことになるし、簡単に人を殺傷できる速度で傍らを走り抜けるクルマに、常にビクビクしながら、小さくなって走ることを強いられるからだ。 現行の道路交通法において自転車は、自転車道がある区間と「歩道通行可」の標識がある歩道を除き、原則として車道の左側を通行しなければならない。たしかに、自転車は車両だから、歩道を走るべきではないだろう。じっさいヨーロッパの都市では、自転車の歩道での走行は危険なので禁じられ、代わりに自転車レーンがあることが多い。では、法律どおりに車道を走れるかといえば、車道はクルマに占拠されてしまっていて、自転車で走行するには障害が多すぎる。これだけ利用者が多いのに、自転車の立場は非常に曖昧なままだ。放置自転車の撤去など、表面的な対策に力を入れてる場合ではない。人や環境を脅かし続けるクルマを最優先するような交通システムは、「トラック一杯の新薬より一台の自転車」という諺がちゃんと通用するくらいに、根本的に改められるべきなのだ。
・まったく健康的とはいえないが、去年来日したBLACK LABELの企画で、今年もニューヨークでは変態自転車集会BIKE KILLが開かれた(Todによる写真はここにたくさん)。これがホントの「馬鹿騒ぎ」。あれダメこれダメうるせー中では、これくらいの大馬鹿騒ぎをしてみたい。毎年ケガ人が出るのは当たり前らしいけど、車最優先の道路よりはたぶん危なくない(とりあえず死者はゼロ)。
・自転車でもなんでも、流行やらブランドやらに振り回されるのはウンザリ。ゴミと廃棄物だけでも遊びは自分たちで作れる。
0 Responses to 'トラック一杯の新薬より一台の自転車'